スパイダーマンの宿敵としても知られるマーベルコミックのダークヒーロー、ヴェノムの活躍を描いた人気シリーズの第3作。ヴェノムや前作で戦ったカーネイジら「シンビオート」と呼ばれる地球外生命体の創造主である最強の敵・邪神ヌルが登場し、主人公エディとヴェノムが最後の戦いに身を投じる。
ジャーナリストのエディ・ブロックに地球外生命体シンビオートが寄生したことで生まれたヴェノムは、強靭で真っ黒な肉体と鋭い牙を武器に、長くのびる舌で人を喰らう恐るべき存在でありながらも、エディと一心同体となって強敵カーネイジを倒し、世界の危機を救った。しかし、その戦いの結果、政府機関から追われる身となったエディとヴェノムは、メキシコに逃亡していた。そんな彼らの前に、地球外から新たな脅威が飛来する。ヴェノムらシンビオートの創造主であり、いまは宇宙の果てに封じられている邪神ヌルが、ヴェノムの持つあるものを狙い、シンビオートハンターのゼノファージを差し向けたことで、エディとヴェノムは新たな戦いに巻き込まれていく。
シリーズ過去2作で脚本や製作を務めてきたケリー・マーセルが、今作でも原案、脚本、製作を務めたほか、自らメガホンもとり、映画監督デビューを果たした。共演はキウェテル・イジョフォー、ジュノー・テンプル、リス・エバンス、前作から引き続きの登場となるスティーブン・グレアムら。(映画.comより)
<2024年11月3日 劇場鑑賞>
「ヴェノム」もいよいよ第3弾。無二の親友エディとヴェノムに何が?表題も「ザ・ラストダンス」ですからね、悪い予想もするわけです。
さて今回は、幽閉されていた邪神ヌルが、その牢を開ける鍵を探し求めて部下を放ち、エディたちがその標的となって狙われる、そんな話です。シンビオートと寄生主(今回は人間)との相性って、よほど難しいんですね。1作目でも、博士が何度チャレンジしても失敗してましたものね。たとえそれが屈強な男であっても「寄生主の身体が持たない」とか言って。だからエディとヴェノムは稀な成功例なのです。そこに隠されたキーがあるわけですね。
主には、彼ら(エディとヴェノム)と邪神ヌルが放った使者たちとの攻防のお話です。そこへ、死んだと思われていたマリガン刑事が違う姿で現れたり、閉鎖前に「エリア51」を絶対見ようと果敢に挑むリス・エヴァンスの家族が出て来てエディに加勢したり、思わぬ場所で二人と仲良しだった雑貨屋?コンビニ?のおばちゃんミセス・チェンに再会したり、あるいは、キウェテル・イジョフォー演じる将軍が、エリア51を跡形もなく消滅させるために”非常に強い酸”を撒く装置を使っていたり(これが後に活躍することになります)と、いろいろ枝葉の話が付随しているわけですね。
結論から言うと、エディとヴェノムの深〜い友情物語(泣ける)なのですが、そこにいろんな話を詰め込んだ故、私は少し冗長な印象を受けました。もう少しコンパクトにできたのではないかな、と思います。
それにしても、話の展開がちょっとありがちというか、既視感があるような気がしました。ちょうど同じ頃(いやちょっとずれてる)公開されていた「トランスフォーマー」のオリジン話の映画ともちょっと似ていて(話が。絵や画ではない)。とてもいい話だったけど、やっぱこういうパターンだと、行きつくところは似通って来るのかもしれませんね。とは言え、次回作も必ず見ま〜す。
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