mixiユーザー(id:32437106)

2024年07月29日21:54

502 view

パリ・オリンピック企画4  男子サッカー D組に属するU-23イスラエル代表の紹介、紛争で揺れ動いたイスラエルのスポーツ界 2023年U-20ワールドカップ、2023年UEFA U-21選手権ジョージア・ルーマニア大会

馬術で、日本代表の西竹一氏が、銅メダルを獲得した。同種目の日本勢のメダルは92年ぶりだった。https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=7959123

  <パリ・オリンピック企画(4)U-23 イスラエル代表の紹介 2022年以降の歩み、相次ぐ紛争で揺れ動いたイスラエルのサッカー協会>

 今回紹介するのは、日本時間7月30日28時に、D組第3節 日本と戦うイスラエル代表である。同国は、若手の台頭により、将来性のあるチームと評価が高い。今回2023年以降、イスラエルのA代表とオリンピックを目指す現在のU-23代表チームの歩みと共に、紛争に揺れ動いたサッカー協会についても取り上げる。

 写真=2023年11月18日、EURO予選に望んだイスラエルA代表、競技場ハンガリーのブタペスト、対戦相手ルーマニア
掲載元 HUFFPOST 2023年12月13日12時31分付け https://www.huffingtonpost.jp/entry/puma-end-sponsorship-of-israels-national-football_jp_6577f60ce4b0db9d2ab6cb46
フォト


� 〜芦鶸覯茵�3)D組第2節 日本 対 マリ戦レポート
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1988082640&owner_id=32437106

 イスラエル関連日記 2024年5月22日付
�◆ゞ枅�する中東情勢 イランのライーシ大統領とアブドラヒアン外相の歩み 2023年ノーベル平和賞イラン人のモハンマディ氏の功績 イランとタリバーンが接近
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1987643106&owner_id=32437106

�� 2024年5月16日付 緊迫する中東情勢 4月20日から5月15日 停戦協議の行方 ラファ侵攻 中仏が停戦を求める共同声明を採択へ
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1987600797&owner_id=32437106

�� UEFAネーションズリーグについて 2024年6月21日付 EURO2024企画(2)初出場ジョージアのサッカー熱 グループF 初戦 ジョージア 対 トルコ戦レポート
第2章 国内のサッカー熱 https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1987842741&owner_id=32437106

 目次
第1章 2023年、欧州サッカー界のイスラエル代表
第2章 活躍を続ける下部カテゴリーの代表チーム
第3章 オリンピック出場を決める

 

   第1章 2023年、欧州サッカー界のイスラエル代表
 
ヨーロッパの方では、2023年3月から、UEFA EURO2024(欧州選手権)ドイツ大会の予選がスタートする。前回UEFA EURO2020は、新型コロナの感染拡大に伴い、大会自体が丁度1年後ろ倒しになり、2021年6月12日から7月12日の日程で開催された。

 大会が終ってはや1年半、既に次の2024年大会を見据えて、各国チーム作りが始まっている。

 現UEFAに加盟する55カ国のうち、開催国のドイツと出場禁止処分が下ったロシアを除き、53カ国が予選にエントリーする。出場枠は開催国ドイツを含め24、Wカップに縁のない中堅国まで出場のチャンスが広がった。

 参加53カ国は、それぞれA組からJ組まで、10組に振り分けられる。一組に5チームないし6チーム入り、ホーム&アウェー方式で戦う。

 2023年3月、6月、9月、10月、11月に、それぞれの月で2試合設けられた国際Aマッチデーに開催する。それぞれの組で上位2カ国、計20カ国がストレートで本戦の出場権を得る。残り3枠は、2022−2023UEFA NATIONS LEAGUEの成績を下に、プレーオフへ参加資格が与えられる。リーグAからリーグDまでのレベルに応じた4つのカテゴリーの中で、AからCに属した国々のみチャンスを得る。プレーオフもカテゴリー別で行う。それぞれAからCまで3つのカテゴリーに、それぞれ4チームが入り、トーナメント方式で争う。それぞれのカテゴリーで上位一チームのみ、本戦の出場チャンスを得る。

