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2024年03月09日22:47

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つないで徒歩日本大全周B面54

10年前福島原発20km圏小高駅まで南下したが、立入禁止範囲に
大きく大きく迂回せざるを得ず、おそらくは自分がこの歩きを
やっている間には徒歩での海岸線歩きは無理なんだろうと諦めた。
が、最近ひょんなことで浜通り主幹道の6号線が通行できるように
なっていることを知る。
グーグルマップでも食事処や宿が点在しているのが見て取れた。
勇気爆発だ。

【1日目 3月2日】
フォト スタートは1:30常磐線四ツ倉駅
外気温は0℃程度だがかなりの強風のなかまずは海岸線に出て南下。
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本日昼に戻ってくるチェックポイントを押さえ、
フォト 遠くに灯台の光の帯
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まずは一つ目のゴール植田駅、ここから泉駅経由でバスで灯台入口へ戻る。

語り部のお話を聞くために急ぎ、いわき震災伝承みらい館へ。
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さてバスでいわき駅へ戻り電車でスタート地点の四ツ倉駅へ。

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道の駅を経由してお宿へ。お風呂がうれしかったぁ。


本日の歩数 65,524歩

【2日目】
フォト 0:00出立
フォト 駅を経由しつつ
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改装されてる駅が多い。でも皆が待ち望んで再開したのだなぁという
装飾や行き届いた清掃にほっこりする。

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フォト ここも道の駅に行くチェックポイント
フォト 見辛いが竜田駅
ここより福島第「二」原発の寄れるところまで寄っておく。
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ここも後でよる廃炉資料館で知ったが廃炉予定だそうだ。

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本日の第一ゴールがここ富岡駅。駅に併設のブースで土産買えそうだが
7:30で当然開店前、だらだらと8:30の電車を待ち、木戸駅へ。
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フォト 道の駅へ向かいます
フォト この時はまだ原発近くの
道を地図で確認などしていた。呑気に。
フォト 土産は送って地元ご飯!
折り返して木戸駅より電車で大野駅へ。

フォト ここより先の富岡駅までが本日
ところが駅周りの工事が多くいきなり迂回となる。
で、予定の夜ノ森駅への道に戻ろうとしていると、
フォト なんと今回初 ゲート
この時はまだよく事情が掴めておらず、なぜ原発と反対側が立入禁止か
大混乱、ゲートの方も他のどの道路が通行止めか知らないそうだが
主幹道の6号線は無難に通れるはずだと教えてもらう。
またもや遠く迂回して6号線に出て南下、ここからゲートだらけとなる。
どうやら道の内陸側が帰還困難地域、海側が中間貯蔵施設エリアらしい。
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フォト やはり少し線量が高め
パトカーやパトロールの車が頻繁に横を通っていく。
むしろ見とがめて声をかけてきたら夜ノ森駅への横道が通れるか
確認したかったが残念ながら総スカン。
フォト 地図上ではこの先だが諦める

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ここ廃炉資料館で14:15〜15:45までみっちり現状のレクチャーを受ける。
現状のプールからの燃料棒撤去は1、2号機完了で3、4号機がこれから。
まだ道半ばだろうか。それにしても停電時の再現みて懐中電灯だけで
あの計器類をよくも調べられたものだと驚いた。

フォト ダッシュで富岡駅へ
なんと土産買えるところは日曜休み、、、無念。
フォト すぐ向こうが海なんだよな
電車で向かったのは宿のある双葉駅、バスで向かうは
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このバス時刻で今回の日程を決めた。平日の本数のが多くて融通が利く。
そしてこの双葉町浪江町の施設が月曜でなく火曜定休なのだ。
で明日は有休をとりました。
フロントでここから大野駅までのルートを相談しましたがやはり
6号線より海側へは入れないのではとのこと。素直に軌道修正。
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また大風呂が使える、うれしいなぁ。

本日の歩数 66,125歩

【3日目】
フォト 3:45出立でまず双葉駅へ
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右写真の部分が旧駅舎らしい。時計は止まってるようだ。

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6号線に出て南下していく。
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フォト この町境あたりが原発に最寄り
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なんと遠望が出来る。昨日のレクチャーから少し複雑な心境で眺めやる。
交代時間が近いのか5:00頃だが大量の車両が車列となって。
フォト 吸い込まれていってた

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ここより大野駅目指して6号線を離れる。
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フォト またゲート出てきたらとドキドキ
フォト なんとか辿り着けました
駅の待合室にていろいろとグッとくるものがあった。
ただの通行人に何が判るものかだろうけれど、町の姿を残すかるたの
文面の「…だった」に昔に思いをはせる。
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駅の反対側は大きく整地中。バスで少し離れた位置が中心街のようだが
他の駅周りのようにここにも早く活気が戻ってきますように。

電車バスでお宿に戻りバイキングを利用する。お米おいしかったよ。
フォト 宿向かいの伝承館へ
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言葉を失うなぁ。続いて震災遺構 浪江町立請戸小学校へ向かう。
フォト 帰りは盛大に遠回りとなるが
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ここは先生が震災時いた生徒全員を無事に山へ避難させた小学校。
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えっとなる。周りは一面空地だったから。
資料を見てわかる。数々の復興地を訪れたが巨大な防波堤を建設か
盛り土して住宅を高い位置にというのが多かったのだが、
ここ請戸は津波危険地域に指定され住むことが禁止されてしまったのだ。
(住民合意とのことだが)
だから無事に避難できた子供たちもいろんなところにバラバラに
移り住んでいくことになってしまったそうだ。
元住民をつなぐものとして田植え踊りを何もない場所ではあるが
毎年集まって披露しているのだとか。
解除されても戻ってこれないところもあるのだな。
フォト 手を合わせるしかできないよ

浪江の市街地へ。
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自分的に切ないのが浪江のゆるキャラがこの『うけどん』というところ。
町はなくなってもこうして残るのはよいことなのかな。
ファンクラブ申し込んじゃいますよ。
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浪江駅に寄った後は道の駅なみえへ。
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ゴールへラストスパート。
フォト こんなところに白鳥
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フォト いよいよあそこの先に小高駅
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なんと駅舎があの時のまんま。記憶が蘇る。ただいま。
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フォト これにて心残り解消

特急への乗り継ぎ駅はいくつか選べるが、もちろんあそこ。、
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富岡駅、今日は開いてます。
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フォト 特急乗り込みで杖仕舞います


本日ひたち号乗り込みまでの歩数 46,404歩


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フォト 今回持ち帰ったロードマップ見ると
6号線で一区間自動車・オートバイのみと書かれていたので、少しグレーな
気もしますのでこれから歩かれる、や自転車でという方はご確認ください。
施設やらでも問題ないと聞かされてたしパトカー類もスルーだったので、
古い記述なのかもしれません。


「6000万歩の男」まで
残り2,428,480歩


秘境100選、変わらず残すは6。

お土産
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