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2024年02月06日23:56

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この地球(ほし)を守りたい

もう一年の12分の1が過ぎただと…?

・パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー

コレは紛れもなくヒーロー映画だ。
TV版とは比べものにならない爆発と破壊、お手本のようなヴィランが企む、ガチでシティが滅ぶレベルの危機に立ち向かうはメンバーそれぞれの長所にちなんだ多彩なマイティパワーを手にした、新米スーパーヒーローチームとトランスフォーマー並みにカッチョ良い変形ガジェット。スペクタクル溢れるアクションは子供だけでなく大きなお友達も大興奮、オモチャのプロモーションとしても完璧で間違いなく爆売れ必至だろう。前作から続投の安倍なつみは相変わらず、ヴィランを演じた仲間由紀恵も素晴らしい演技でまったく違和感がない。
スカイのコンプレックスを軸にしたストーリーはライバール市長(元)が賑やかしに留まり、前作にわずかにあった毒というかクセをまったく感じなくなったのと、テーマ性の描写がちょっと弱くより低年齢向けでお腹に物足りない気はするが、パウパトファンのみならずMCUやDCなどヒーロー映画ファン、何より子供たちに向けて間口を更に広げた、幼児の初映画体験にもピッタリの誰にも安心してオススメできる秀作。

・インデペンデンス・デイ

最大の売りである破壊に次ぐ破壊描写、頭お花畑のアホどもと一緒に完膚なきまで、粉々に吹っ飛ぶ高層ビル群とホワイトハウスは圧巻でいっそ痛快でもあるのだが、「2012」など後年の更なるエスカレートぶりを先に見ている身には驚愕とまではいかない。敵勢力への無力感と絶望感は「宇宙戦争」に、群像劇仕立てのドラマは「ディープ・インパクト」に及ばず。「ママは眠った」は泣くが。
この作品が猛烈に押し出してくるのはタイトルそのまま「アメリカの自由と独立、愛国心」だろう。誰も彼もがアメリカのために団結し、一丸となってエイリアンに抵抗する姿はハイハイアメリカ万歳アメリカ万歳、と言いたいところだが思わず観ている方がたぎってしまったら負け。さすがに盛り上げどころを心得ているエメリッヒ監督だ。
自国への核攻撃に怒り、特攻の自己犠牲で活路を開き、大統領自ら戦闘機を駆り、すかさずアメリカンジョーク。勝利を讃えるのはアフリカの子供たち。
良くも悪くも、恥ずかしげも臆面もなくベッタベタな映画を大予算で撮ってしまえるところが大アメリカ様の良いところで嫌なところでもある。

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