 ネーションズリーグは、実力が拮抗した国々同士が、国際Aマッチデーに戦う。2018−2019シーズンから始まり、2年サイクルで行われる。それぞれの国のレベルに合わせて、Jリーグ1部、2部、3部のように、リーグAからリーグDまで4つのカテゴリーが設けられた。AからCのカテゴリーは、それぞれ16チームずつ属し、4チーム×4組に分かれ、ホーム&アウェー方式のリーグ戦を行う。それぞれのリーグ内のグループでトップ通過を果たした上位4チームと、リーグ内のグループ最下位だった下位4チームが入れ替わる仕組みだ。なおリーグAのそれぞれの4組の首位通過を果たした4チームは、翌年6月に行われる一発勝負のトーナメント方式のファイナル4に進む。

 最も下のリーグDは、7チームが属し、それぞれ2つの組に分かれて戦う。

 第1回2018−2019シーズンで優勝したのはポルトガル、続く第2回2020−2021シーズンの覇者はフランスである。2022−2023シーズンは、スペイン、クロアチア、オランダ、イタリアが、6月に行われるファイナル4に進んだ。

 ひそかに注目を浴びているのは、イスラエル代表である。地理的にはアジアに位置しながら1992年以降正式にUEFA加盟国として認められた。

 第3回UEFA NATIONS LEAGUE 2022−2023シーズンは、第2回に続き、リーグBで戦った。抽選の結果グループ2に入り、アイスランド、アルバニア、ロシアと同組となった。2022年6月に4試合、9月に2試合設けられた国際Aマッチデーに試合を行う。なおロシアは、2022年2月24日にウクライナ侵攻により、サッカーチームはUEFAから出場禁止処分が下った。従って不戦敗扱いになる。実質3チームによるホーム&アウェー方式のリーグ戦となった。2勝2分0敗、勝ち点8を獲得し、勝ち点4のアイスランド、勝ち点2のアルバニアを上回り、リーグBの第2グループで首位に立ち、次回2024−2025シーズンのリーグA昇格を決めた。なお不戦敗扱いのロシアが、最下位となり、次回出場禁止処分が解けた場合リーグCから再スタートを切る。

 写真=2022年9月24日に、アルバニア戦を2対1で勝利した後のイスラエルの選手達 掲載元 THE TIMES OF ISRAEL 2022年9月25日付 https://www.timesofisrael.com/israels-soccer-team-beats-albania-2-1-securing-spot-in-2024-play-offs/
フォト
 

 イスラエル代表は、EURO2024予選において、急遽本国での開催が中止された。その発端は、2023年10月7日から始まったガザ紛争だった。イスラエル本国にも戦禍が拡大する可能性があることから、同月に行われるはずの予選2試合が延期された。代わりに、11月に延期され、10日余りで4試合こなした。うち最初の1試合は、代表チームに選手の拘束権がある国際Aマッチデーから外れていた。特別な事情を考慮し、FIFAは、公式戦があるなしに関わらず、各クラブ原則2人までの選手の派遣を義務付けた。

 2023年11月12日(日)国際Aマッチデー外に開催された第8節延期分のコソヴォとのアウェーゲームを0対1で落とした。続く11月15日(水)第7節延期分、ハンガリーで行われたスイスとのホームゲームは1対1の引き分けだった。9節目の11月18日(土)、ホーム扱いの中立地ハンガリーで行われたルーマニア戦は1対2で破れた。最終10節目、アウェーのアンドラ戦は2対0で勝利する。

 6チームが属するグループIの順位は以下のとおりだった。

1位、ルーマニア(勝ち点22)本戦へストレートイン、2位、スイス(勝ち点17)本戦へストレートイン、3位、イスラエル(勝ち点15)、ネーションズリーグの結果PassBのプレーオフへ、4位、ベラルーシ(勝ち点12)5位、コソヴォ(勝ち点11)、6位、アンドラ(勝ち点2)

