つないで徒歩日本大全周B面５5

九州心残り清算

【1日目　3月23日】
　
　熊本県水俣駅7:45歩数ｶｳﾝﾄｽﾀｰﾄ
　水俣港へ移動
海上タクシーで向かうは御所浦島。
この島を知ったのは数年前、富山県新潟県のひすい拾いの情報収集を
図書館でしていた際に化石についても何の気なしに調べてみると
拾える場所として紹介されたところ。そう、化石が拾える。
すぐに、と意気込んだのですが島の白亜紀博物館がリニューアル工事に
突入するタイミング。で、長らく3月20日のオープンを心待ちに
しており、速攻で来島。心残り１つめという訳です。
　これね。名前変わりました

　
港の真ん前でした。

　
　
　
　場所を移して化石拾い
想像していたのと違い（自分はシダ植物の化石を狙ってた）貝類が主。
海洋生物の歯なんかでなく貝類と逆にあまりないような植物の痕跡を
探すことにしました。小さいけど形の良い貝といくつかをゲット。
意外と時間忘れてました。船出までにここ本郷港と嵐口間4キロほど
海岸線歩くつもりだったのですが結構ギリギリか。
　嵐口からバス戻りだと
12時出航の船に間に合う便もあるが、バス停探し当て損ねるのが怖い。
で本郷港発で嵐口までバスで戻ってくることにして少し買い込み。
　
　
ところが、バスが来ない？海上タクシーと一緒で予約制だったのかな？？
もしそうなら戻りバス当てにしてスタートしてたら危なかった。
5分待って時間的に海岸線ちょい歩きは諦めて港で船をのんびり待つ。

行きと変わって結構揺れ、少々遅れつつも水俣港へ。
　帰路は道の駅へ寄り道
　
　駅で湯の鶴温泉へのバスを待つ
　
お宿は1年前の年始のゲストハウスとうじ屋再訪。相変わらず人気。
屋台は満員御礼だったので白米は諦め、のんびりと湯をいただく。
さて明日夜明け前から出、心残り二つめ、この宿から水俣駅までを
歩くのだが問題は天気。本日は霧雨程度で済んだが夜半から荒天。
まあ水俣まではいいとして、フェリーが出るのか、これが問題だ。


本日水俣駅からの1日の歩数　11,497歩

【2日目】
午前3時20分頃やはり強めの雨の中歩み出す。
7時の電車には随分早いが当方に秘策有り。
　
夜間は待合室に入れない水俣駅を通り過ぎて向かうは昨日
目星をつけていたコインランドリー。ほとんど脱ぎ捨て洗濯乾燥。

電車で向かうは
　佐賀県有田駅
乗り継ぎにかこつけて寄り道するは
　ギャラリー有田さん
　予約しておいたベジご飯
ご当地のごどうふ含め大変美味でございました。

フェリーの運航も確認でき、安心して松浦鉄道に乗り換え。
　
　
長崎県鷹島口で下車して急ぐは、
　今福港
　結構大きい船、運航するはずだ
　辿り着いたのは鷹島
心残り3つめ、前前年の年末に上陸した島。
ここはモンゴルに元寇され二度蹂躙され当時の島民はほとんど失われた。
　二度目の役で元寇防塁に阻まれ体勢を立て直すべくモンゴル群の大船団は
この鷹島の沿岸に集結、その夜神風が吹き荒れ船団は海の藻屑となり
日本は守られたのだ。その海底に残るモンゴル船の痕跡が引き揚げられ
保管公開されているのが鷹島文化財センターガイダンス施設。
　年末30日に訪れるつもりが年末休館日で島に入ったところで
折り返して将来来ることを誓っていたのだ。
　その待ちの1年に元寇防塁と元寇資料館も訪ねられた。整ってる。

　
　
　
　
　
　あの海底にいまだ眠っている

ゴールは前回折り返した道の駅鷹ら島。
　
　
バス停で時刻を確認してビックリ。
なんと4月1日より土日の運行が廃止されるとある。
恐竜の島博物館開館3月20日からすると今週末、来週末しかこの
プランは成立しなかったのだ。好機をつかめました。
バスの時刻まで道の駅で1時間ほどのんびり過ごす。
　
バス乗車で杖を仕舞い帰途に着いた。博多でベジ弁当残っているかな。


本日鷹島バス停乗車まで1日の歩数　28,446歩　

　

「６０００万歩の男」まで
残り２，３８８，５３７歩

秘境100選、変わらず残すは６。

お土産