ザ・シックスティーン演奏会
ハリー・クリストファーズ指揮、ザ・シックスティーン
2025年11月24日(月)、アクロス福岡シンフォニーホール
先月末、福岡シンフォニック合唱団のコンサートのプログラムにチラシが入っていてこの演奏会を知りました。21年ぶりの来日だそうで、奥方がぜひ行きたいというので、WEBチケットの取り扱いを見たところ、まだけっこう空きがあって購入できました。ただ、海外からの公演なのに一月前でこの状況ということは、あんまり売れ行きがよくないともいえるわけでf^^;。実際に会場の後方は空席が目立っていました。
海外のアカペラ・グループというと、昨年聴いたイギリスのタリス・スコラーズが有名。ザ・シックスティーンも同様にイギリスのアカペラ・コーラスですが、タリス・スコラーズと違うのは、ルネサンス期の音楽だけでなく現代曲もレパートリーにしている点でしょう。プログラムには、「パレストリーナ生誕500年記念」に加えて「ペルト生誕90周年」とも書かれていて、前半・後半それぞれにパレストリーナの曲に挟まれる形でアルヴォ・ペルト(1935〜)とジェイムズ・マクミラン(1959〜)の曲が1曲ずつ挿入される形で構成されていました。およそ500年の幅がある楽曲を同列に並べる点でユニークかと。
ザ・シックスティーンといいますが、設立後増員したらしく、現在のメンバーは指揮のクリストファーズを除くと18人いました。タリス・スコラーズが10人だったのと比べると倍近い。でもそれでアンサンブルが粗くなるということはなかったと思います。素晴らしいハーモニーです。曲によって3通りくらい並び方を変えていて、おそらくは声部の数に合わせたものではないかと。
いちばん数を歌ったパレストリーナは、正直みっちの耳にはあまり違いがわからないもので、きれいではあるんだけど、題材や歌詞あんまり関係なくない?などと。勉強が足りないかf^^;。ペルトは、切れ切れに歌う「主よ、平和を与えたまえ」が印象的でした。この曲では和音の中に風のような響きが聴こえてきて、エアコンが鳴っているのかとキョロキョロしたくらい(爆)。奥方によれば、不協和音がぶつかりあってこういうことが起こるらしい。当然狙って出してるんでしょうね。
もうひとりの存命作曲家マクミランですが、高音と低音の対比や組み合わせ、リズムの動きなどが面白くて、これがいちばん気に入りました。CD販売コーナーでマクミランの交響曲第5番の初演の録音があったので購入。ザ・シックスティーンはマクミランと協力関係にあるようで、彼のほかの曲も演奏しています。
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