 第3回2022−2023ネーションズリーグのリーグBで、上位4チームに入ったイスラエルは、予選の結果に関わらず、2024年3月に行われるプレーオフに進む。

 4チームが一組になり、一発勝負のトーナメント形式で争うプレーオフ、PassBの初戦、3月21日にホーム扱いの中立地ハンガリーのブタペストにアイスランドを迎えて戦った。結果は1対4で敗れ、初のEURO進出を逃した。ガザ紛争後、年齢制限のないA代表も、その下の2025年のUEFA U-21選手権・スロバキア大会の予選を戦うU-21代表(対象年齢2002年1月1日以降生まれ)も、勝てない日々が続いている。U-21選手権2025の予選は、6チームが属するグループDに入り、10試合中5試合を消化して、5連敗を喫した。既にグループ3位以下が確定し、早くも本戦の出場権を逃した。

       第2章 活躍を続ける下部カテゴリーの代表チーム

 イスラエル代表の活躍が目覚しいのは、年齢制限のあるカテゴリーである。2022年に、19歳以下の欧州選手権に出場し、イングランドに次ぐ、準優勝に入り、初めて翌年に行われるU-20ワールドカップの切符を獲得した。当初2023年のU-20ワールドカップの開催地は、インドネシアだった。

 写真=2022年のUEFA U-19 Champion Shipのフランス戦で2対1で勝利後のイスラエルのメンバー
掲載元 UEFA U-19 Champion Ship公式ホームページ
https://www.uefa.com/under19/news/0276-157f9cb5ca55-453644e04a48-1000--2022-under-19-euro-semi-final-round-up-france-1-2-israel-en/
フォト



 イスラム教国家インドネシアとユダヤ教国家イスラエルは、外交関係の悪化に伴い、国交さえない。主催国インドネシアのジョコ大統領は、イスラエル代表の参加に理解を示したものの、国内の熱心なイスラム教信者の反対意見を覆せなかった。パレスチナに対する同朋意識が強く、初代スカルノ大統領以来、ユダヤ教を蔑視してきた。1988年にPLOが独立を宣言すると、いち早く国家承認した。政府の公式外交スタンスでは、パレスチナとイスラエルをそれぞれ異なる国家との立場を表明している。イスラエル政府のヨルダン川西岸地域への入植については、「植民地主義」と指弾した。

 ジョコ大統領もムスリムであるものの、スポーツと政治を切り離して考えている。

 以下 アジア経済研究所 引用文
文章:水野 祐地2023年https://www.ide.go.jp/Japanese/IDEsquare/Eyes/2023/ISQ202320_016.html

過去にもインドネシア主催の国際スポーツ大会にて、イスラエルの参加を認めてきた。2022年3月にバリ島で開催された列国議会同盟(IPU)第144回会議にはイスラエルの国会議員が招待されている。3月2日には、ジョコウィ内閣の主要閣僚であり全インドネシア・サッカー協会(PSSI)代表も務めるエリク・トーヒルが「イスラエル代表団の安全は確約する」と宣言していた。さらに、3月末から4月頭にかけて実施された世論調査では、回答者の約71%がイスラエル代表の参加を問題視していないという結果が出ており、U20W杯開催でも政治とスポーツを切り離すことは社会で広く受け入れられた考え方であった。1
イスラエルの参加問題がクローズアップされるようになったのは2023年3月半ばに入ってからである。野党イスラーム主義政党の福祉正義党(PKS)が13日に、イスラーム法学者の最高団体であるインドネシア・ウラマー評議会(MUI)が18日に、イスラエル代表団入国に対して公式の反対声明を出した。これらの政党・組織の反応は想定内のものであり、いずれも政策への影響力は限定的であった。事を大きくしたのは、与党かつ国会第1党の闘争民主党(PDIP)に属する開催地の地方首長がこぞって出した反対声明である。まず14日に、ヒンドゥー教徒が多数派のバリ州の知事イ・ワヤン・コスターが、外交関係を持たないという理由でイスラエル選手団のバリ島への受け入れを拒否した。続く23日には、開催都市のひとつスラカルタがある中ジャワ州の知事ガンジャル・プラノウォが、イスラエル抜きで開催を行うよう反対声明を表明し、論争が加熱した。この直後の26日に、31日にバリ島で実施が予定されていた対戦国カード抽選会が中止された。その後、エリクがFIFA会長ジャンニ・インファンティーノと予定どおりの開催に向けて協議する一方で、ジョコウィ大統領が政治とスポーツの分離を国内で再三訴えた。しかし、そうした努力も虚しく、事態はそのまま29日の開催国権取消へと急展開していったのである。

