マイホームで絶対に譲れないものTOP3、「耐震性」「間取り」あと1つは?
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ま、今住んでるのは、築63年のボロ借家の一戸建てなんだけど、結構、気に入ってるんだ。
仮に、宝くじ(買ってねーけど)でも当たって、ふざけてカネ持ちに為ったとしても、今のボロ家に、ずっと住み続けると思う。
理由のひとつは、光熱費の安さでなあ。月のガス代と電気代の合計が、「ざっと1万円以下」なんだよ。水道代は、2ヶ月で5000円くれえか。
代わりに、ブレーカーの容量は、僅か15アンペア。電子レンジとエアコンを同時に使えば、一発で、家中が停電する。
トイレは一応洋式だが、ウオッシュレットは付いてねえ。バスタブは、ステンレス製で、所謂「膝を伸ばせず、肩迄浸かるタイプ」と。
耐震性に関しては、まあ、頼りねーかもねえ。取り敢えず、こないだの、能登半島沖地震では、幸運にも倒壊しなかったが。
間取りに関しては、「猫が、家の中のドコにでも、自由に移動出来るよーに為ってる」んだ。
この借家を選んだのは、嫁だったよ。最初の第一声が、「わー、アンティークなお家!」だったから。
当時、事業失敗で1億の借金を踏み倒し中の手前が、新たな新天地として得たのが、このボロ家だった。
恐らく無精子症(検査は受けてねーが、過去に手前の子供を孕んだ女性は皆無だった)のせいか、彼女も子供を授からず、そのせいか、近所で、産み捨てられた、子猫を保護して、屋内で飼い始め、その数は、全部で三匹。
名前は、全て、彼女が命名した。
保護した順番では、「こつぶ」「こたつ」「こぶり」と。
あ、こたつとこぶりは、双子でなあ。
・・・そして、彼女は去年、突然の病いにて、彼岸に旅立ったんだよ。
遺されたのは、俺と、猫達さ。
でもよ、30年振りにやもめに為って、実感したのは、「日々、猫に癒されてるよなあ」と。
ま、この記事の、ハウスメーカー提灯よりは、少しはマシな日常を送れてるのを証明したくて、敢て日記を寄せた次第なんだけどねえ。
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