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2024年06月18日21:10

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2024年ロシア軍とウクライナ軍の戦い(5)6月のG7サミット  スイスでのウクライナ復興会議  UEFA EURO2024企画(1)ウクライナ 対 ルーマニア戦レポート Xで話題のえなこのかっこいい一枚 、

 X(旧ツィッター)では、リアルタイムに、そのときの情報を共有でき、人々の生活に潤いをもたらす。災害時にも、状況報告の面でも役立っていた。一方では、自己表現の場としても利用できる。人気コスプレーヤー兼タレントのえなこは、SNSを巧みに使いこなして、若者を中心に人気を博している。30歳にして幼いルックスはさることながら、人気アニメのキャラクターに扮したコスプレが、本物そっくりと、多くのユーザーから好評価を得ていた。このたび自身のXのアカウントにて、不思議な格好の1枚が公開された。

 写真=話題の1枚 掲載元 えなこ Xアカウント 2024年6月17日付
https://x.com/enako_cos/status/1802678740989927537
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黒の衣装を身にまとった彼女が、回し蹴りしているように見える。柔軟性を生かして、格闘家のポーズをとる1枚に、「ここまで脚が上がるのはすごい」との声が寄せられた。同じ衣装を使いまわしているだけでは、ユーザーから飽きられてしまう。彼女自身は、常に新しいネタを取り入れ、発信を続けていく。

https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=7905981

 <EURO2024企画(1)ウクライナ 対 ルーマニア戦レポート 2024年ロシア軍とウクライナ軍の戦い(5)>

 6月14日にドイツでは、4年に一度サッカーのナショナルチームの欧州の頂点を決するUEFA EURO 2024が開幕した。UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)に加盟する55カ国のうち、24カ国が出場する同大会は、1960年にフランスで前進のネイションズカップが開かれて以降、17回を数える。

 写真=EURO2024 グループステージ組み分け表 掲載元 THE Sun Sport
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 今回は、大会に出場するウクライナ代表の初戦ルーマニア戦のレポートと共に、6月10日以降の、ウクライナ情勢をテーマにした。イタリアのプーリア州で開かれたG7サミット、スイスでのウクライナ復興会議の内容を紹介する。


 目次
第一部 ロシア軍とウクライナ軍の戦い(5)6月10日以降 ウクライナの復興へ>
・第1章 G7の会議
・第2章 ロシアのプーチン大統領の外遊 軍事同盟のほころび
・第3章 スイスでの平和サミット、ウクライナ軍が防御体制を強化

第2部 EURO2024の企画(1)グループE ルーマニア 対 ウクライナ戦レポート
・前半戦のレポート
・後半戦のレポート

 <第一部 ロシア軍とウクライナ軍の戦い(5)6月10日以降 ウクライナの復興へ>

 前回関連日記 2024年6月10日付け 4月から6月初旬  https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1987771761&owner_id=32437106

          第1章 G7の会議

 ゼレンスキー大統領は、自国の東部地域を中心に戦いが激しさを増す中、外遊を続けている。6月13日には、イタリア南部プーリア州で開かれたG7サミットに招待された。各首脳から、500億ドル(日本円換算で7兆8000億円)にのぼるロシアから凍結した資産を、復興支援に当てる計画を伝えられる。初日には、米国と日本とそれぞれ二国間協定に署名した。日本との協定内容によると、安全保障分野において、憲法の制約を踏まえ、殺傷性のない防衛装備や物資の提供、負傷したウクライナの兵士の治療が含まれている。復旧・復興支援では、地雷の撤去、瓦礫の処理など、戦闘とは無縁な活動が盛り込まれていた。

