mixiユーザー(id:9389954)

2026年05月29日23:20

31 view

「みなし上下分離方式」でも、か。

■名鉄広見線の一部廃線へ=採算悪化で、時期は未定
(時事通信社 - 05月29日 17:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=8805632
名古屋鉄道は、利用者の減少により採算が悪化していた広見線の新可児―御嵩間7.4kmを廃止する方針を明らかにした、ですか。犬山線の犬山から北東に向かい(名鉄名古屋方からはスイッチバックとなる)、新可児(JR太多線の可児駅が乗り換え駅)でスイッチバックして明智(かつてここから八百津線が分岐していた)を経て御嵩に向かうのが広見線で、一度だけ利用したことがあります。当時は、犬山線からの直通が新可児まで(少数ながら御嵩まで行く列車もあった)あり、八百津線と新可児―御嵩間の一部がディーゼルカーが使用されていましたが、八百津線が廃止され、新可児で運行系統が分断されるようになったようです。manaca等の交通系ICカード全国相互利用サービスは新可児までが利用可能区間ですが、その先、御嵩までは適用外の区間となっていて、利用者の減少を示す現実の一つと言えるかもしれません。
広見線の新可児―御嵩間の沿線自治体である岐阜県可児市、御嵩町、八百津町の1市2町は鉄道の存続に向けて名鉄と協議、昨年、一旦「みなし上下分離方式」(線路などの鉄道施設を保有・管理する事業主体と列車を運行する事業主体を法的に完全分離する通常の「上下分離方式」とは異なり、施設の名義や保有権は鉄道会社に残したまま、インフラの維持や更新にかかる維持費用を自治体が公的支援として実質的に負担する手法。具体例としては、群馬県の上信電鉄、上毛電気鉄道)の導入での存続を選択し、名鉄との協議を続けることとしていました。
その詳細は、可児市のWebサイト
https://www.city.kani.lg.jp/25286.htm
並びに可児郡御嵩町のWebサイト
https://www.town.mitake.lg.jp/portal/life-process/land-park-road-traffic/traffic/post0091396/
にありますが、約1年の協議と検討の結果、次の4つの理由
1:低燃費車の普及、道路整備等による車社会のさらなる進展、人口減少、少子高齢化、生産年齢人口の減少により、利用者の減少に歯止めが掛からず、恒常的な利用者増加が見込めない。
2:みなし上下分離方式として、沿線市町が担う“下”部分の財政的負担 (3.4億円/年)が大きく、他の住民サービスへの影響が避けられない。
3:近年の物価高騰や人件費上昇により、事業費、沿線市町負担額が今後さらに増える可能性がある。
4:みなし上下分離方式の性質上、災害時には沿線市町が担う“下”部分の復旧費用を負担する必要もあり、突発的費用負担への対応が難しい。
にて、「みなし上下分離方式」の導入を断念、バスなど代替手段の準備を進めることとなった次第。廃止時期は「未定」としていますが、「2028(令和10)年度末まで運行を続けるよう名鉄に要望していく」。名鉄曰く「民間事業者の自助努力だけでは存続は難しい」とのことですが、それゆえ、協議と検討を重ねてきた訳であり、「万策尽きた」ということなのでしょう。
八百津線や三河線の電化を廃止した区間や岐阜市を中心とした600V区間(揖斐線、谷汲線、美濃町線、岐阜市内線)の時も、当時存続に向けての努力を重ねた中で「万策尽き」て廃止となりましたが、それらと同じ運命ということなのでしょう……。

1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2026年05月>
日 月 火 水 木 金 土
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31