先日、餓鬼草紙の事を書きましたが、
その時、九相詩(くそうし)絵巻のタイトルだけを書きました。
これを書くと長くなるだろうと思ったからですが、
これについて、今日少し調べた事をまとめました。
詳細は、下記をご覧頂きたいと思います。
https://blog.goo.ne.jp/tennnennkozi
九相図は、人間が死んで遺体が放置された様子を描いた図です。
遺体が腐敗してから骨になるまでの段階を描いています。
9段階あるので、九相図です。
死体の変貌の様子を見て観想することを九相観(九想観)と言い、
修行僧の悟りの妨げとなる煩悩を払い、
現世の肉体を不浄なもの・無常なものと知るための修行です。
今の時代では、遺体はすぐに隠します。
テレビのニュース映像では、ブルーシートにくるんだり、
それが出来ない場合は、画像処理をして見られないようにしています。
しかし、餓死による行き倒れなどが多かった平安時代などの古代には、
実際に遺体を見る事がままにあったのではないかと思います。
今よりは、はるかに死が身近にあった時代なのでしょう。
ですから、遺体の経過を描いても、拒否感はなかったのかも知れません。
九相図では、最後に残った骨を焼いて灰にします。
キリスト教など土葬の宗教が多い中で、
仏教は当初から火葬なのですが、
9段階の最終で骨を焼くのは、火葬が念頭にあるからなのかと思いましたが、
どうなのでしょうか?
調べている中で、河鍋暁斎が描いた九相図がある事を知りました。
河鍋は、子どもの頃生首の写生をしたとの話があります。
どんな九相図なのか、機会があれば観てみたいと思いました。
九相図、下記の文化遺産オンラインで観る事が出来ます。
宜しければご覧になって下さい。
https://bunka.nii.ac.jp/db/heritages/detail/538108/8
なお、明日は所用により日記等を休ませて頂きますので、
お含み置き下さい。
【今日の一句】
息絶える ふりして逃げる ゴキブリめ
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