3日午後11時頃、韓国の尹錫悦大統領が、「非常戒厳」の宣布を発表しました。
尹大統領は、北朝鮮の脅威や「反国家勢力」から韓国を守り、
自由な憲法秩序を守るためだと説明しました。
これについて4日未明、国会議員190人が国会本会議場に集まって、
全員賛成で戒厳令解除を議決し、
尹大統領は戒厳宣言6時間後の4日午前に戒厳解除を宣言しました。
僕は、4日の朝のニュースで知ったのですが、
何か狐につままれたような感じがしました。
その後の報道などを見ると、
尹氏が韓国で40余年ぶりに戒厳令を発動する本当の理由は、
外部からの脅威ではなく、
本人が政治的に追い詰められているからだとの見方が主流のようです。
尹氏は2022年の大統領選挙で保守強硬派の候補として勝利し、
同年5月に大統領に就任しました。
しかし、今年4月の総選挙で野党が圧勝したため、
政府として国会で法案を通すことができず、
リベラルな野党が通過させた法案に
拒否権を発動する程度のことしかできない状況だったようです。
加えて尹氏は今年、いくつかの汚職スキャンダルに見舞われ、
妻は、高級ブランドのディオールのバッグを受け取ったとされる疑惑や、
株価操作に関わったとされる疑惑が浮上していたようで、
このため支持率も低下し、17%前後という低水準で推移していたとの事です。
尹大統領の戒厳宣言に対し、
国会議員などが、軍隊が出動して守っていた国会議事堂に塀を乗り越えて侵入し、
上記の議決を行ったとの事ですし、
尹大統領に抗議するために、多くの市民が集まったとの事です。
今回の宣言で、韓国の民主主義が危ういとの指摘もありましたが、
こうした国家議員や市民の動きを見ると、
逆に韓国の民主主義は正常な感じもしました。
今後、韓国がどのようになるのか分かりませんが、
尹大統領が失職するのは間違いない感じがします。
【今日の一句】
今度こそ そう思いつつ 明日から
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