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2024年06月21日21:11

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EURO2024企画(2)初出場ジョージアのサッカー熱 グループF 初戦 ジョージア 対 トルコ戦レポート 他二人の女子高生が、高齢女性の命を救う!

 6月21日付け、高齢女性を助けた二人の女子高生が、東京消防局から表彰された。時は5月21日、東京・昭島市内の飲食店を訪れた際、前の席に座っていた高齢の女性がのどに食べ物を詰まらせて意識を失ったという。二人は、即座に119番通報したうえに、救急車の到着前に、アプリの「Live119」にアクセスする。東京消防局に繋がると、職員はアプリを通して、女子高生の携帯カメラの映像を見ながら、指示を送る。二人は、アプリの画面を通して、職員に命じられたとおり、意識のない女性の背中を叩いた。迅速な対応により、一人の高齢女性の命が救われた。古くから育んできた助け合いの精神が、令和の若い世代にも着実に受け継がれている。https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7910485

 
企画1  6月18日 ウクライナ 対 ルーマニア戦レポート 2024年ロシア軍とウクライナ軍の戦い(5)6月のG7サミット  スイスでのウクライナ復興会議 
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1987823414&owner_id=32437106

以下 第3章 南オセチアについて

・2023年10月27日付 動画アリ!ダイアナ妃と坂井泉水が残したメッセージ 
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1983579460&owner_id=32437106




 <EURO2024企画(2)初出場ジョージアのサッカー熱 F組第1節 ジョージア 対 トルコ戦レポート>    今回、EURO2024企画第2回目は、初出場ジョージアについて紹介する。旧ソ連崩壊に伴う独立後、同国のサッカーの歩みと共に、初戦のトルコ戦をレポートした。             第1章 ジョージアの紹介  中央アジアの黒海とカスピ海に挟まれたジョージアは、アジアとヨーロッパを繋ぐゲートウェイとして、古くから複数の民族が征服を目論んでいた。面積は北海道より一回り小さい約7万平方キロメートル、2020年時点で人口398万(南オセチアとアブハジア共和国を含む)、首都トビリシには110万人が暮らす。  大陸の中央部に位置するとはいえ、国内では地域によって気候に差がある。なぜなら、国土は小さくても、南北に巨大山脈が聳え立つからである。北の標高5000m級の山々が連なる大コーカサス山脈、南の標高4000m級の小コーカサス山脈にサンドイッチ状に挟まれ、偏西風によって黒海からの湿った風が吹き込む。西へ行くほど、温暖湿潤で、食物が育ちやすい。中部の盆地は、湿った風が遮られ、夏は高温である。冬場は、乾いた風が吹き下ろすことにより、厳しい寒さに見舞われる。一方東部カヘティは、南北の山脈による影響を受けず、乾燥が進む。むき出しの岩場の中に低木が聳え立つステップ地帯を象徴する光景が広がる。国の名産品ワイン作りが盛んに行われている。  写真 掲載元 SEKAI WOMEN 2022年6月25日付 https://sekaiwoman.com/column/20220625 宮下なみこ フォト

 最古の都である西ジョージアのクタイシ(2020年時点の人口推計:13.5万人)は、温暖湿潤気候であるとはいえ、日本のように梅雨はない。冬場乾燥が進む日本と比して、降水量が多く、晴れる日は少なくなる。一方、夏は気温30度に迫る日が続くとはいえ、日本のように湿気はなく、温かさを感じるという。猛暑とは無縁な環境だった。


 第2章 国内のサッカー熱

 国内で人気のスポーツは、サッカー競技である。国内では、ソ連時代の1990年にジョージアサッカー連盟を設立し、独立後の1992年にFIFAとUEFAに加盟した。国内で最も成績を上げているクラブは、ディナモ・トビリシである。ソ連時代では、ジョージア国内で唯一欧州を舞台にした大会に出場した。1980−1981シーズンには、UEFAカップウィーナーズカップ(1998-1999年シーズンに終了、翌シーズンはUEFACUPに統合される)にて、優勝をはたした。本拠地は、国内最多の5万4549人を収容するボリス・パイチャーゼ・スタジアムである。国内リーグが創設された1990年から1999年シーズンを含む10連覇を達成した。独立後の通産優勝回数は19回に上る。