 詳細 NHK 2024年6月14日付 

 写真左=イタリアのプーリア州の位置 掲載元 日本経済新聞 2024年6月12日付
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2日目の6月14日には、インド太平洋と経済安全保障のセッションが予定され、欧米が懸念を強める中国のEV=電気自動車や太陽光パネルの過剰生産などについて議論された。中国が輸出をすることにより、欧米企業のEV製品の価格が下がっているのである。中国が進出するアジア・南太平洋の安全保障政策についても協議した。ロシア軍によるウクライナ侵攻について、中国は決して無縁ではない。2022年2月24日以降、ロシア連邦から相次いで撤退する西欧企業の穴を埋めるべく、中国企業が参入しているのである。つまり間接的に、戦争経済を支えていることになる。西欧側は、ロシアの一方的な侵略行為と判断している現状から、間接的に加わる中国企業も制裁の対象にした。ロシアの軍事物質の調達を可能にする中国の金融機関を、国際決済ネットワークから排除する方向でまとまった。2024年2月に、中国の王毅外相は、ミュンヘン安全保障会議にて、ウクライナのクレバ外相に、武器売却はしないと、ロシア寄りの姿勢を明確に否定していた。経済的な結びつきの深さから、ゼレンスキー大統領は、6月2日シンガポールで開かれたアジア安全保障会議にて、中国がロシアの戦闘を可能にすると、訴えていた。中国側も、意義を唱えるべく、動き出す。ゼレンスキー大統領によると、周近平主席から電話連絡があり、ロシアへの武器売却はしない、と伝えられたという。ゼレンスキー氏自ら、サミットの開催地イタリアでの記者会見にて、その事実を公表したものの、具体的な時期については触れなかった。サミットでのもう一つの議題は、AIの活用方法や、規制方法についてである。ローマカトリック教会のフランシスコ教皇も加わり、新たにAIの軍事転用について規制する必要性を訴えていた。G7の首脳達は、中国の政策について厳しい見方をしている。共同声明において、ロシアの軍事侵攻を「助長している」とし、態度を硬化した。ゼレンスキー大統領は、西欧の国々と共に、東アジアの日本と個別に協定を結び、国土が広いロシアをけん制する狙いがある。ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻以来、民主主義陣営と、中ロを含め専制主義国家との分断がますます進んでいる。

    第2章 ロシアのプーチン大統領の外遊 軍事同盟のほころび

 ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ寄りの日本に対して、非友好的である。6月5日に、第二の都市サンクトペテルブルクで行われた国際経済会議にて、中国や西欧、日本の通信社を前に、北方領土問題について言及した。日本との領土問題解決を中心とした平和条約の締結について「条件が整っていない」ときっぱりと否定した。ウクライナへの特別軍事作戦で、欧米側が越境攻撃を認めたことについて、「防空体制を強化し、西欧から供与された武器を破壊する」と宣言した。

 詳細 NHK NEWS WEB 2024年6月6日付 

 6月10日には、同盟国のベラルーシの国防省が、二度目となるロシア軍との戦術核兵器合同演習を行ったと明らかにした。一度目は5月21日に実施している。西欧側のウクライナ支援が一段階上がったことを受けて、核の脅威をちらつかせた。欧米側も、ロシアの核使用を十分警戒し、慎重に支援をしてきたのである。軍事衝突から2年3ヵ月半にのぼり、新たに駆け引きが行われている。

 詳細 2度目の戦術核兵器合同演習について NHK NEWS WEB 2024年6月10日付


 14日、プーチン大統領自ら停戦について、首都モスクワで幹部との会合で語った。2022年9月にロシアが住民投票を実施して、一方的に併合したウクライナ東部4州からの撤退、NATO加盟申請凍結を条件にあげた。また同日、西欧の国々がロシアから凍結した資産を、ウクライナ復興に充てる計画について、「資産の窃盗は処罰に値する」と断固たる姿勢で臨む決意を表明した。

 6月15日と16日に、スイスで開かれるウクライナ平和サミットの開催に先立ち、西欧諸国へ釘をさした。

 詳細 プーチン大統領の発言 NHK NEWS WEB 2024年6月14日付


 ロシアの経済を下支えする中国に対して、ゼレンスキー大統領自ら参加を呼びかけた。中国側は、西欧を中心とした支援体制には同意できず、独自に平和サミットを開く意思を主張している。先月周近平主席は、首都北京にプーチン大統領を招いて、西欧諸国の制裁に対して、一致団結して望む構えを示した。中国自身は、ウクライナへの軍事作戦には関わらず、経済の結びつきが深いブラジルと協議して、独自の和平案を出す構えを示している。6項目を策定しているものの、内容については明かしていない。クリミア半島を含め、ウクライナの領土保全を主張する西欧諸国に対して、中国側はロシアの意向に沿った案だといえる。今は中国も和平案を明かしていない。ロシア、ウクライナ両国折り合いをつけ、停戦ラインが見えてきた中で、初めて提示できる。