                    <引用終わり>

2023年3月29日に、大会2ヶ月前になって、インドネシアは開催権を剥奪された。新たに4月18日に、代替開催地にアルゼンチンが決定した。

 U-20ワールドカップは、通常2年に1度奇数年開催である。前回2021年大会は、新型コロナ・パンデミックに伴う、準備の遅れにより、中止された。従って2023年は、4年ぶりの開催になる。日程は5月20日から6月10日、丁度欧州シーズンの終盤と重なった。FIFAのルール上、クラブの主力で活躍する選手の拘束権は、代表チームにない。出場する選手は、ヨーロッパを中心に、クラブの主軸から外れている。

 U-20ワールドカップに初出場したイスラエルは、参加24チームが、4チーム×6組に分かれる、予選リーグにおいて、 コロンビア、セネガル、日本が同居するグループCに入った。初戦のコロンビア戦は1対2で落としたものの、続くセネガル戦は1対1で引き分けた。最終日本戦は、前半ロスタイムに先取点を許し、後半途中退場者を出しながら、2点を取り、2対1で逆転勝利を収めた。グループ通産1勝1分1敗で、勝ち点7のコロンビアに次ぐ、勝ち点4を獲得し、2位でベスト16へ駒を進める。

 写真=日本 対 イスラエル戦の一場面 掲載元 JFA.com https://www.jfa.jp/national_team/u20_2023/news/00032200/
フォト

 トーナメント1回戦では、同2023年AFC U-20アジアカップを制したウズベギスタンを1対0で勝利し、準々決勝でブラジルと戦う。大方の予想を覆して、先取点を許しても、粘り強く追いつき、接線へ持ち込む。試合は延長120分の末に、3対2でブラジルに勝利し、初出場ながら、大会ベスト4進出を果たした。

 準決勝でウルグアイに0対1で惜しくも敗れ、快進撃はストップしたものの、3位決定戦で、2大会連続ベスト4の韓国に3対1で勝利する。初出場ながら大会3位に入ったイスラエルの活躍ぶりは、世界のサッカーファンから賞賛された。なお決勝戦は、ウルグアイが、イタリアに1対0で勝利し、大会初優勝を果たしている。

 予選リーグ第3節の日本戦ではロスタイムに、準々決勝のブラジル戦では、2度リードを許しながら、逆転するなど、接線を物にする勝負強さを秘めていた。大会で株を上げたのはトゥルゲマンである。ドリブル力とスピードを持ち味とし、ブラジル戦での延長115分の勝ち越し点を含め、大会3ゴールを上げた。

 写真=背番号9番トゥルゲマン 掲載元 マッカヴィ・テルアビブのクラブ公式サイhttps://www.maccabi-tlv.co.il/en/2023/06/israel-through-to-u20-world-cup-semi-finals/
 フォト

