■ホラー映画の「女優霊」を超ひさしぶりに見たのだが(90年代に見て以来)、さっぱり怖くなかった。昔見たときは結構怖かった印象があったんだけど今見るとなんだこりゃ的に思えてしまいぜんぜん面白くない。
僕の好きなパターンのホラーは、会っているはずなのに実は居ない人だったというパターン。たとえば、結構有名だけどドラマ「うちの子にかぎって 2」の第9話「転校少女にナニが起こったか?」とか、「同窓会へようこそ」とか、漫画では本秀康の「岡田幸介と50人の息子たち」とか、わかさしげぞうの「カミング・ホーム』(90年代の雑誌「COMICアレ!」に連載された)とか。また、謎が残る話も好きだ。例があまり思い浮かばないが、たとえば杉浦日向子の「百物語」とか。
ゾンビと戦うとか幽霊から逃げ回るとか、そういうのは見てる途中で「なわけねえだろ」となってしまう。祟りなどの迷信系もどうにもアホらしい。そういうものならまだタヌキに化かされるとかキツネに騙される話のほうが面白い(そういうのはホラーにならないだろうが)。というか、なにもそこまでホラーに熱をあげる必要もないのだが、怖い話というのは理屈が通用しない分だけ結構深いものだ。
ちなみに先に上げた「わかさしげぞう」という漫画家はネットで検索しても全然出てこない。それがなんだかホラーだ。
■先日スタバで本を読んでいたら店内に誰もいなくなってて焦った。閉店時間だったのだ。この店舗は夜8時に閉店になる。それをすっかり忘れていた。デパート内にある店舗なのでデパートの閉店時間に合わせて店が閉まるのもしょうがないとはいえ、8時は早すぎる。
昔僕がよく行ってたカフェはだいたい午後1時から3時あたりに開店して、夜の12時から1時あたりに閉店する。これが自分の中で標準となっていたのだが、最近はスタバなどのチェーン店に行くことが多いので、頭の中ではカフェの閉店が早目に修正されてきた感じだ。ちなみに西洋美術館のカフェすいれんなんて閉店時間は5時半(これは美術館の閉店時間に準じるので仕方ないのだが)。
カフェでごはんを食べてから帰るなんてことも無くなったし、何もそんなに遅くまで開いてなくてもいいのだが、でもやっぱりカフェは夜遅くまでやってて欲しい。いやなんとなく。
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