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2024年02月16日17:49

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書き進めてたものを

誤って消すやつを久しぶりにやったぜ。めんどいめんどい

日曜はBoA、悪太郎氏GM。子供を持っちゃうと、私が悪い瞬間が来ちゃうじゃないですか……の巻き。

今年も書き初めをやらせてもらってます。
「筆」の機能をもったクレアータをお呼びいただいているということです。
ある種の性格の悪さを恃まれてお呼びいただいているところではあると思うのですが
今回はどうかな、継続的に嫌がらせのできそうな人は手に入りましたが、
全体としては特に文句なく良いことしかできなかった気がする。
誤って養女のようなものを作ってしまった。
まあ、かきぞめ十周年記念のようなので、
たまにはこうしたライフステージのステップアップもよろしいでしょうか。


今私がちょうどvivyネタを身内でやっており、歴史改編系のハザードが起きやすくなっちゃってるんですが、
これに強めのモチベーションを持つ闇に足突っ込んだNPCと、これを起こされると困る殺戮者集団の思惑がぶつかり、一般人はまきこまれる、
というようなかたち。

今回のNPC=ヒロイン、
思想は強いっぽいんですが、
その思想の実現には大分道のりが遠い事を理解しているようで、

こう、最終的には「神をこの世界から放逐したい」と考えているようなのですが、
短絡的な過激思想というのではなく、
「神や神秘がなくても大丈夫な社会」を、タイムリープやスリップを駆使することで段階的かつ長時間のタイムスパンでなし得ようということのようで、
このシナリオ内ではこの「最終段階」のやばさみたいなことはそれほどかかわってきません。

ただ、この思想の成就云々というよりは、そのための通過点としての歴史改変という行為がよろしくないこと、
このよろしくなさを聖痕者だけでなく他の闇の勢力も同じく感じ取っているために、そっちの蠢動がまたよろしくなく、
と波及していくのです。


PCの一人は、この「神を放逐する」ほうにスカウトされ、それを受けることに決めた、までハンドアウトに書いてあるのですが、
なぜ受けることに決めたのか、というと「受けることに決めた」世界線をガチャで引き当てられたからです。
同じ方法で何人かの手勢をスカウトすることに成功しているようで、
彼女はこうしたメンバーを使って「ケルバー情報局」なるものを作り、
ケルバーの、本当に情報という情報を余さず概念的に収集、整理し、それで何をするかというと
まだ社会システム的に未熟な税金徴収ルールを完成させ、不法定住者の徹底監視から社会底辺層の生活の完全掌握と公的資金の増大からのセーフティネットの構築を図る、
という形で「神に祈る必要のある社会層の根絶」をやっていこうとするようなのですが、

それとは別に王政打倒を叫ぶ活動集団の取り締まりを強力に行う、という行為にも精力的に手を出していきます。
つまり、徴税官みたいな仕事を新設するにあたって、この権力構造が思想集団の標的になりがちということは懸念されるのだけど、

この稚拙な思想集団自体が、そもそも貴族階級の人たちが作った「そういう連中を釣り上げ、いつか見せしめに全滅させる」ための権威側の餌であること、
また、この組織を第三勢力の敵が利用して彼女を殺害するために利用しようとすることを、時間旅行の末に知っているから、というところも大きい。


なかなか社会的&SF的な要素も大きい話になってきましたが、
BoAとしては肝心の、「で、どの闇を倒すとクリアできるの」というのがなかなか。

というのは、今一方、彼女を狙っているという殺戮者がなかなか姿を見せない(というより、これも時間旅行者の一種なので、「尻尾をつかませないように動いている」)ので、
条件を整えてクライマックスに無理やりふんづかまえるしかなさそうという相手であり、
見えない敵に対して対策を積んでいきつつ、会話のできる法の時間旅行者はじゃあ、倒す必要がある相手なのか?と検討をしていきます。

実際、彼女は「悪魔」と呼ばれるものに力を借りており、尊厳値も地に落ちているようですが、
殺戮者かというとそんなことはなく、
死にそうになるたび、あるいは「聖痕の解放」に立ち会って殺戮者に落ちそうになるたびにタイムリープをしてキャラロストを防いでいるようで、
いわば、「まだ」何もしていない状態。


社会変革を望む思想自体は、時代的に真っ当と呼ばれるかどうかはともかく、まあ普通で、その思想自体が弾圧されるほどのものでもない。


とはいえ、闇の色濃い技を使い、なんなら集めているメンツが、とらえた過激思想家をロボトミー手術&マインドウォッシュをおこなって、∵紋章∵の利かない生物にしちゃうみたいな超現象をおこしているなどかなりダメなこともしているので、
こうした闇の手腕を「結実」させればもう完全に後戻りはきかないだろうというような感じでもあり、


その辺で出たクエストは、「彼女の”やり直し”を止める」ようなこと。
これは事実上、悪魔と彼女の手を切らせることなので、「その一歩」を踏ませない、すなわち彼女を倒さないルートといっていいでしょう。


で、彼女の精神的なモチベーションの発祥などを探ると、
どうやらこの時間軸において彼女は5歳の状態でどっかの孤児院におり、

北伐の折の戦傷者などに対するブレダ王国の補償計画の一環で作られた戦災孤児救済施設で、
しかし闇と人の境界線上の村にありうる「闇の眷属とちょっと共存している村」での対ゲリラ略奪作戦みたいなことの被害者として回収された子であり、
白鳥人だった彼女の母親に乱暴しようとした騎士たちを、父親の狼人が反撃して殺した、といった戦況で残された彼女が、
子供はひとまとめにと回収された孤児院でその殺された騎士の子供たち、ないし養母となっている修道女などに、
覚えてもない親の咎で虐待ありきの育成をされてきたらしく、単純に心境が嫌いなのですね。
おお、差別と虐待を用いることによって社会的精神性を構築する糧にされるというのはD&Dに同じ道を通って来ているティーフリングPCがいる気がする。

今5歳の状態でその真っただ中にいる
ということが分かったので、
まあこれをさらってきていい暮らしにおいてやれば多少は和らぐかな?世界線が違うから無理かな?
というところですが、
本来ないと悪魔が説明していたらしい意識の連続性がちょっと発生しちゃったようで
人へのいやがらせばかりを考えている人形PCに、母親的な郷愁愛を獲得させることに成功し、その言葉を聞いてもらえるようになった。

ううーん、情愛を利用して微妙な顔をさせるのって簡単すぎるんですよね……子供を助けた大人としての責任が発生しているのもいただけない……。
ちょっと不本意ですがまあいいでしょう。


ということで、今回のループにおける悪魔の誘惑は振り払えそうなので、
異常なメンツがそろった情報局は解散しつつ、しかし徴税システム、社会調査システムとしての情報局は意義を持ちそうなので組織自体は続行、
という穏やかな流れを作ることに成功しつつ、あとは彼女を殺害に来る殺戮者を倒すことでクリア。

殺戮者「みんなを幸せにするために、みんなには眠ってもらわないと困るのよ!」
PC「それはよくない。人類には常に、今よりちょっと不幸になってもらわないと困るんですよ」


悪いことは言えてるんですが、普通に子供を一人救うなどいいことをしがちになってきたなあ。
もっとこう、孤児院に嫌がらせるするような流れは考えてもよかったかも……いやしかし直接的なウソや、暴力をちらつかせるためにほかの人を利用するというのも……
進んでやってくれそうな人をなにかもっと想定して、子供さえ回収できるなら後はご自由にというのができれば一番だったですかねえ。

ふーむ。


さて次祝日にGMする予定だから
日記いつどう書くかよくわからなくなっているぞ。
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