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(週刊女性PRIME - 06月17日 17:30)
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大相撲九月場所十三日目、昨日小結安青錦の切り返しに屈して一敗に後退した横綱豊昇龍が大関琴櫻の寄り切りに屈して二敗に後退、一敗で並走していた横綱大の里が関脇若隆景を寄り切りに仕留め、賜杯レースは横綱大の里が一敗で単独トップに浮上、横綱豊昇龍が二敗に後退し、打ち出し後に組まれた明日(十四日目)の取組で、大の里が大関琴櫻に勝ち、結びの一番の豊昇龍が関脇若隆景に敗れた場合、十四日目の段階で大の里が二場所ぶり六回目、横綱として初の優勝が決まる展開となりました。
さて、昨日新小結安青錦の切り返しにひっくり返され不覚を取った豊昇龍ですが、今日の対戦相手は大関琴櫻。立ち合い、横綱が左上手を試みるも威力なく、上手が深過ぎて右差しの大関の圧力に押し潰され、あっさりと土俵を割って、琴櫻の寄り切りで勝負あり。土俵下で正面審判長を務めていた粂川審判部副部長(元小結琴稲妻)が「立ち合いは五分五分だったが、一気に出た琴桜が良かった。前日の負けを引きずってしまったか」とコメントしたように、あっさりと連敗。大関時代から連敗癖を指摘されていたこともあり、そのメンタル面の弱さが課題となっていた豊昇龍ですが、翌日にならないと出現しない「毒饅頭」を食らったかのような連敗で、「横綱昇進4場所目で皆勤1場所」の豊昇龍が、ここに来て姿を現したのかと感じました。NHKのテレビ正面解説の芝田山親方(第62代横綱大乃国)は、立ち合いで大関が先に手をついて待っている中、「横綱は左手を膝に置き、何度も腰を浮かせて上げ下げしていた」と、覚悟が定まっていない豊昇龍を感じたようです。
一方の大の里は、関脇若隆景に右を捩じ込み前に出て、若隆景が上手投げを試みるも腰を割って寄り切り。若隆景とは「力の差」がはっきり表れ、これでは大関トライアルは難しいと感じました。
さて、今日(十三日目)は幕下以下各段で優勝が決まりますが、幕下は東20枚目の島津海(29歳、放駒部屋)が東50枚目の大雄翔(23歳、追手風部屋)を押し出しに退け、7戦全勝で優勝。種子島北部にある鹿児島県西之表市出身で、初土俵は平成24年の三月場所。幕内に上がりましたが左膝を故障して幕下に下がった中での、初土俵から初めての各段優勝でした。
また、三段目優勝は東26枚目の一意(かずま、23歳、木瀬部屋)が、西54枚目の誠雄(20歳、秀ノ山部屋)を寄り切りで制し、7戦全勝で優勝。日本大学から国体など大学6冠の実績を引っ提げ、昨年の七月場所で幕下最下位格付け出しでデビュー、4連勝からの五番相撲で右膝前十字靱帯断裂の怪我をし、4場所連続全休から復帰しての優勝。序ノ口優勝は東24枚目の龍葉山(たつばやま、20歳、時津風部屋)が西15枚目の千代煌山(25歳、九重部屋)を寄り切りに仕留め、7戦全勝。モンゴル出身で明徳義塾高校を卒業。脱臼癖のある右肩の手術を1月に受け、先場所(令和7年七月場所)で初土俵。高校の先輩である第68代横綱朝青龍から「龍」を、部屋の創始者でもある第35代横綱双葉山から「葉山」を貰った四股名で土俵に立っています。
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