 詳細 swissiinfo https://www.swissinfo.ch/jpn

 ロシアを中心とした安全保障体制について変化が見えてきた。アルメニアのパシニャン首相は、12日付でCSTO(集団安全保障条約機構)から脱退すると表明した。2020年11月10日の第2次ナゴルノ・カラバフ紛争集結以来、アゼルバイジャンの軍事行動を容認するロシアを批判していた。2024年5月8日には、資金提供を凍結したことにより、脱退は時間の問題とみられていた。西欧諸国もアルメニアをロシアから引き離すべく画策する。



2023年9月11日から19日の日程では、敵対するNATOのアメリカと軍事演習を決行する。交戦国のウクライナを支援するアメリカと軍事的繋がりを持つことは、CSTOの憲章には反する行為といえる。もっとも表向きに、NATOの加盟国との軍事演習をしてはいけないとの決まりはない。プーチン大統領は、アルメニアを自国の影響下にとどめておくべく、NATO諸国との軍事演習については触れていない。引き続き、CSTOの会議出席へ、働きかけていた。

 西欧諸国もロシアの影響力の低下を加速させるべく、アルメニアへ接近する。2024年4月5日、EUの本部があるベルギーの首都ブリュッセルにて、アルメニアの支援会合を開いた。アメリカからはブリンケン国防長官が出席する。フォンデアライエン欧州委員長は記者会見で、2027年までの4年間で計2億7000万ユーロ(約440億円)を同国に支援すると発表した。EUでの会合に先立ち、4月3日にブリンケン国務長官は、アゼルバイジャンのアリエフ大統領と会談し、ナゴルの・カラバフを巡る、アルメニアとの和平協議を推進すると述べたという。

 詳細 News weak 2024年4月4日付 

ナゴルノ・カラバフ紛争の仲裁役を担っていたのはロシアだった。ウクライナへの軍事侵攻に手一杯の同国は、地域内の治安維持にも失敗していた。

2024年5月8日、プーチン大統領の3期目スタートの初日、モスクワで開かれたEAEU(ユーラシア経済同盟)の首脳会議にパシニャン首相の姿があった。プーチン大統領との会話について口にしていない。翌5月9日の赤の広場で行われた対独戦勝記念パレードには欠席した。エネルギーをロシアに依存している以上、関係を悪化させることにより、経済の影響は避けられない。CIS(独立国家共同体)と共にEAEU(ユーラシア経済同盟)からも離脱するのか、判断が迫られる。

   第3章 スイスでの平和サミット、ウクライナ軍が防御体制を強化

ウクライナの復興に向けて6月15日(土)と16日(日)の二日間にわたったスイスで平和サミットが開かれた。スイス中部のビュルゲンシュトックで開かれた会議において、ウクライナの領土保全、食糧安全保障、原発の安全性が議題に上った。共同声明にも同様の内容が盛り込まれ、100あまりの参加国のうち、84の国と地域が、共同声明に署名した。ロシアと繋がりの深い南アフリカ、インド、インドネシア、またイスラム圏のサウジアラビアは署名を拒否している。ゼレンスキー大統領は、新興国の南アフリカやインドネシア、経済成長著しいインドの取り込みには失敗した。会議後の会見においては、復興へ向けて第一歩だと、成果を強調している。次回会議に向けて、行動計画を策定すると明らかにした。
 


ロシア軍とウクライナ軍、双方領土に関して譲る気配はなく、停戦ラインは定まっていない。戦争状態が長く続くと、人的・インフラ被害の拡大は避けられず、物資の輸送網も滞る。両軍の兵士の肉体的・精神的被害も大きくなる一方である。

