婆ちゃん風呂で溺れる

昨日のこと、夕方ごろに風呂を沸かして
祖母を風呂に入れた。
体を洗うところまでは私がやって、湯船に浸からせてから
後は自分でお風呂は上がれるだろうと思って買い物にでかけた。

約一時間ほど買い物に行って、帰って来たが
リビングに祖母の姿がないので、もう寝たのかなと思い
風呂場を覗くと、風呂のすりガラスの先に足が見えた。
風呂場に入るとそこには風呂桶の中で仰向けに
すっころんでいる祖母の姿があったのだった。

祖母は湯船から上がる時に風呂の蓋に手をかけたようだが
風呂の蓋は固定されてないので、手をかけたまま風呂の蓋とともに
湯船に落ちたらしい。

湯船に顔が浸かるか浸からないかのところで
おそらく私があと30分ほど帰りが遅かったら溺れ死んでいた
可能性があると思った。
とりあえず風呂の湯を抜いて祖母の体にバスタオルを引っ掛けて
引っ張り上げて湯船から立ち上がらせた。

その後は椅子に座らせて体を拭いたりしてなんとか事なきを得る。

実は去年あたりから家の風呂に入らせるのはそろそろ限界ではないのかと
思っていたのだがやっぱり限界が近いような気がしてきた。
もう祖母の足腰では湯船に腰を下ろすと自力で立ち上がることができないのだ。

方法としてはシャワーで終わらせるかもしくは
介護入浴を頼む方向になるかなと思う。

実はこの事件の前に不思議な夢を見ていて
祖母の乗った車椅子が坂道を走っていって
そのまま川に落ちて溺れるという場面を見た。
私は泳いで助けにいかねばと思って躊躇しているという
ところで場面は終わったがもしかして予知夢だったのか？