徒然(ブランドタグ)

自分は「目立つところにブランドタグ・ブランドロゴがある商品」というのはあまり買いたくない。

元来、メンズアイテムで、明確にブランドタグ・ブランドロゴが見えるものと言ったら、腕時計くらいしか無かった。スーツは内側を見れば、ブランドや、どこの生地を使っているか？がわかるが、外側からはわからない。靴は、中敷等にブランド表記があるが、外側のアッパーからはわからない。シャツは胸の辺りにブランドのマークや刺繍があったりするが、ジャケットやセーターを着たらわからない。

でも、全部が全部、そういうわけでもないのが現代だ。スーツとはちょっと違うが、外側に胸ポケットを付けたジャケットでは、その胸ポケットにブランドの刺繍が入ってることもある。カジュアルなジャケットは明確にブランドロゴが書いてあったりする。スラックス・ジーンズの類も、尻ポケットの辺りにマークがあったりする。靴は、踵部分やサイドに意匠があるものも多い。

高級ブランドのタグやロゴが付いていたら、何となく嫌味な感じがしてしまう。チープブランドのタグやロゴなら、ケチ臭い。実際のモノの良し悪しとは別の評価軸があるようで嫌だ。

本当に良いモノを、正しくメンテしながら使えば、何となく高級感が出て来たりする。REGALは日本のメーカー・ブランドとしては突出して高いわけではない（一応、より高級なラインもある）。低い位置にいるわけでもない（低価格ラインとしてKENFORDはあるが）。非常に中庸なポジションにいるブランドだろう。そのREGALのプレーントゥを20年以上履いている。買ったばかりの頃は毎週のように、今は年に２〜３回程、クリームで磨いている。買った時と比べると艶感が全然違う。雑に扱われている格上ブランドの靴と比べても、負けていない、と思っている。

という実例を知っているので、自分はブランドタグやブランドロゴをあまり信用していない。

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その一方で、アウトドアブランドの道具にブランドタグやブランドロゴが入ってるのは、あまり気にならないんだよな。これは自分でも不思議である。

モンベルだけはちょっと違うか？　質の良さはわかってるし、迷ったらこれ買え！ってくらい信用してるけど、なーんかね。