写真=ディナモ・トビリシのロゴ 掲載元 チームのfacebook
https://www.facebook.com/DINAMOTB/
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 育成面でも成果を挙げた。2011年頃から、クラブのアカデミー組織を刷新し、大型投資を行い、人工芝3面になる練習施設が完成した。

 国内のサッカー熱も相まって、徐々に成果を上げる。A代表において、第1回2018−2019シーズンから始まったUEFAネーションズリーグでは、最も下のリーグDからスタートした。

16カ国が、4チーム×4組に分かれて、2回総当りを行うリーグD Group1で首位に立ったジョージアは、次年度リーグCの昇格を決める。もう一つリーグ内のグループでトップに立った特権として、EURO予選において、プレーオフの出場資格を与えられた。

 EURO2020の出場権がかかった予選では、5チームが属するGroupDに入った。最下位のジブラルタルに2戦2勝したものの、その他の4チームから1勝も上げられず、2勝2分4敗の4位で、本戦ストレートインを逃した。

 直近のネーションズリーグで、リーグD内のグループ首位、つまり上位4チームに入ったことにより、プレーオフへ回った。リーグごとに別れるプレーオフは、4チームによるミニトーナメント方式である。奇しくもホーム開催の権利を得た。プレーオフ1回戦のベラルーシ戦を1対0でものにしたものの、プレーオフ決勝で、北マケドニアを相手に0対1で敗れ、本戦の出場権を逃した。

詳細日記 2021年1月22日付 2021年1月22日(金)オリンピックと共に1年延期のサッカーUEFA EURO2020の初出場国北マケドニアについて、サッカーと共に旧ユーゴスラビアの歴史
 https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1978190676&owner_id=32437106

 リーグCに昇格した第2回2020-2021シーズンのネーションズリーグでは、グループ3に入り、アルメニア(勝ち点11)、北マケドニア(勝ち点9)に次ぎ、勝ち点7で3位の成績で終えた。首位のアルメニアは、次年度リーグBに昇格、対して勝ち点3の4位エストニアは、リーグDへの降格が決まった。続く第3回2022−2023シーズンでは、同じカテゴリーのリーグCのグループ4に入り、5勝1分0敗、勝ち点16の成績で、首位に立ち、次年度リーグBの昇格を決めた。グループトップの成績を残したことにより、UEFA EURO2024の出場権がかかるプレーオフの出場権も自動的に獲得したことになる。

 2023年3月から11月にかけて行われたUEFA EURO2024ドイツ大会の予選は、グループAに入った。1位スペイン(勝ち点21)、2位スコットランド(勝ち点17)が、本戦へストレートインした。3位ノルウェー(勝ち点11)、に次ぎ、ジョージアは、2勝2分4敗の勝ち点8にとどまり4位だった。5位のキプロスは勝ち点0で終えた。ジョージアは、UEFA EUROの予選において、2大会連続、5チーム中4位に終わり、グループ最下位のチームを除き、勝ち星を挙げられなかったのである。弱者救済の観点から、EUROの本戦の出場権がかかったプレーオフは、直近のネーションズリーグにおいて、リーグAからリーグCまで3つのカテゴリーごとに行う。リーグDに関しては、優先的に首位のチームにはプレーオフへ出場する権利が与えられた。2022−2023ネーションズリーグで、リーグDに属した7チームから、EUROの本戦へストレートインしたチームは出なかった。
ネーションズリーグにおいて、カテゴリーが上に属するチーム程、EURO本戦へストレートインしていた。最上位に位置するリーグAに属した16チームの中で、14チームがストレートインしている現状だった。プレーオフの枠は4つ、優先的に空いた2つの枠に、リーグDで最も成績がよかったエストニアが入る。