 5月31日付で、UAEの仲介により、大規模な捕虜交換が行われ、双方200人あまりが、開放された。1月31日に、ウクライナ軍が、捕虜になった自国の兵隊が搭乗していた飛行機を間違って撃墜する事件があった。2024年に入り、2月以来3ヵ月半ぶりとなる。

 掲載元 毎日新聞 2024年6月1日付
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 開放されたウクライナ兵は75人、20ヶ月に渡って収容されている兵隊もいた。捕虜生活について、外部のメディアに公開されることはない。長期間に渡って拘束されたウクライナ兵隊の姿から、過酷な暮らし振りが想像できる。2020年3月に、ザポリージャ原発の警備に当たっている最中ロシア軍に拘束された現在40歳の兵士は、栄養失調から、肋骨が浮き上がり、足や手もすっかり肉が抜け落ちていた。ウクライナの政府が、40歳の兵士の痩せさらばえた姿を公開することにより、ロシア軍の捕虜の扱いについて、国際世論に訴えた。ジュネーブ条約によると、捕虜に対する虐待を禁止し、一定程度の収容スペースを確保し、食料を供給する必要がある。一定程度の時間軽作業に従事させることは可能であるものの、重労働を禁じている。

 以下 6月17日付 Forbes 

 西欧からの支援が効を奏したのか、ウクライナ軍は、ロシア軍のハルキウへの攻勢を食い止めているとみられている。同州ボウチャンシクでは、ロシア兵数十人を捕虜にした。ウクライナのシンクタンク、防衛戦略センター(CDS)の16日付の作戦状況評価によると、先週末からの激しい戦闘で、町衆深部の工場とその周辺で最大400人のロシア軍を包囲した。ロシアの救出部隊と激しい戦闘の末に、駆逐した。30人は捕虜として連行した。ロシア軍は5月10日に、数万人規模の兵力を投入して。ウクライナ北東部に戦線を開いた。守備が手薄な国境沿いの村はロシア軍が占拠したとはいえ。40km先のハルキウ中心部の拠点となるボウチャンシクから早くも撤退を余儀なくされた。ウクライナ軍は、第82独立空中強襲旅団を含む、数個旅団の部隊が、急派され、ボウチャンシク中心部を東から西へ流れる川のすぐ北で、ロシア軍を待ち受け、進軍を食い止めた。防御には成功したとはいえ、占領された土地の奪還にはいたっていない。今なお厳しい状況が続いている。

<第2部 EURO2024の企画(1)グループE ルーマニア 対 ウクライナ戦レポート>

 関連日記 2024年3月27日付 2024年ウクライナ軍とロシア軍の戦い(3)  U-23日本代表 対 U-23ウクライナ代表
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1987258945&owner_id=32437106

 前回のEURO2020 ベスト16 ウクライナ 対 スウェーデン戦レポート キエフ・ルーシの歴史 2021年7月2日付
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 EURO2020 ベスト8 ウクライナ 対 イングランド戦レポート 14世紀から16世紀のポーランド・リトアニアの支配下の暮らし
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 EURO2020 決勝 イタリア 対 イングランド戦レポート 大会総決算 2021年7月13日付 https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1979784984&owner_id=32437106

