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2024年05月18日18:45

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アニメ話・ダンジョン飯/怪異と乙女と神隠し/ザ・ファブル

●ダンジョン飯・20話。OP・EDにイヅツミ追加。いかにも空きがありますよってなコンテじゃなかったので、これは追加演出側の技量が高いって話ですね。てことでまずはアイスゴーレム戦。なんかこう、いかにも「ゲームが進んで色替えの強化モンスターが出てきた」ってな感じでワクワクするわな。ここでも力押し一辺倒ではなく、チルチャックの気付きロール成功で打開策が見える→イヅツミの体術成功で勝利、という凝った段取りが楽しい。そして氷の世界から炎の魔法陣を経て、流れるようにサウナ話に行くのがまたなんとも…。あと兜オフのセンシかっちょいい。

後半はバロメッツとダイアウルフ。犬系相手にライオスの犬のモノマネスキルがここまでメタ合致するとはねえ。んでメシネタとしてはバロメッツのバロット…まあその、バロメッツをお題にこんな地口をお出ししてきたお方ってのも史上そうそう居なかったのではなかろうか。あとバロメッツってカニの味がするってのも元ネタがあると聞いて割と驚く。これでもそこそこモンスターのうんちくは聞いてきた自負はあるが、初耳だったよ。へえー…。

今回の通底テーマはイヅツミさんの他者認識。根がネコなので「テメエのやりたいようにやる」ことを制限される理由が判らない。そんなワイルドキャッツに対し、ライオス一行どいつもこいつも真正面から話をしてんのがエライよな。マルシルが不器用ながらも相手を他意なく尊重し、同レベルから説得するシーケンスが印象に残る。…多分、精神性の成熟度から言えばイヅツミに一番近いのはマルシルなんだろうね。そう考えると、彼女がこの道中かなりムリしてるんだろうってのも判る。…それがちゃんと報われるといいのだけれども。さて。

●怪異と乙女と神隠し・6話。怪奇・赤い服の少女。化野さんは乙ちゃんに嫌われる…っつーか、話の都合もあるんだろうがああいう話し方しちゃそりゃ反発もされるわなあ。作劇場もうちょっとエエ感じに話を運んでほしかった気はするが、化野さんの内面が全て詳らかではないのでその辺は保留しておく。

本編の怪異は台湾の少女妖怪だが、そこにいろいろと尾ひれや噂が乗っかり、市井のナラティブな要素で変質した…ってのはいかにも当代の怪異解釈だ。そして怪異のキモは連続性、行方不明の人間が連鎖して次の怪異になるという所にあると。この流れを断ち切るのはいろいろ芸当が要りそうだねえ。

アークゲストのシズクさんを訪問するとメイドカフェのボス。…こいつ、思いのほか図太いな。今は状況もあっていろいろと弱気なところもあるが、ウナメ先生と同じく事件が解決したらうざったいお人になりそうな気がする。解決時に人として生き残ってるならば、ですけどもね。

●ザ・ファブル・6話。アバンの「社用車のポルシェ」が実は自転車だったっていう小ネタシーン、キャッチというかアタックというかの効果音でギャグ的な「ボヨヨヨン」っての久々に聞いたよ。愛・超兄貴のサントラでギャグとして使われてたのが思い出せる最近例ってことは…ここ30年近く聞いてなかったってことか。ははあ…。あとカシラの「せーだい喰うてくれ」ってセリフ、上方落語以外でセエダイって関西弁の単語初めて聞いたかもしれん、いいけど。

久々出所の武闘派という任侠モノテンプレにして場を擾乱するんだろーなーって危惧しかないお人・小島。ツダケンがもんすごヤサグレ演技しててとても不穏でよろしい。カシラとの会話、お互い暴力装置の子弟/知己関係であることを踏まえた上での会話がなんかこう、俺らの世界とはなんか違う妙な雰囲気がある。なんかヒヤヒヤすんだけど、あれでちゃんと普通の意思疎通プロトコルなんだろうな。…そっからカタストロフィに向かったりもするんだろうけど。

同僚のメガネくん、ヤクザとは違う方向性でちょいヤバい感じするんですけどどうなんすかね。確かにまあ、ストーカー盗撮野郎ってのは今までの職業ヤクザなんかに比べると小物も小物だけど、アキラさんが対処してきた人々とは多分レイヤの異なるヤツだろうしねえ。ヘンにこじらせたことやらかさなきゃいいけども。その行為のおかげでアキラさんとミサキさんの距離が縮まっちゃったのは皮肉と言えるだろうか。よく判んない。あとメガネくん侵入シーンで急にヌルヌル動きンなったのは…まああれはあれでそない違和感もなかったか。あれ、CGでアタリ取っての作画じゃないよな? 普通に手描きかな。
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