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2024年07月20日07:33

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キューバ危機での各国の心理状況

アメリカのケネディと言えば「キューバ危機」を回避した理性ある偉大な大統領です。ソ連のフルシチョフ、キューバのカストロ、いずれも個人的には核使用は望まなかったのですが、核戦争寸前まで行ったのは事実です。人間は必ず間違いを犯す、理性のない人間もいるので危機は阻止できないということです。

残念ながら理性のある人間を暗殺しようとする輩もこの世には存在するのも事実です。1962年の夏にキューバにソ連のミサイルが持ち込まれましたが、この時、キューバとソ連はアメリカがキューバを侵略、カストロ率いる政府をひっくり返すという確信をもって行動していたのですが、アメリカにはその意思はありませんでした。

アメリカはソ連が自国の核弾頭を自国以外に持ち出すことはないと信じていましたが、1962年の10月、ソ連の戦術核兵器が既に持ち出されてキューバに配置され、しかも核弾頭はアメリカの都市に照準が当てられているという秘密報告をモスクワのエイジェントから受けたのも事実です。

その時点まで、アメリカのCIAはキューバに核兵器が配置されたという情報をまったく掴んでいなかったのです。ソ連もまた、計算間違いをしていたことです。自国の核兵器がアメリカによって探索されるとは思ってもおらず、秘密裏に持ち込めると確信していたのです。

たとえ、露見したとしてもアメリカがあれほど厳しい反応をする(1962年11月)とは予想していなかったのでした。戦略爆撃機でキューバにあるミサイルをただちに破壊せよ、とケネディ大統領に決断を迫った人たちも大きな誤算をしていたのです。そうなった場合、ソ連はただちに軍事力をもって報復するという決定をしていたのです。

当時、CIAの推定ではキューバに1万人のソ連兵が配置されていると踏んでいましたが、モスクワの会議で明らかにされた数字はまったく予想を越えていたのです。当時キューバには4万3千人のソ連兵、それに十分に武装した27万人のキューバ兵が配置され、両軍とも死ぬまで戦う命令をすでに受けていたのです。

キューバの高官は当時で10万人の死傷者が出ることを覚悟していました。事実を時系列的に、列挙すると一歩間違えれば地球規模で大変なことが起こったかもしれません。事実の羅列という迫力の前に驚いたことでしょう。

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