mixiユーザー(id:12410478)

2024年08月17日08:25

459 view

今、考えていること2 「は」と「が」を巡って。

雨のため、今日の仕事は中止になりました。

昨日の続きを早速始めないといけません。
「は」と「が」の違い。

国語学の説、野田尚史(1996)にまとまられたものを載せます。
ここに書いた反例は、私が作った(考えた)、反例です。

1) 新情報と旧情報の原理― 新情報には「が」、旧情報には「は」
…何を主題にするかの原理

たとえば、
GTRが止まっている
と
GTRは止まっている。

しかし、

反例 ガラナコアップが、飲みたい。
反例 ガラナコアップは、俺たちが名前を聞いたことがない飲み物だ。

というような反例がすぐに思いつく。

2) 現象文と判断文の原理― 現象文には「が」、判断文には「は」
…主題をもつかどうかの原理

現象をありのままに、話し手の主観的な判断を加えずにそのまま表現する文を「現象文」と呼び、現象文の主格には「が」が付く。 これに対して、現象に対して話し手が主観的な判断を加えて表現する文を「判断文」と呼び、判断文の主格には「は」が付く。

現象文/判断文というのは、上のようなことらしい(ぼくは認めない)。
キノコが倒木に生えている。(現象文)
それは毒キノコです。(判断文)
というような現象を言っているのだろうが、

反例 ✕✕山は噴火して、近隣住民は避難した。
反例 英語が合格のカギです

のような反例がすぐ思い浮かぶ。

3) 文と節の原理― 文末までかかるときは「は」、節の中は「が」
…主題をもてるかどうかの原理

父が晩酌をするとき、つきあう。
父は晩酌をするとき、冷や奴を食べる。
という例が、ある日本語教師養成講座にとられていた。

反例 兄は救急車で搬送され、付き添った。
反例 兄が救急車で搬送されたとき、血圧が二百を超えていた。

という例が、簡単に浮かぶ。


4) 対比と排他の原理― 対比のときは「は」、排他のときは「が」
…どう取り立てるかの原理

反例 「(君はいかないかもしれないが)俺は大学に行く。」
反例 「(その他の人ではなく)ぼくがやっちゃんです」

この二例は、「対比」とも排他ともいえる。

5) 措定と指定の原理― 措定には「は」、指定には「が」
…主題を明示するかどうかの原理

くだらないので、コメントの必要なし。

とりあえず、旧来の説批判は、内容的には終りましたが…

ここまでは、研究史。
さあ。これからが、本番です。
10 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年08月>
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031