日本時間6月17日、午後10時 グループE ルーマニア 対 ウクライナ戦が、ミュンヘンでキックオフする。

 ポーランドと共催した2012年大会で初出場を達成して以降、4大会連続4回目のEUROの舞台に立つウクライナ、一方のルーマニアは、2大会振り6回目の本戦である。

   第1章 前半戦レポート

 右エンドにルーマニア、左エンドにウクライナが入り、ウクライナボールで前半45分が始まった。開始早々、ウクライナはムドリクが左サイドから切れ込んでいくと、客席から大合唱が巻き起こった。ルーマニアは、ワントップのドラグシュをセンターサークルに置き、カウンターに入る。7分、右サイドのマンが、ハーフウェー・ラインより後ろからドリブルを仕掛けていくと、ゴールから約25m付近のマリンにパスを出す。ウクライナはセンターバックのシャパレンコが右足でカットした際、前にボールをこぼした。出足の早いR・マリンが右足でフォローし、ダイレクトで左横のM・マリンにパスをする。M・マリンはいったんボールをキープし、右足でシュートした。まっすぐ飛んだボールを、GKルニンが両手で抱え込むようにキャッチした。引き気味のルーマニアは、セカンドボールをフォローして、フィニッシュに結びつける。狙い通りのサッカーを展開したとはいえ、シュートの勢いを欠いた。圧倒的にボールを支配するウクライナは21分に、右サイドのコーナーキックの流れから、ミドルレンジでワントップのドフピクが、右足を振りぬいた。枠を正確に捉えられず、クロスバーの上を越えていった。ドフピクは、屈強なワントップタイプ、前回UEFA EURO 2020では、ベスト16のスウェーデン戦にて、途中出場すると、延長後半に値千金の逆転ゴールを上げて、2対1の勝利に貢献した。ウクライナは、ドリブラーでパッサーであるムドリクと、ドフピクのホットラインの調子しだいで、得点力が変わる。

 28分、ついに均衡が破れた。ウクライナのGKルニンが、右手のひらを使って、センターバックの一人であるザバルニーに対してボールを転がした。ザハルニーに対して、R・マリンがプレスをかける。ザハルニーは、コンビを組むマトビエンコにパスを出す。再三高い位置をとった2ボランチ(ステパネンコ、シャパレンコ)
も下がってパスの受け手になる。ルーマニアの前線からの思い切ったプレスは効を奏した。ウクライナのセンターバックを努めるマトヴィエンコは、GKルニンにバックパスをする。ルニンは右足で思いっきりボールを蹴った際、コントロールが利かなかった。ルーマニアのラズバン・マリンが胸で、ルニンからのボールを跳ね返して、足元に置く。急いでエリアに上がってくるスタンシュにパスを出す。スタンシュは、腰を捻りながら、右足でシュートを打った。カーブがかかったボールに、横とびしたルニンの右手は届かず、左ネット上隅に突き刺さった。1対0.ルーマニアの狙い通り、前線からのプレスにより、ミスを誘った。スタンシュの蹴ったボールは、キーパーから離れていくような軌道を描いていた。

 写真=一点目のゴール 掲載元 (Image credit: Catherine Ivill - AMA/Getty Images)
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 写真=一点目のゴール 別角度 掲載元 https://www.dailymail.co.uk/sport/uefa-euro/article-13505453/Romania-vs-Ukraine-Euro-2024-Live-Score-Result.html
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一点ビハインドのウクライナは、スダコフが出したスルーパスを、ドフピグが反応する。ルーマニアはセンターバックのブルカが、ドピックに肩を当てて、スピードを殺す。ファイルをせずに的確に対処し、ボールはゴールラインを割った。主審の判定はゴールキックである。

写真=ドフピク(青のユニフォーム)とブルカ(黄色のユニフォーム)の競り合い
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シュートのタイミングを逃したドフピクは唾を吐いた。身長189cmの彼は、競り合いの強さと共に、足元のテクニックに定評がある。戦時中の2022−2023ウクライナリーグで、ドニプロー1に所属し、30試合24ゴールで得点王を獲得している。2023−2024シーズンは、リーガ・エスパニョーラのジローナに移り、36試合24ゴールを挙げて、再度得点王を獲得した。