 写真=EURO2024 play off 対戦表 掲載元 超サッカーより
https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=453946
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 EURO2024ドイツ大会のプレーオフは、3月21日にセミファイナル、3月26日にファイナルが行われた。前回EURO2020に続きプレーオフに回ったジョージアは、カテゴリー内の成績の良さと、抽選結果にも恵まれ、2大会連続ファイナルまでホーム権を得た。セミファイナルは、ルクセンブルクに2対0で勝利。続くファイナルの相手はギリシャ、延長120分戦っても0対0で決着がつかず、PK戦にもつれこんだ。コイントスで表をとったジョージアは4人目のうち3人目を除き、3本成功する。対してギリシャは、1人目に続き、4人目のキッカーが失敗する。リードを奪ったジョージアは、5人目の表、勝負を決定付けるキッカーを任されたのはクベクベスキリだった。5万人を超える観衆が見守る中、キーパーの動きを見ながら、冷静に右足で、ネット左にボールを叩き込んだ。主審が、ゴールを認め、試合終了のホイッスルを吹くと、クベクベスキリは、両手を広げながら、急いでゴールネット裏のサポーターのところへ向う。センターサークル上でPKの行方を見守った選手達も、ベンチの選手やスタッフも、急いで後を追っていく。スタンドからは堰を切ったかのように観客からピッチに降りていき、EURO初出場を決めた選手達を祝福した。

 写真=試合終了後のスタジアムの様子
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 試合が行われた首都トビリシでは、代表チームのEURO初出場を願い、町をあげて、臨戦態勢をとっていた。公共バスと地下鉄の運行時間を、深夜2時まで繰り下げる。会場の収容人数は5万4549人ながら、臨時の席を開放したのか、5万5000人を入れた。

 試合のチケットが手に入らなかったファンに向けて、共和国広場に、パブリックビューイングを設置した。

 写真=EURO初出場を決めた選手達の祝賀会の様子 Getty Images
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 町を上げて代表チームを支えたのは、トビリシのカラーゼ市長(1978年2月27日生まれ)だった。ジョージアの歴史の中で最も世界的に有名なサッカー選手として知られている。1993年にFCトビリシに入団し、翌年プロデビューを飾っている。1997年にウクライナのディナモ・キエフに移籍し、欧州のクラブを渡り歩いた。ポジションはセンターバック、2007年にはイタリアのACミランの一員として、UEFA CHAMPIONS LEAGUEを制覇した。同年末日本で行われたFIFAクラブ・ワールドカップにも出場した。初戦となる準決勝、浦和レッズに1対0で勝利し、決勝へ勝ち進んだ。ボカ・ジュニアーズを相手に、カラーゼ自身は、後半32分、対戦相手の足を故意に踏んづけたと主審から判定され、一発レッドカードを食らった。一人少なくなっても、スコアを4対2でリードしていたACミランはペースを乱さず、試合終了の笛を聞いた。ACミランは、連覇した89年と90年以来となる前進のトヨタ・インターコンチネンタルカップを含め、17年ぶり4度目の優勝を果たしたのである。カラーゼ自身は2011年12月に代表引退を表明し、2012年5月に現役を退いた。代表キャリア83試合、1ゴールだった。彼の現役時代、ワールドカップとEUROからは無縁で、実力的に大陸内で下位にとどまっていた。

   第3章 ジョージアのサッカー育成システム、

大陸内のサッカーレベルの底上げを図り、UEFAは改革に乗り出す。一つは、4年に1度開催されるEUROの参加枠の拡大である。2016年フランス大会以降、本戦の参加枠が、16から24へ増加した。2018−2019年シーズンには、ノルウェーサッカー協会の案により、レベルごとにカテゴリーが別れるUEFA NATIONS LEAGUEをスタートする。UEFA EUROは、2020年大会以降、弱者救済の観点からも、ネーションズリーグの下位のカテゴリーに属するチームにも出場権が用意された。本戦の出場権をかけた予選の成績が奮わなかったジョージアがその恩恵に預かった。PK戦での勝利後、カラーゼ市長は、パブリックビューイングに、メッセージを寄せた。ファンは興奮の度合いが高まり、夜通し国家をうたい続けたという。

 詳細 超サッカー 2024年3月27日付 https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=462368

