◆ 模型用バッテリーの火災発生確率はモバイルバッテリーの5倍

◆ 模型用バッテリーの火災発生確率はモバイルバッテリーの５倍

模型様バッテリーをオーディオに使うと音が良い話しも出ていますが、模型用バッテリーはモバイルバッテリーの約5倍火災発生確率が高いと思われますのでお知らせします。

元ネタは以下
◆ リチウムイオンバッテリー(模型用バッテリー)の危険性は如何ほどか
https://ameblo.jp/docono38/entry-12845196058.html
> 令和5年の東京都消防管内の火災の原因の統計公表、リチウムイオン電池による火災は150件起きており、全火災3953件の5%弱を占めています。最も多いのは、モバイルバッテリーで35件でした。大体が製品に組み込まれたリチウムイオン電池で起きているようです。

>モバイルバッテリーの火事が35件も起きているというと怖くなりますが、みんな普通に使っています。模型用バッテリーについてはたったの2件。

【コメント】
まず航空機は事故率は0.0009%で、438年間毎日搭乗して1度の確率 との事です。

> 模型用バッテリー(の火災)についてはたったの2件。
は、2件　/ (模型用バッテリーを使ってる人数　X 使ってる日数や時間)
が　火災の確率になります。

まずモバイルバッテリー火災が35件、携帯16件の約２倍ですが、利用人数が1/10とするとモバイルバッテリーの火災確率は携帯の約20倍になります。

模型バッテリーの火災2件はモバイルの火災の約1／20ですが、モバイルバッテリー100万人の1／20の５万人利用は妥当におもえますが、利用時間はモバイルバッテリーの方が長いと思います。目的からしてモバイルバッテリーは2日置き(月15回)位に充電とおもいますが、模型の充電となると月に2〜３回程度、つまり模型バッテリーはモバイルバッテリーより更に５倍の火災確率になります。
ラジコンだとかなりの回数充電ですが、おもちゃ程度だとほとんど充電しません。

模型バッテリーのオーディオ利用だと充電は毎日レベルだと月30回充電、5倍　X 10の　50倍もの火災確率になります。実際の所はオーディオでは毎日2-3時間聴いて月４回充電だそうです。
音が良くなる(70点が100点)とは言っても生演奏以下ですので、火災リスクで私はパスします。

◆ 模型用バッテリーをオーディオに使おうとしている方に注意喚起
https://ameblo.jp/docono38/entry-12845343209.html
> リポバッテリーはエネルギー密度が極めて高く脆弱で危険です。以下のことにご自身が当てはまるなら使わないことを強くお勧めします。

1. バランス充電とは何かが分からない
2. リポバッテリーの構造や危険性について詳細に説明ができない
3. リポバッテリー専用の充電器を扱ったことがない
4. 1C充電とは何かを説明ができない
5. 5000mAh 11.1Vとリポバッテリーに記載があった場合の充電器の設定をどの様にしたらいいのかが分からない
6. リポバッテリー充電時の注意事項を知らない

以上に一つでも当てはまったら強くオーディオには使用しない事をお勧めします。おそらくかなりの確率で事故になります。

【平野コメント】
ラジコンは屋外で人が意識を集中して使うので万一バッテリーが発火しても火災にはなりません。
オーディオは室内で長時間集中せずに利用、場合によっては寝ながら聴くので万一のオーディオ利用のバッテリーの発火が原因で、家が火災になるリスクはラジコンよりはるかに高いと思います。
東京都で模型用バッテリーが原因の火災が年間2件ありますが、これはラジコンでなく室内の電動おもちゃかも知れません。

https://www.facebook.com/groups/196981310437791/posts/3074594196009807/

【中野 賢司さんコメント】
ラジコン歴45年です。ニッカドからリポに変わった頃、火事が頻発しました。
手の届く知人範囲だけで全焼２件
充電含めて屋内では絶対にやらないようにしています。ピザ窯のような保管庫を作り、その内側で本物のアンモに保管しています。蓄電池はそのくらいのエネルギーを持っています。
リポではありませんが車の火災も保険会社レポートによると９割以上が後付け配線の不備とのこと。短絡して赤熱したらもう手がつけられないのだと思います。