mixiユーザー(id:4546506)

2024年04月28日09:15

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堪えがたい痛み

天才歯医者さんで治療を終えて、ひと月経った頃、また歯が痛み始めた。
歯というより歯茎が痛い。その痛みがだんだん増幅して、耐え難い痛みとなった。
食事の時、咀嚼の加減でビリッと来る。
会話の時の唇の動かし方の加減でまたビリッと来る。
その痛みはちょうど電流が走るように痛む。
線香花火がはじけるように、痛む。
再び訪れた歯医者さんで天才先生は、
「これは歯に問題はありません。信頼できる口腔外科を紹介します」と
紹介状を書いてくださった。

その夜のこと、ビリビリと強烈な痛みで目が覚めた。
「さてどうしたものか。救急車を呼んでもいいのか。」などと考えたが
痛みで言葉を発することもできない。やむなく私は娘にメールを送り、救急車を呼べるものかどうか調べてもらった。
すると一晩中空いている歯医者を紹介されたらしいが、結局手持ちの痛み止めを飲んで、何とかその夜を凌いだ。

あくる朝、さっそく紹介して頂いた口腔外科を訪れた。
目の大きな日本人離れした先生。丁寧な感じのいい信頼できそうな女医。
いろんな問診の上、そこで処方してもらったのが三叉神経痛に効く薬だった。

薬局でそれを受け取り帰るときである。突然、また痛みが襲ってきた。
助けて〜!と思わず叫ぶ。娘はお水を買ってくるからちょっと待って。といって
どこかでお水を調達してきてくれた。
今受け取ったばかりの薬を飲む。そして痛みに耐えて15分。ようやく痛みは治まった。

それ以来痛みはない。すごいな。あの強烈な痛みが、その後忘れたように無くなった。
お陰で今朝はようやく美味しく朝食をとることができました。

三叉神経痛をネットで調べたところ、治療法のなかった昔は「自殺病」と呼ばれていたらしい。そうでしょうとも、あの強烈な痛みが毎日襲ってきたらいっそ死にたくなる。この薬が私を助けてくれた。今の医学は大したもんだと、改めて感じ入った次第でありました。


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