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2024年04月28日22:44

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光の星の戦士たち

4歳児の映画鑑賞可能時間というか集中力持続時間は30分が限界。

・マダム・ウェブ

主役のダコタ・ジョンソン演じるキャシーと 3人の少女たちのキャラクターが一番の魅力。彼女からの前では、あれだけのシステムと身体能力を持ちながらアホすぎてしょっぱいヴィランや予知ものにありがちなシーンの繰り返しによるテンポの悪さなど些細な難点に過ぎない。3人娘に関してはまだまだ掘り下げ足りないがそれでも可愛らしすぎるほどの可愛さと溢れる生命力で作中に華を満たしている。
全然ミステリーでもサスペンスでもないどころかツッコミどころが多すぎるが、迫る悪意と脅威を未来予知で避けながら仲間として絆を深め最後には立ち向かうストーリーは悪くない。「他人なぞ知るか」と言い放つヴィランと仲間として、擬似家族としてお互いを思い合うよう変化していく主人公たちできちんと対にもなっている。
ヒーローバトル・派手な格闘はゼロといってよく、いわゆるヒーロー映画を期待するとまったく拍子抜けかもしれないがヒーローの精神はしっかり継承されており、逆に今までにないマーベル映画として、MCUとの差別化への意気込みは充分に伝わり楽しめた。

・JUNK HEAD

これだけの世界をほぼ一人で作り上げた、という「労力」への敬意を差し引いても、怪物たちが跋扈する厳しく残酷な地下世界で死と隣り合わせながらユーモラスでオフビートなマリガンたちの生活感と、そこから滲むキャラクターの作り込みがなんとも魅力的。目も鼻も無くとも感情が伝わる繊細な表情作りは住人だけでなく怪物たちまで「命と生活」を感じさせる。自分が主人公バートンになったように「不思議の国のアリス」よろしく戸惑いながら彷徨い住人たちと触れ合い、村のために怪物に立ち向かい、仲間の死に悲しむ。
世界が合う合わない好き嫌いは間違いなくある作品だが、ハマれば世界に没頭する最高の映画体験ができるだろう。
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