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2026年04月01日19:26

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「小原庄助さん」「次郎物語」生き続ける清水宏:シネマヴェーラ渋谷��

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「小原庄助さん」1949・新東宝・白黒35mm。監:清水宏。脚:岸松雄。撮:鈴木博。編:空閑昌敏。美:下河原友雄。音:古関裕而。出:大河内傳次郎・風見章子・飯田蝶子・清川虹子・坪井哲・川部守一・田中春男・清川荘司・宮川玲子・杉寛・鮎川浩・鳥羽陽之助・日守新一・赤坂小梅。
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主題歌『小原庄助さん』作詞:野村俊夫。唄:赤坂小梅・伊藤久男・鶴田六郎・久保幸江、『懐かしの乙女』作詞:西條八十。唄:霧島昇・奈良光枝。音楽は全体を通して古関裕而らしい延びやかで前向きなもの。そして”小原庄助さん”は会津では元々放蕩者の代名詞です。
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因みに郡山駅の駅弁福豆屋では定期的に限定で「小原庄助弁当」を販売しており、民謡『会津磐梯山』にも小原庄助が登場(ただし小原庄助の下りは昭和初期に追加されたもの)する事で全国的に小原庄助の知名度が高まったのが分かります。
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ロケ地ですが風景が設定の会津と合致しません。屋敷は『湯山家』だそうで、ここは静岡県裾野市御宿に現存するのがGoogleストリートビューで確認出来ます。周辺の風景もよく合致するので、ロケ全体がこの地で行われたものと推測します。バスは日燃式木炭ガス発生装置が付いた
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『スミダM型』で、その特徴から会津乗合自動車社のマーキングを施された東宝所有のロケバス兼用大道具だと思われます。主役に負けない味わい深い存在感を出しているのが【おせき婆さん】で、飯田蝶子が出演する映画にハズレ無しと改めて思います。特別出演で唄う芸者歌手の赤坂小梅も必見。
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「次郎物語」1955・新東宝・白黒35�弌�BD)。監脚:清水宏。原:下村湖人(青年・新風土連載)。撮:鈴木博。編:後藤敏男。美:鳥居塚誠一。音:斎藤一郎。出:大沢幸浩、市毛勝之、木暮実千代、望月優子、花井蘭子、竜崎一郎、池内淳子、阿部寿美子、中山昭二、友山幸雄、渡辺四郎、渡辺政江、多勢まゆみ、賀原夏子。
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原作第一、二部の映画化で戦後初(その後も何度も映画ドラマ化されている)。例によって下積み時代の石井輝男が助監督です。余談ながらNHKのドラマ版(1964)では次郎を子役時代の池田秀一(ガンダムの赤い彗星)や父を久米明(ハンフリーボガートやアレックギネスの吹替)など後の人気声優が出演。
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原作は佐賀県神埼が舞台ですが、本作のロケは長野県上田市周辺だそうで特徴的な独鈷山もハッキリ映ってます。日本家屋マニアは鼻血が出そうなロケ映像多数。またバス映画の清水監督らしく駅馬車も重要なアイテムとして登場。一方、情報が無い修学旅行シーンは景観から天竜峡の可能性が高いと思います。
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造り酒屋は塩田平の『若林醸造』で現存し、HPにロケについての記述があります。https://www.tsukiyoshino.com/post/20210701?srsltid=AfmBOopYFXXl9ZMUKImBf4gM_-ix2Cn8XUX2dJKgU6cfbJcyg_WGYFqQ

版元に返還されるフイルム缶は誰も注目してません。男性トイレのドアは修理が完了しスタッフの方と「良かったですね」とか会話したり。一方来客の質は悪く、映画学校の課題だから仕方なく観てる若者が後席の視界を塞ぐよう乗り出したり、前席を蹴飛ばしたり。満員なのに荷物を隣席に置いて頑として譲らない老人とか多数。
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