税務調査後始末

朝から北摂の顧問先を訪問し、確定申告の資料3人分を受け取る。昼食の予約をと言われたんだけど、午後に調査の後始末の交渉があるので、丁重にお断りした。お土産に一升瓶をいただいた。

吹田のマンションで一服し、市内某所署で社長と待ち合わせて交渉に臨んだ。社長は調査官（定年間際の上席）の話し方が気に食わないとご機嫌斜めである。案の定社長が切れかけた時点で、５階出身の統括官の登場となった。

上席の提示は所得で6700万円。業種がラブホテルで、指摘されていたのは修繕費、資本的支出が多くあるのではないかという内容。修繕は修繕、新たな物品の付け加えや、性能の著しい向上等あれば仕方ないが、金額のみで資本的支出と言われるのは承服しがたいと思っていたら、遡及なしで金額が70％オフの提示が統括官からあった。

人事異動まで粘ってもよかったんだが、面倒な事案を抱えたまま確定申告に入るのも気分がよくないので、社長にことの次第を説明し、修正に応じることにした。

内容云々の交渉ではなく、金額の交渉であったので、社長にはその旨重々説明した。

修正申告案を作成し、担当者に送付する。調査終了の同意書も作成する。手続きが多くなって面倒である。