こんなことがあった。ｈ「私は日中頭がふらふらして、困るんです。お医者様に相談してもお返事いただけなくて」私「あ、hさん睡眠導入剤とかのんでません？」ｈ「眠れないので飲んでます」私「そのお薬のせいですよ。それを辞めればフラフラはなくなるのでは

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数年前、自宅から歩いて1分の所に新しく歯科医院ができたので、その歯医者の腕も知らぬまま奥歯の治療に通っていました。ところがいつまでたっても芳しくなく、訪れるたびに痛みに緊張しながら肩の凝る治療でした。ある日食事時に突然強烈な痛みが貫いたので

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私のたった一人の従姉は、市内で小さな服装学園を経営していた。そのころは、立体裁断というものが新しかったらしい。その立体裁断で、自分の作る洋服に自信と誇りを持っていた。その従姉が難病にかかった。小脳変性症。だんだんと運動機能がやられていくとい

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先日クリニックにおクスリをいただきに出掛けました。いつになく患者さんが多いなと、ウンザリしていると、その日からインフルエンザの予防接種が行われるということで、なるほどそのせいかと、待合室の椅子に体を沈めておりました。一時間以上待たされて、よ

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三月に一度。こんな頻度で血液検査をする必要は無いと思うのですが、クリニックの先生に言われるままに、やってます。今日はその結果を聞きました。先生曰く「鉄分がかなり少ない。何処かで血液が漏れている。胃がん、大腸がんの疑いがあります。検査したほう

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私はよくサスペンスドラマを見る。それもいつ放映したのかわからないような、昔の物ばかり。それでも退屈しのぎに見ていると、やたら気になることがある。刑事ものではよく辞表を懐に入れて、思い切った捜査に当たるが封筒の表書きの「辞表」という字の、なん

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孫がアメリカから帰ってきた。約一と月ばかり大谷翔平を撮るべく社から命じられて出かけていたのだが、役目を終えて帰国した。母親から聞くところによると、慣れない英語で恥をかきかきひと月を過ごしたそうである。孫は、小さいころから野球が好きで、高校時

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さて、７月１６日は恒例の浴衣会ですが、今回は娘の襲名記念の小唄会になります。娘の出番はとても多くなりましたが、苦にする様子もなくむしろ楽しんでいるようです。この日の二次会の宴会がまた楽しみで，テーブルの配置をこれまでとは違って皆さんのお顔が

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勘減りというのは、三味線を長い間弾いているうちに、棹の勘所（ツボ）がへこんでしまうことを言います。点滴石をも穿つ　という諺がありますが、紅木という、三味線の材質では一番固いといわれる棹でも凹むのです。すると音も悪くなります。その為上刃をかけ

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昨日は長女夫婦と末娘と私４人で、蛍狩りに。蛍は８時にならないと出ない、と昔から聞いていたので家を７時半に出て３０分ほど、末娘の運転に任せてひたすら南に行くと、そこはすっかり田舎。促されて車を降りると、真っ暗がりに清流が流れてあたりは森閑とし

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ｊポップを歌っているという女性が来た。私には、歌謡曲もjポップも、よく区別ができない。彼女が言うには「自分の歌を人はうまいという。しかしその道の人から見れば声に奥行きがないといわれる。どういう稽古をすればいいかと尋ねると、邦楽、それも小唄端

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古い友人と言い争いになった。言ってみればつまらぬことだ。一枚のCDが事の始まりである。２年ほど前福岡の腕のあるギタリストが、ヒットした日本の曲をジャズにアレンジした。その演奏者たちも好きなメンバーだったので、私は５枚ほど購入した。いつもライブ

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大台を超えると弱るということは、人生の先輩方から聞いていましたが、７０代までは取り立てて言うこともありませんでした。去年の秋、九州の小唄会を終えてから何となく優れない。そしてこの４月からどうも体調が悪い。良い日悪い日を繰り返しながら、今に至

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マンションの玄関脇の茂みの中に、50センチ高さの夜光灯がありました。今はもうその用をなさず、電球が取り外されて直径６．７センチの管だけが残されています。その管の中は、セキレイにとっては巣作りの格好の場所らしく、毎年今頃になるとその中からチチチ

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大丸別荘の温泉のレジオネラ菌が、基準値の３７００倍を超えるというニュースを知ってから、もう二か月が経つ。二日市温泉はごくごく近場の温泉で、大丸別荘は豪華で知られていたので、友人3人でのんびりと温泉につかって美味しいものを食べて、ただひたすら

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「フジコ　ヘミングが福岡に来れるのは、今回が最後かも」という長女の言葉にコンサートに出かけたのが５年前。そして昨日も、まだまだお元気なフジコさんに近い席でお会いできました。前回のオーケストラはライプチヒのメンバーでしたが、今回は北九州グラン

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前回のコメントの中で、夫が亡くなって夜が明けた、という友人のことに触れたので、思い出しながら、ひどい夫の例を書いてみる気になった。彼女は私の古い友人である。父親はある高校の用務員をしていた。彼女は毎日毎日父親のためにその高校へお昼のお弁当を

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うちの生徒さんの中に、とっても夫婦仲の良い方が居られます。初めてお稽古場に尋ねてこられた時も、ご主人とご一緒。何かにつけてご主人とご一緒の方です。現在お歳は７０歳半ばです。ある日のお稽古を終えての雑談の時、「私のことを、宝だって言ったのです

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私は月に一度クリニックに通っています。お薬をもらうためです。私の常用しているお薬は胃の薬、お通じの薬、コレステロールを減らす薬。痛み止め。この４種類です。飲まなくてもさほど差しさわりはないのですが、ドクターに言われるまま。尾籠な話で恐縮です

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世間はいま、桜、桜、桜。団地に沿って桜並木がある。２０数年前にこの団地の傍らのマンションに引っ越してきたときには、それはそれは美しかった。特に角っこに咲く一本の桜が見事で、見上げると花が幾重にも重なるようにして空の青が見えないほどだった。か

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末娘に瓢千雅の名を譲りました。この流派を絶やさないためにも、若い力が必要だと感じます。さて、これからどのように継承してゆくのか、若い者に任せます。私はこれまでと同じように、淡々とお稽古を続けてゆくのみ。（載せ方が間違っているのか、画像をクリ

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末娘の夫がメルベーユというフランス菓子の店を始めるということを、以前この日記に書いたことがあった。だがコロナ、その他もろもろの状況の悪化のもとに、ついに断念せざるを得ないことになり、長い間描いていた彼の夢は潰えた。しかし、あきらめることも大

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「うわ〜！かわいい！」思わず発した私の言葉です。去年のちょうど今頃、ホームページを見て小唄を始めたmさん。仕事柄、月に2度のお稽古だけど、じっくり時間をかけてやっています。上手くなりました。うわ〜、可愛い！といったのは、髪の色。オレンジとピン

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うちのホームページを見て、短期間ですがお稽古に来られていた昔の生徒さんから懐かしい電話があり、４０年ぶりに再会しました。４０年は長い。１児の母だった彼女はその後２度結婚して、まるでジェットコースターに乗ったような人生だったとか。当時はすらっ

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ある市会議員の市政報告会に出かけてみた。その集会の参加者の中に、コロナ以前に頻繁に近所で見かけていた小柄なおじいさんがいた。いつもかわいい小型犬を連れて、ポケットには雀のえさのパンくずを入れているらしかった。ときどき路上に撒くと、スズメがど

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