■【速報】ノーベル化学賞に京都大学・北川進さんの受賞決定 「多孔性材料」のひとつである金属と有機物の複合体「多孔性金属錯体」を開発
(TBS NEWS DIG - 10月08日 18:56)
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まことに喜ぶべき、今年二人目の自然科学系のノーベル賞受賞者。
他の東アジア地域にくらべて、文明開化が早いとはいえ、やはり、多いでしょう。
だが、気を付けなければならないのは、「だから、日本人は凄い」などと考えると、人生を失うことになることです。
前から、不思議でしたね。
頭や文化の面で「オレは凄い」と考えると、進歩が止まることです。進歩の原動力とは、なにかをなして「たったこれっぽっちしか達成できていない」あるいは、「ついに他人にわかってもらえなった」という、愁いです。禅宗で最高の境地とされていることです。
中学の時は、単なる道徳的な問題だと考えていました。教師が独善的で嫉妬深かったからです。
そのころから中年期までは、いろいろな問題が乱雑に積もっていました。物事の一面しか見ていませんでした。
教師の嫉妬と独善からくる「謙虚になれ」は、自分が力を蓄えて、他人を嫉妬しなくていい存在になることで自分とは無関係の問題になりました。それで、済んだと思っていましたが…
ところが、「謙虚になれ」とは、他者との関係といった世間知的な問題でも、礼儀作法といった道学者的な問題であるかもしれませんが、それだけではありません。
最大の問題は、本当に進歩が止まることです。
他のジャンルはそうではありません。
野球の投手は「オレは抑えられる」という自信をもった人が抑えられます。
お金は、自己肯定的な「オレが、オレが」という人が稼ぎます。
だから、謙虚さが必要だというのは、勉強独特の問題です。
北川さんがおっしゃる、
「本当に独創的なアイディアは叩かれる」
「無用の用(役に立たないものが役に立つ」は、こういう問題と関係していると思います。
傲慢な者、たとえば、学部でしかない履歴を鼻にかけたりするものは、他人の価値観と合わせて自己肯定しているからです。
他人の価値観は単なる現状でしかありません。
その現状を打ち破るのが、進歩です。
…そんなことを考えさせられました。
ところで、日本は、無茶苦茶なナショナリズムが、戦前はともかく現在では、韓国や中国などに比べて猖獗を極めてないように思います。だから、ノーベル賞も取れると思ったのですが、昨今ではそうでもないようです。
我々は、北川さんでも、大谷選手でもありません。
そこをしっかり認識しないと、本当にアフォになります。
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