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月に1度の通院日だった3月16日土曜日、この日は血液検査もあったので結果が出るまで1時間くらい掛かる。
病院でただ待っているのも退屈なので、血液検査の結果が出るまでの待ち時間でいったん外へ出させてもらって昼飯を食べに行かせてもらった。
これまでも血液検査があるときは病院の近くの店で何軒か昼飯を食べた。
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どちらもそこそこおいしかったが、自分が愛用しているQRコード決済のPayPayは使えない店で、今回はPayPayが使える店がないか探したところ、季節の料理と西馬音内そば「いちゑ」という店はPayPayが使えた。
「西馬音内そば」とは、秋田県南の人口5000人ほどの羽後町の中心・西馬音内(にしもない)にはそば屋が7軒もあり、西馬音内のそばはつなぎに海藻の「ふのり」を使った独特なそばを提供しているじことで秋田県内では知られており、1月に本場・羽後町西馬音内で初めて食べたが非常においしかった。
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そのときは初めての「西馬音内そば」だったこともあり、そばそのものの風味を味わうため何も付いていない「冷がけそば」を食べたが、今日の「かきあげそば(1000円)」は何のかき揚げなのか尋ねたら春菊とのことで、旨そうなので今回は「かき揚げそば」を「冷」で、さらに「そば大盛(200円)」にした。
メニューの写真はかき揚げはそばに直接盛られているが(写真2)、それは「温」の場合だそうで、「冷」だとかき揚げは別盛りで配膳されてきた(写真3)。
「西馬音内そば」は冷でもざるぞばスタイルではなくかけそばスタイルで最初からつゆに浸っており、まずはわさびを全部溶いてからいただく。
まずはかき揚げは入れずにそばをいただく。
海藻の「ふのり」つなぎのそばと言えば新潟県の「へぎそば」が有名である。
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自分はかつて新潟勤務していたこともあって新潟の「へぎそば」も大好きだが、同じ「ふのりつなぎ」と言っても新潟の「へぎそば」とは食感が異なり、「へぎそば」ほど舌触りが滑らかでなく、「すする」と言うより「噛んで食べる西馬音内そば」もヒケを取らずおいしい。
春菊だけのかき揚げも旨そうである。
2口目からはかき揚げをちぎってつゆに浸してかき揚げと共に食べる。
ほろ苦い春菊の風味と食感が「西馬音内そば」ともよく合っておりめちゃめちゃおいしい。
春菊のかき揚げを全部そばの丼に移してしまえ。
ふのりつなぎの「西馬音内そば」と春菊のかき揚げ、感動的に旨いな。
あまりのおいしさに夢中で食べ進み、大盛にしたのにあっという間に残り1口まで食べ進んだ。
麺を食べ終え、そば湯ももらって春菊のかき揚げの切れ端が浮いている残ったつゆに注ぐ。
見た目は分からないだろうが、そば湯で割ったつゆもめちゃめちゃおいしい。
そして全つゆで完食。
秋田市からクルマで2時間ほど掛かる羽後町まで行かずして、秋田市の中心街の病院に通院して血液検査の結果待ちの時間を利用して「西馬音内そば」が食べられるなんて最高である。
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