 国民が一体となった瞬間でもあった。
 
EURO初出場の要因の一つには、国民のサッカー熱にもある。現に若手が欧州のトップチームで活躍しているのである。地理的にヨーロッパ大陸と離れながら、ジョージアサッカー協会も積極的に国際大会の開催を誘致した。2017年にUEFA U-19選手権のホストカントリーを勤めた。本戦8カ国が進む大会にて、ジョージアは1次リーグで敗退したとはいえ、若手選手が国際舞台を踏むことにより、経験値を高めた。自国チームの試合には、最大2万5154人の観客が詰め掛けたという。人口370万人規模の国で、アンダーカテゴリーの大会では、驚異的な数値である。

昨2023年には、本戦16カ国で争うUEFA U-21選手権をルーマニアと共催する。同大会は、本戦の2年前に予選がスタートすることにより、アンダー21の名称が使用されている。翌2024年のパリ・オリンピックの出場権もかかる大会だった。UEFA U-21選手権の本戦は23歳以下、西暦2000年1月1日以降に生まれた選手が対象となった。原則2001年1月1日以降に生まれた選手のみ参加が認められるパリ・オリンピックとは、対象年齢が1年ずれる。従って、UEFA U-21選手権に参加する西暦2000年生まれの選手は、チームが五輪へ勝ちあがった場合、年齢制限のない3人のオーバーエイジ枠を使って出場する必要がある。

写真=大会の優勝トロフィー 掲載元 THE sporting news 2023年6月7日付
https://www.sportingnews.com/in/football/news/uefa-u21-european-championship-schedule-fixtures-results/gvghmn002x1b9ay5t7vginy3
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 参加16チームを、4チーム×4組に分かれて1次リーグを行う2023年のUEFA U-21欧州選手権 ルーマニア・ジョージア大会で、ジョージア代表は、グループAに入った。ポルトガル、オランダ、ベルギーを抑え、勝ち点5で首位通過を果たす。五輪出場権がかかった大一番、準々決勝の相手はイスラエルだった。本戦の出場権がかかった予選から接線をしぶとく勝ち上がってきたイスラエルとの戦いでは、延長120分戦ってもゴールは生まれず、PK戦へもつれこんだ。4万4338人の大観衆が見守る中、PK戦にて3対4で敗れ、オリンピック出場の快挙を逃した。五輪への切符を獲得できなかったとはいえ、名だたる強豪国と互角に戦えることをアピールした。2年に一度開かれる同大会では、観客動員数史上最多の31万6023人を記録している。

 詳細 THE DIGEST 2024年3月29日付 https://thedigestweb.com/football/detail/id=78774

 国内も競技者数が急増している。サッカー競技者の登録者数は2015年時点で1万4676人から、2021年に3万7000人、その差2倍以上に達した。同期間で女子選手の登録者数は6年で10倍以上に上る。

 サッカー協会も、積極的に国外からもサポートを受けた。欧州サッカー連盟UEFAが収益を分配する「UEFAハットトリック・プログラム」を積極的に活用した。支援金の受け取りを申請し、グラウンドをはじめとした施設を整える。スタジアムの建設や改修、国内各地にトレーニング場を開設した。2014年には国立サッカーアカデミーを設立した。効果は目に見える形で現れる。西暦2001年2月12日生まれのクヴァラツヘリアは、地方都市バトゥミで育ち、FCディナモ・トビリシにスカウトされた。2022−2023シーズンに、イタリアトップのセリエAのナポリの一員として、スクデッド(優勝チームに与えられるカップ)を獲得する。同シーズン34試合で12ゴールを挙げた。西暦2000年9月29日産れのGKゲオルギ・ママルダシビリは、スペイン一部リーガ・エスパニョーラのバレンシアCFで正ゴールキーパーの座を掴み取った。

写真 左側クワラツヘリア、右側ママルダシュヴィリ 掲載元 超サッカー
https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=465337#google_vignette
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西暦2000年10月31日フランス産れのミカウターゼは、2022−2023シーズン、リーグ・ドゥ(フランス2部リーグ)のメスに所属し、37試合23ゴール、8アシストの成績で、得点王とMVPを獲得し、一部昇格に貢献した。2023−2024シーズン、リーグ・アン(フランス1部リーグ)では、20試合に出場し、13ゴール、4アシストの成績だった。