  第2章 後半戦レポート

 エンドが代わり後半、前半66パーセントのボール保持率を記録したウクライナは、センターバックを押し上げ、パスを繋いでいく。リードを保っているルーマニアは、マークを受け渡ししながら、守備に人数を割く。後半7分、狙い通りのカウンターで追加点を奪う。右サイドから上がるモドシュ(途中出場)とカットを試みるシャパレンコが接触して、ボールがこぼれる。ラズマン・マリンが右足でシュートを打った。低い弾道のボールは、微妙に曲がりながら落ちていく。重心を右に倒したGKルニンの右手を弾き飛ばして、ネットに突き刺さった。2対0.ボールポジェッションでは下回りながら、効率よくカウンターで得点を重ねた。ラズマン・マリンのシュートしたボールは、勢いを保ったまま落ちたことにより、ルニンはしっかり抑え切れなかったのである。リズムを掴んだルーマニアは10分、右からシュートブロックのこぼれ球を受けたデニス・マンが切れ込み、サイドバックのアンドレイ・ラティウにフィニッシュを任せる。アンドレイ・ラティウは、角度がないところから、右足を振りぬいた。腕を広げてしっかりとコースを抑えたGKルニンは、重心を左に倒しながら、右手ではじき出した。至近距離から放たれたボールに、GKルニンは、勢いを感じながらも、しっかりと身構えたことにより、ゴールを阻止した。右サイドのコーナーキックの流れから、ルーマニアは11分、デニス・マンがエリアに入り、シュートに備えるGKルニンの位置をしっかり見る。ゴール前まで戻ってきたドフピクの股の間を狙い、ドラグシュにパスをする。狙い通り、ドフピクの股の間をボールは通る。GKルニンはボールの行方をつかめない。ドラグシュは、右足でゴールへ流し込んだ。3対0.コーナーキックの位置から持ち上がったデニス・マンは、ファウルを恐れる相手の意表を突き、ドリブルで切れ込んだ。シュートに備えるルニンの位置関係を確認しながら、パスを選択する。ドラグシュは、オフサイドラインを確認しながら、前に飛び出し、足を出して、冷静にボールに合わせた。

 写真=3点目のゴール 掲載元 UEFA
https://www.uefa.com/euro2024/match/2036170--romania-vs-ukraine/
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 写真=3点目のゴール 掲載元 espnfc https://www.threads.net/@espnfc/post/C8UewCboAPU
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 3点ビハインドのウクライナは28分、右サイドのコーナーキックの流れから、エリアの外でムドリクが、ドフピクへスルーパスを出す。ドフピクには、ドラグシンがマークにつく。ドフピクはタイミングが送れ、ボールに合わせられない。速やかに飛び出したGKニッツァが右に体を倒しながら、ボールをキャッチした。続く31分、ミドルレンジからスダコフが、右足でシュートを打った。微妙に巻いていくボールを、一瞬左を意識したGKニッツァは、重心の位置を変え、横飛びする。両手でボールを叩き落として、抑え込んだ。球の勢いはついたものの、コースが若干甘く、キーパーの手に収まった。

試合は、3対0でルーマニアが、ウクライナに快勝した。ボールポジェッションでは圧倒されながら、ルーマニアは要所、要所でしとめる決定力がある。ウクライナは、ムドリクが持ち味のドリブル力にくわえ、パッサーとしても見せ所があった。トップのドフピクの動きに合わず、決定機を逃していた。ルーマニアは、センターバックのブルカとドラグシンは、ドフピクにたいして、ファウルをせずに対応した。無失点は評価できるとはいえ、幾度かクリアボールが、枠内に飛ぶなど、オウンゴールに繋がるプレーもあった。GKニツァは、見方のクリアボールにもしっかり対応する。混戦の中でも、リバウンドを出さずに、しっかりとボールを押さえ込むことにより、失点の機会を阻止した。後半ロスタイム3分に、遠めからムドリクがシュートしたボールが、ピッチにワンバウンドして、ゴールに向った際、GKニッツァは、腕を伸ばしてキャッチングを試みた。手元でもう一度バウンドしたことにより、肱の内側に当たって、右に弾かれた。幸いにも味方がオフサイドラインを高く保っていたことにより、敵に詰められることなく、滑り込むように、ボールを両手の平で抑え込んだ。わずかに課題を残したルーマニアとはいえ、スコアからみれば圧勝、EURO2000オランダ・ベルギー大会以来、24年ぶりの勝利に、選手達は自国ファンが待機したスタンドへ駆け寄り、挨拶を交わした。

  写真=ウクライナ戦での勝利後、自国のサポーターへ挨拶する選手達 掲載元 2024年6月18日 THE TIMES OF INDIA https://timesofindia.indiatimes.com/sports/football/uefa-euro-2024/romania-beat-ukraine-3-0-for-first-euro-win-in-24-years/articleshow/111064765.cms
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