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2026年01月02日09:55

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松原照子の「世見」(転載)

本日の世見  2026年1月02日(金曜日)

『正月料理』

お雑煮は召し上がられましたか?
このお雑煮は、室町時代の貴族の宴席で、お正月料理とは限らずに出されていたと言います。
お正月の祝い膳として庶民に定着したのは、江戸時代だそうですよ。
お雑煮とは、いろいろな食材を一緒にして煮込んで作る料理です。
各地のお雑煮もいろいろですね。

我が家では、母が作ってくれていたお雑煮を、今は私が作っています。
母のお雑煮は、福岡県流でした。
あご(とびうお)で出汁を取ったすまし汁に、大根、人参、里芋などの野菜と鰤を入れ、丸餅は焼かずに煮たものを使います。
父は香川県生まれなので、本来なら白味噌仕立ての汁に、あんこの入った餅を入れるお雑煮が好きだったようです。
東京では、醤油仕立てのすまし汁に、焼いた切り餅(角餅)、鶏肉、小松菜、人参、蒲鉾などの具沢山のお雑煮だとか。「江戸雑煮」なんて、かっこいい料理名だと思ったりします。

お節料理は、年々洋風や中華風もプラスされてきた気がします。
今では気軽に買えるお節料理ですが、一昔前は、12月の暮れの母親は、どこの家でもお節作りで忙しそうでした。
私がお節料理の中で大好きなのは、伊達巻、田作り、黒豆、なます‥‥。
もちろん数の子も大好きです。
特に黒豆は、母が「魔除けに効果がある」と言っていたので、必ずいただきます。
父は「今年もマメに働くぞぉー」と言って、黒豆をあて(つまみ)に、熱燗を美味しそうにいただいていました。
数の子は「子孫繁栄」、伊達巻は「勉学向上」の縁起物とされています。伊達巻はどうやら形が書物の巻物に似ているからのようです。
受験生には、お正月料理として伊達巻を勧めてみてはいかがでしょうか。
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