 代表チームは、国内の育成年代から才能のある選手を見つけ出すと共に、ミカウターゼのようにジョージアにルーツを持つ他国の選手もスカウトする。確かにA代表の実績は不十分だった。UEFA EURO2020、2024年大会共に、本戦出場権をかけた予選では、5チーム中4位に終っている。いかに格上のチームとの戦いで、力を発揮するのか、若手の成長にかかっている。

 写真=トビリシ市の昼の姿 掲載元 スカイチケット 2019年12月2日付
https://skyticket.jp/guide/101262/
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写真=トビリシ市の夜景 掲載元 Beautiful fhoto.net
https://beautiful-photo.net/tbilisi-city-from-narikala-fortress-after-the-sunset-georgia
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 国内のサッカーでは、新たにビッグニュースがあった。2024年5月、同年2月に就任したイラクリ・コバヒゼ首相が主導する新スタジアム建設計画がまとまった。収容人数は7万人の見通しである。現在客席数5万4549の首都トビリシにあるボリス・パイチャーゼ・スタジアムは、UEFAの最上級の基準を満たせず、一発勝負のチャンピオンズリーグ決勝の開催は不可能である。新スタジアムは、アクセスの良さも売りに出し、トビリシ国際空港の程近くに設置し、UEFAの最上級の基準にも適応させるという。ジョージア政府は、2027−2028シーズンのチャンピオンズリーグ決勝の開催地へ、立候補を申請する予定である。元サッカー選手のカラーゼ市長の影響も、新スタジアム建設に一役かった。サッカー熱が高まるジョージア代表は、本戦前の唯一のテストマッチ、6月9日にアウェーのモンテネグロ戦を3対1で勝利した。若手が躍動するジョージア代表は、いよいよ初戦のトルコ戦を迎える。

 第4章 試合レポート トルコ戦

 日本時間6月18日(火)26時、グループF 第一節 トルコ VS ジョージア戦が行われた。共に直近の2022−2023ネーションズリーグは、リーグCに属し、それぞれ異なる組で首位通過を果たし、2024−2025シーズンは、リーグBの昇格を果たしている。



 右エンドにジョージア、左エンドにトルコが入り、ジョージアのボールで前半45分が始まった。立ち上がりから予想通り、トルコペースで進む。センターバックを高い位置に保ち、正確にパスを繋ぐ。ジョージアは、引いて守りながら、耐える時間が続く。
 
 ボール支配率が7割に達するトルコは25分、左サイドバックのカディオルが、エリア内からクロスを挙げる。ジョージアの3バックの左に入るドバリが頭に当てて、クリアする。真っ先に反応したのはメルト・ミュルドゥルだった。態勢をしっかり整え、右足を振りぬいた。微妙にアウト回転がかかったボールに、横飛びしたGKママンダシュヴィリの左手は届かず、ネットに突き刺さった。1対0.メルト・ミュルドゥルは、バランスを崩すことなく、しっかりとボールを蹴り上げた。
勢いに乗るトルコは続く26分、右サイドを抜け出したアルダ・ギュレルが、ゴール前でクロスを送る。エリア中央のオルクン・コクチュが右足を出してスルーする。GKママンダシュヴィリは態勢を崩したまま動けない。ケナン・ユルドゥズが左足でボールに合わせると、ネットに飛び込んだ。ケナン・ユルドゥズはガッツポーズをして、両手を大きく広げる。ジョージアのメンバーは、ケナン・ユルドゥズの位置がオフサイドだと主審にアピールする。VARが入った末に、ノーゴールを告げられた。
 