 近年サッカー界において、若年者のプロ契約が進む。大会に出場する国々の選手は、クラブから給金を貰い、代表チームの成績次第により、協会からボーナスを受け取る。対して、2022年のU-19欧州選手権で準優勝し、翌2023年のU-20ワールドカップで3位に入ったイスラエルの選手は、ほとんどがプロ契約をしていない。代表に選ばれた選手達は、18歳から3年以上課せられる兵役についている。選手達の給料は、兵役の任務につくことにより、国から支払われる。設備が整った環境でプレーする他国との待遇では、大きな格差があった。

  第3章 オリンピック出場を決める

 不利な環境を者ともせず、さらに上のカテゴリーであるU-21代表チームも快進撃を遂げる。

 6月21日から7月8日の日程で、翌年のパリ・オリンピックの出場権をかけたUEFA U-21 欧州選手権が開催される。舞台はジョージアとルーマニアの2国、参加チームは、予選を勝ちあがった16カ国にのぼる。

 大会は、2年前の予選開始時となる2021年段階で、西暦2000年以降に生まれた21歳以下の選手を対象にしていた。従って2年後の本戦は、23歳以下になる。翌年のパリ・オリンピックの男子サッカー競技は、西暦2001年以降に生まれた原則23歳以下の選手による大会である。従って、UEFA U-21選手権で、最年長の年齢で出場する西暦2000年生まれの選手達は、チームが五輪へ出場した際、各国3人まで認められるオーバーエイジ枠で出場する必要がある。

 2023年のU-21欧州選手権出場への道程も劇的だった。大会出場権をかけた予選で6カ国が属するグループBに入った。ホーム&アウェー方式で、2回総当り、計10試合戦う。第9節の段階で、ドイツ、ポーランドに次ぐ3位だった。最終第10節で、ホームでサンマリノを迎えて2対0で勝利すると、同時キックオフのポーランド対ドイツ戦の結果待ちになった。ドイツが、2対1でポーランドに勝利すると、イスラエルは、ポーランドを抜き、グループ2位に上がり、プレーオフへ回った。最終成績は、ドイツ勝ち点27(本戦出場)、イスラエル勝ち点19(プレーオフ)、3位ポーランド勝ち点18(敗退)

 ホーム&アウェー方式のプレーオフの対戦相手はアイルランドだった。初戦アウェーのダブリンで行われたゲームは1対1の引き分け、続く第2戦、ホームのテルアビブでの戦いは、90分戦ってもスコアレス、2試合合計スコアは変わらず、そのまま延長30分行う。失点のリスクを避けて、守備的な戦いになり、延長でも決着がつかず、PK戦にもつれ込んだ。ペナルティーキック戦の末、3対1でイスラエルが勝利し、UEFA U-21選手権の本戦出場を決めた。

 本戦は16カ国が、4チーム×4組に分かれて予選リーグを行い、各組上位2チームが、トーナメント方式のベスト8に進む。オリンピックには、出場資格のないイングランド、既に開催国枠で出場を決めているフランスを除き、上位3チームが切符を獲得する。

 予選リーグは、ジョージア内のアブハジア共和国のバトゥミを会場とするグループCに入った。先のU-20ワールドカップでは、所属クラブの都合により、派遣されなかったA代表暦のある2004年4月1日生まれのグローフもメンバーに加わった。グローフは、オーストリアのレッドブルザルツブルクに所属し、若手ながら頭角を現している。2023−2024シーズンは、リーグ戦29試合に出場して7ゴール、UEFA CHAMPIONS LEAGUEは6試合2ゴール記録した。

UEFA U-21選手権 第1節は、本戦の出場権をかけた予選でも同組のドイツに1対1の引き分け、2節目のイングランド戦は0対2で破れ、1試合を残して4位に落ち込んだ。最終第3節チェコ戦は1対0で勝利し、グループ通算成績を1勝1分1敗の勝ち点4とし、勝ち点9のイングランドに次ぐ、2位でトーナメントへ勝ち上がった。

