日付が前後するけれど書きやすいところから日記を書いておきます。
3月22日(金)。新潟から東京へ戻った翌日。
京橋の国立映画アーカイブで24日(日)まで開催の「和田誠 映画の仕事」展へ。
メインビジュアルは『巴里のアメリカ人』から。
常設展示室の先の企画展示室。
ここも随分来ているけれど、こんなに多くの壁で区切られたのを見たことがない程の構成と物量。
中は概ね撮影可能。和田さんが映画に関して遺した仕事に特化した展示会。
自らを終生いち「映画ファン」と称した和田さんの映画に関する仕事を「映画を知った」「映画を描いた」「映画を語った」「映画を集めた」「映画を撮った」の5章に分類して紹介。
先に行われた大規模な「和田誠展」でも多くの作品が展示されたけれど、この「映画」に関する展示だけでも膨大。改めてその才能の巨大さを思う。
見て周るだけで楽しい。
これは『和田誠肖像画集』からディートリッヒに「私じゃない」と言われたといわくつきのページ。(もちろんよく似ています)
アニメーション関連の仕事(ポスター)も。
東宝怪獣がデザインされたビニールバッグ(家にもある)。
直筆原稿。細かく手直しされている。
映画制作中の名入りディレクターチェア。
監督作品『怖がる人々』絵コンテ。
300点近い展示で充実。終了も近いからかやや混雑していた。
ロビーでは和田氏が自作について語る映像が流れている。
関連上映も行われており、『恋の大冒険』はアニメパートもあるという。
1階で関連の『ニューズレター』第22号を買って帰る。
常設展示室のアニメに関する部分は変化なし。
どこかの駅でこんなポスターを見た。何でも舞台化になる。
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