 辛くも追加点を免れたジョージアは29分、右サイドのキテイシュヴィリが展開したボールを、エリア内でツィタイシュヴィリが受けた。トルコはセンターバックのアブドゥルケリムがコースを消すようにブロックする。ツィタイシュヴィリは角度がやや厳しいところから左足を振りぬいた。アブドゥルケリムのスライディングにより、正確に狙いは定まらない。重心を右に倒したGKメルト・ギュノクの両手に当たり、ゴールラインを割った。ようやくフィニッシュへ持っていったジョージアは、徐々に落ち着きを取り戻した。31分、右アウトサイドのカカババーゼが、エリアに入ったコチョラシュヴィリにパスをする。コチョラシュヴィリは、二アサイドをカヴァーするGKメルト・ギュノクの位置を見て、右足で折り返した。ターゲットのミカウターゼが、右足で合わせると、勢いを保ったままピッチを転がっていく。左に体を倒したGKメルト・ギュノクの肘の下を抜けて、右ネットを揺らした。1対1.アシストしたコチョラシュヴィリは、ボールを持った間、DFラインの位置を正確に見て、クイックを入れたことにより、マークをずらすことに成功した。ミカウターゼのシュートしたボールに、GKメルト・ギュノクは反応の遅れにより、抑え切れなかったのである。

写真=ミカウターゼの同点ゴール 掲載元 VIETNAM.TN 2024年6月19日付
https://www.vietnam.vn/ja/tuyen-tho-nhi-ky-thang-georgia-o-tran-dau-hay-nhat-ke-tu-dau-giai-euro-2024/
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前半、VARが入った末、トルコの追加ゴール取り消しにより、ジョージアが推し戻す展開だった。

 後半は、互いにボール保持率は互角だった。20分に、形成が変わる。ジョージアのツィタイシュヴィリからトルコのカーン・アイハンが、右足でカットする。こぼれ球をフォローしたアルダ・ギュレルが、ドリブルしながら、ミドルレンジで左足を振りぬいた。ライナー性のボールに、GKママンダシュヴィリの右手は届かず、左ネット上隅に突き刺さった。2対1.トルコが勝ち越した。球のコースといい、強さといい、キーパーが取りづらいところにしっかりと収まった。

 写真=アルダ・ギュレルの勝ち越しゴール 掲載元 opta Analust https://theanalyst.com/eu/2024/06/turkey-vs-georgia-stats-euro-2024-live/
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 リードを保ったトルコは29分、相手のキーマンであるクワラツヘリアが、左サイドからドリブルを仕掛けると、メルト・ミュルドゥムがスライディングで阻む。バルシュ・ユルマズがボールを持つと、ジョージアのロチョシュヴィリが、カバーに入る。トルコのユルマズと競った据えに、ジョージアのロチョシュヴィリは服を引っ張ったと判定され、ファウルをとられた。時間の経過と共に、雨脚が強まることにより、ピッチは滑りやすくなった。スライディングでボールを障ろうとした際、滑りすぎて、敵の足を引っ掛け、ファウルをとられるリスクも高まる。

写真=クワラツヘリア(右側)とサリフ・エズジャン(左側)Photo: IMAGO
掲載元 EPL INDEX https://eplindex.com/113015/turkey-vs-georgia-euro-2024-preview-and-free-watching-guide.html
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ジョージアは、ロスタイム目安の6分のうち5分が経過して、GKマバンダシェリも敵のゴール前に上がった。リスクをとって攻撃に出たことが裏目に出て、50分に反撃をくらった。トルコは自陣のゴール付近から、アルダ・ギュレルがボールを持ち上がり、無人のゴールへ、落ち着いて右足で流し込んだ。3対1.直後に試合終了の笛が鳴らされた。

写真=アルダ・ギュレルの3点目のゴール 掲載元 ジョージアのゴールと同じサイト
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初戦白星を飾ったトルコのメンバーは、スタンドのファンの本へ駆け寄り、挨拶を交わした。一方同点を狙って失敗したジョージアのメンバーもしっかりと前を向き、自国から応援へ駆けつけたファンのところへ向う。90分間のボールスタッツは、トルコの52%対、ジョージアの48%、互角まで持っていった。エースのクワラツヘリアに見せ所がなく、攻撃力の低下は否めなかった。トルコは、目の覚めるようなシュートで2点を奪い、ロスタイムにカウンターで追加点を奪取する試合巧者振りを発揮した。90分を通して、緊張感のある展開だった。
 

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