大ヒット映画「トランスフォーマー」シリーズの始まりの物語を3DCGで描くアクションエンタテインメント。トランスフォーマーたちの故郷であるサイバトロン星で繰り広げられる戦いを舞台に、若かりし頃のトランスフォーマーたちの友情とトランスフォーム(変形)能力の起源を描き出す。
ロボット生命体トランスフォーマーが暮らすサイバトロン星の地下都市。変形能力を持たない労働ロボットのオプティマスプライム(オライオンパックス)とメガトロン(D-16)は固い友情で結ばれ、いつかヒーローになることを夢見ていた。そんなある日、謎のSOSメッセージを発見した2人は仲間のバンブルビー(B-127)やエリータ-1とともに、侵入を禁止されている地上世界へ向かう。そこで恐ろしい陰謀の存在を知った彼らは、新たに授かった変形能力を使って危機に立ち向かうが、オプティマスプライムとメガトロンの正義感に少しずつ隔たりが生じ始める。
若き日のオプティマスプライムの声をクリス・ヘムズワース、メガトロンの声をブライアン・タイリー・ヘンリー、エリータ-1の声をスカーレット・ヨハンソンが担当。監督は「トイ・ストーリー4」のジョシュ・クーリー。(映画.comより)
<2024年9月23日 劇場鑑賞>
トランスフォーマーのオリジンの物語。長い映画だったけれど、なるほどこういう始まりだったのね、と思いました。最初は人間界かと見まがう世界が描かれます。サイバトロン星。ロボットなのに生まれながらの階級があって、労働者ロボットは変形もできません。エリートの”変形できるロボット”を信じて働くしかなく、地下深くの坑道に放り込まれているロボットもいます。彼らは、いつ枯渇するかわからないエネルギーを確保するために、ひたすらエネルゴンを採掘するという過酷な任務を強いられていて、しかも厳しく管理されています。「もっと働け」みたいに。そして、この星のリーダーはセンチネルプライム。ここは「いつも他の勇者たちと共に、他の星までエネルゴンを探しに行っているが、なかなか見つけられない」との触れ込みで「みんな、今度こそ見つけるから、それまでがんばってくれたまえ」みたいなことを聖人づらで言うのです。が、これが果てしなく胡散臭い。「ウソだよね、こいつ偽物だよね」感が漂い過ぎて興醒めするほど。わざとかもしれんけど。
でも、主人公のオライオンパックスとD-16は、さわやかなセンチネルプライムを心から信じていて、いつか彼のおかげでここが豊かな星になると確信しています。親友同士の二人は、常に助け合っていますが、D-16は真面目タイプ、オライオンパックスは破天荒な奴、と個性は違います。そして彼らの労働を監視している女性上司がエリータ-1です。ある時、オライオンパックスの破天荒が過ぎて上司の監督責任が問われ、エリータ-1はクビになります。そして逃げ回っていた(?)オライオンパックスとⅮ-16は、何か知らないけれど奈落の底へ落ちて、そこで廃品をたった一人で管理しているバンブルビーに出会うのです。そして廃品の中から何かのメモリーを見つけ、それを再生することによって最初のトランスフォーマーの勇者たちのメッセージを受け取ることになるのです。ここから、オライオンパックス・Ⅾ-16・エリータ-1そしてバンブルビーの冒険と真実の追及が始まるのです。
話はとてもよくできていましたし、おもしろかった。ラストの展開も、悲しいけれど「さもありなん」と思ったし(人それぞれ、いやロボットそれぞれ信条は違うし)、深い話だとは思いました。でも、話が人間的過ぎる。なにその「エリジウム」並みの身分の差。思考力があっても、生まれで就く仕事まで決められている「ガタカ」みたいな世界は何?みんなロボットなのに。こんなにリアルな話ならロボットでなくてもよかったんじゃないか、と思いました。ヒネててすみません。まぁバックグラウンドの設定が地球じゃないので、ロボットでなくてはならなかったのかもしれませんが。
画像はとてもきれいでした。さすが3ⅮCG。しかしなぁ・・・いくら袂を別ったからって、その後ず〜〜っと争ってゆくのか(今まで見てきた分の映画ね)と思うと、因縁が深いと言うか、諦めが悪いと言うか(笑)。複雑な気持ちになりました。みんな、いい奴なのに。
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