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2025年07月04日05:31

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医師に誘導されない

多くの患者は治療に対する知識がないので、医師がやりやすい治療に誘導されてしまっているという側面もあります。手術は基本的に一度しかできないと考えるべきです。再手術をする場合、長い期間を空けないとリスクが高くなるからです。

そのため、外科医は患者の手術後の生活や体の負担まで考えて、「本当にこの患者にとって手術が正しい治療法なのか」ということを、消去法であぶり出していきます。一方、内科医には、「とにかくカテーテル治療をやってみて、先のことはそれから考えよう」といった発想をする医師もいます。

ひどい病院になると、カテーテル治療でステントを入れたあと、抗血小板剤を服用した患者にアレルギーが出て、「あれっ困ったな……」というようなトラブルを起こすことさえあるようです。

大事なことは医師の言いなりになるのではなく、患者側も心臓病の治療に関する知識をしっかり身につけることです。それが自分を守ることにつながるのです。「別の科」を受診するセカンドオピニオンを患者にとって、何が適切な治療かを判断するには、医師の診断能力が重要です。

正当な手続きが踏まれないままカテーテル治療が行われている場合、医師側が自分たちのやり方を患者に押しつけているか、病院の経営的な要素を疑わざるをえません。診察を受けている病院や医師に不安がある患者は、セカンドオピニオンをお勧めします。

内科治療であるカテーテルをするべきか否かの判断は、別の循環器内科医の意見を聞くのがベストです。具体的には、「ほかの病院でカテーテル治療を勧められたのですが、本当に必要ですか」 と、聞いてみるといいかもしれません。

「カテーテル治療か、バイパス手術か」といったように、内科治療か外科治療かの選択で迷っている場合は、診断を受けた科とは別の科を受診するのがいいでしょう。たとえば循環器内科で、「カテーテル治療をやって、必要であればカテーテル以外の治療も考慮しています」と言われた場合は、心臓血管外科医を訪ねてみましょう。

「本当にカテーテル治療を受けなければいけないんでしょうか」と、相談してください。心臓血管外科医も、診断から治療までの知識は持っています。悩んでいる患者に手を差し伸べてくれる医師はたくさんいます。

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