写真=最終第3節 チェコ戦でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたグローフ
掲載元 Redbull Salzburg 2023年6月30日0時5分付け  https://x.com/FCRBS_en/status/1674433855942709253
フォト


オリンピック出場を決める大一番となる準々決勝の相手は、A組1位通過の開催国ジョージアだった。ジョージア本国の首都トビリシで行われたゲームは、4万人のサポーターが詰め掛けた。完全アウェーのイスラエルは、守備的に戦い、延長120分の末0対0で決着がつかず、PK戦へ持ち込んだ。結果4対3のスコアでPK戦に勝利し、準決勝へ勝ち上がった。

 写真=ジョージアとのゲームでPK戦の末勝利後のイスラエルの選手達
掲載元 FLASH SCOAR 2023年7月2日付 https://www.flashscore.com/news/georgia-u21-israel-u21-report-2023-07-01/jXb1jzw2/
フォト  

下のU-20カテゴリーのチームと同じく、兵役で鍛えられた選手は、接線をしぶとく勝ち上がる粘り強さを発揮した。オリンピック出場を決めた後に行われた準決勝のイングランド戦では、0対3で敗れた。

 大会の決勝はイングランド 対 スペインのカードである。予選から順調に90分で勝利を重ねてきたイングランドが、スペインに1対0で勝利し、連覇した1982年、1984年大会以来、39年振り、3度目の優勝を果たした。

 なおオリンピックの方は、2位のスペイン、準決勝まで勝ち残ったイスラエルとウクライナ、準々決勝で敗れた開催国フランスの4カ国が、欧州を代表して出場する。

 優勝したイングランドは、オリンピック委員会に未登録により、除外されている。あくまでもイングランドを含めて、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドから成る英国連合としてスポーツ団体が、オリンピックに登録していることにより、それぞれ単体での参加は認められないのである。

 イスラエルのオリンピック出場は、AFC(アジアサッカー連盟)時代の1968年メキシコシティー(メキシコ)と、除名後の1976年モントリオール(カナダ)大会以来、48年ぶり3度目となった。

 イスラエルは、周辺諸国との紛争を抱え、AFCからは1974年9月14日に、イランの首都テヘランで行われたアジア総合競技大会の開催中に、除名されたのである。同日男子サッカーチームは、地元イランと決勝戦を戦い、0対1で敗れていた。

 1978年のWカップ・アルゼンチン大会の出場に向けて、アジア・オセアニア予選を戦ったものの、あくまで大陸連盟無所属の扱いだった。1986年メキシコ大会、1990年イタリア大会の予選は、アジアとオセアニアは分離した。イスラエルは、オセアニア予選に組み込まれたのである。

 1992年に、地理的に近いヨーロッパの各サッカー協会に理解を求め、ようやくUEFA(欧州サッカー連盟)の一員となった。強豪が犇く欧州大陸で、カテゴリーに問わず、結果が残せない日々が続いた。クラブレベルでは、トップのUEFA CHAMPIONS LEAGUEの本戦出場権をかけた予選、また2部相当のUEFAヨーロッパリーグにも参加し、着実に国際経験を積み重ねた。若手が花開くことにより、今後はA代表での活躍が期待されている。

写真=オリンピックのパラグアイ戦に望むU-23イスラエル代表メンバー 掲載元 Daily mail https://dailysports.net/predictions/israel-vs-paraguay-prediction-and-betting-tips-july-27-2024/
フォト

 サッカー界では、U-20ワールドカップで初出場ながら3位、23歳以下のカテゴリーでは、オリンピック出場の快挙を果たした。今欧州クラブのスカウトが、若き代表チームに熱い視線を注いでいる。

 オリンピック本番は、初戦マリ代表に1対1の引き分け、2節目のパラグアイ戦は2対4で落とした。最終3節目の日本代表戦は、ベスト8進出をかけて、全力でぶつかってくる。チームの命運がかかる大一番は、現地時間7月30日にキックオフする。

 

6 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年07月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031