■「ルフィ」幹部、二審も懲役20年=広域強盗、小島被告の控訴棄却―東京高裁
(時事通信社 - 12月19日 19:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=8602258
こんなことをいうのも、小島は強盗致傷幇助で起訴されているからです。
ほう助犯というのは、共同正犯と違います。
典型的には、
ナイフで刺したのは別の犯人だが、被害者の体を抑えつけた。→ 共同正犯
強盗に入ると知っていながら、ナイフを貸した。→ ほう助犯
ということでしょう。
もちろん、ちょっと考えればわかるように、ボーダーラインはたくさんあるでしょう。見張り役や運転手などです。また、強盗することを知らないで送り迎えしたなどのケースは、無罪でしょうね。
それはともかく、小島は、ほう助犯として裁判にかけられました。
刑法には、
第六十二条
1 正犯を幇ほう助した者は、従犯とする。
2 従犯を教唆した者には、従犯の刑を科する。
第六十三条
従犯の刑は、正犯の刑を減軽する。
という規定があります。つまり、小島の二十年は、負けてもらっての二十年です。
一連の事件の中で犯情が重いのは、
死者が出た狛江事件、意識不明の重体が続いている広島西区の時計貴金属買い取り専門店事件
の二つですが、小島は関与していません。死者が出ない事件の、主犯ではなくほう助犯ですら、20年。
だから、死者と死者同様の重体者が出た、この二つの事件の主犯である今村磨人は死刑の可能性が高いです。(私は死刑制度反対ですが、それは別の問題として)
小島の報道は、
強盗致傷として起訴されたのではなく、ほう助だ、
小島がらみで死者は出ていない
この二つを強調しないと、
小島でさえ二十年。オレは未成年だから十年で、五年くらいで出て来れる
と勘違いするのが出ます。
刑罰が抑止力だというなら、ここをきちんと報道しないといけません。
悪い奴は、恐ろしく自己中心的だからです。
その自己中心性は、自分勝手、自分さえよければいいという生易しいレベルではなく、病的な認知のゆがみです。
市川四人殺しの、関光彦のように、自分は死刑にならないと思い込んだり。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E5%B7%9D%E4%B8%80%E5%AE%B64%E4%BA%BA%E6%AE%BA%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
いや。悪い奴だけではありません。
たまに、勉強のできないヤツで、自分は東大に合格すると思っているヤツがいます。
大学生でも残念ながら、さすがに、まれにですが、
「自分は偉い。だから、教授たちの教える内容が正しいか、判断してやる」
と考えるのがたまにいます。そういうやつは、欠点を指摘すると、聞こえないふりをしたり、「発狂」します。
こういう現実があるから、
首絞められたくないから、死刑があれば悪人は悪事を働かなくなるだろう。
という江戸時代式の考えではなく、
認知の歪み
に向き合う、現代風の刑事政策が必要だと思います。
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