mixiユーザー(id:1417947)

2024年12月13日18:51

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紀州のドン・ファン事件・・・

 和歌山県田辺市の会社社長、野崎幸助さん(当時77歳)が、
 2018年5月に自宅で急性覚醒剤中毒により死亡した
 いわゆる紀州のドン・ファン事件について、
 殺人などの罪に問われた元妻の須藤早貴さん(28歳)の判決が、
 12日、和歌山地方裁判所から出され、無罪を言い渡されました。

 裁判では、元妻が野崎さんに覚醒剤を摂取させて、
 殺害したと認められるかどうかが争点になりました。
 今年9月の初公判以降、検察側は28人もの証人尋問を実施し、
 元妻がインターネットで「完全犯罪」「覚醒剤 過剰摂取」などと
 検索していたことや、
 密売人に接触して覚醒剤の入手を試みていた形跡、
 事件当時、被害者と2人きりだったことなどの
 間接証拠を積み上げて有罪立証を目指していました。

 弁護側は覚醒剤の誤飲や自殺の可能性があるとして無罪を主張し、
 最終弁論では
 「疑わしい証拠があるだけで、間違いなく犯人とは立証されていない」と
 裁判員らに訴え、検察側立証の不十分さをアピールしていました。

 判決では
 「第三者による他殺の可能性や自殺の可能性はないといえるが、
  野崎さんが覚醒剤を誤って過剰摂取した可能性がないとは言い切れず、
  被告が殺害したとするには合理的な疑いが残る」と判断しました。
 弁護側の主張の「薄い灰色をいくら重ねても黒にはならない」が通った形です。

 最近、直接証拠が乏しい事件でも、
 間接証拠の積み上げによる検察側の立証を
 裁判所が有効とするケースが多くなったような印象があります。
  「疑わしきは罰せず」との刑事裁判の大原則がありますが、
 この判決は、その原則に従った、妥当な判決だと思いました。
 今回の無罪判決はこれまでの傾向に一石を投じる判決になるのかも知れません。


【今日の一句】
 集まって 悪事企む 闇バイト


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