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2024年02月04日18:30

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シャクラ(天龍八部之喬峰傳 Sakra)

 「ジョン・ウィック コンセクエンス」「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」などのハリウッド大作でも活躍する香港のアクション俳優ドニー・イェンが、製作・監督・主演を務めた武侠アクション。香港を代表する武侠小説家・金庸の長編小説「天龍八部」を原作に、4人の主人公のうちの1人である無敵の武芸者・喬峯(きょうほう)の活躍を描く。

丐幇(かいほう)の幇主・喬峯は人々から慕われる英雄的存在だったが、副幇・馬大元殺しの濡れ衣を着せられてしまう。さらに漢民族ではなく契丹人であるという出自まで暴かれて丐幇を追放された喬峯は、自分を陥れた人物を探すとともに、自身の出生の真実を突き止めるべく旅に出る。しかし彼の行く手には、さらなる罠が仕掛けられていた。武林最強の技「降龍十八掌」を駆使して刺客たちを次々と倒していく喬峯だったが……。

実写映画「るろうに剣心」シリーズなどのアクションシーンを手がけた谷垣健治がアクション監督を務めた。(映画.comより)





<2024年1月8日 劇場鑑賞>

 アジアが誇るアクションスター、ドニー・イェン主演の映画。お話自体は昔からあった小説みたいだけれど、少し文化の違いを感じる展開でした。

 我らがドニー兄さんは、人望もあってその地では慕われていました。しかし、ある地位のある人が殺されたことで、証拠もないのに言いがかりをつけられ犯人だと言われます。なんで調べないのかと思いました。「ここに手紙がある」とか「○○がそう言っていた」とか、誰が書いたかわからんようなものを根拠に責めることができるのなら、私でも書きます(笑)。加えて「今の夫婦に預けられただけで、本当はこの地の出身ではない」とまで言われる始末。だから、何?そんな赤ん坊の時のことなんて本人の記憶にないし、ちゃんと育ての両親に愛されて育っているのに、何が問題?そして、そこからは坂道を転げるように次々と事件が起き、お尋ね者として逃亡する羽目に。

 大事な育ての親も殺されてしまいます。久しぶりに実家へ帰ったドニー兄貴は、両親が刺されているのを発見。「父さん、母さん!」と抱き上げたところに別の人がやって来て「お前!親を殺したのか!」って。あの・・・。一事が万事で、僧である師匠を訪ねた時にも同じことが。「お前!師匠も殺したのか!」。あんまりいちいちそういうタイミングで物事が起きるので、「この人はなにか業を背負っているのかな」とか「現実的に、何もしてないのにこれほど災難にばかり見舞われる男って、大成しないよな」とか、余計なことを考えてしまいました。すべて罠というには、あまりにうまく行きすぎているような気もしますから。

 それでも、クライマックスではいろんな人と酒を酌み交わしてから戦う場面もあり、それなりに義理を通してから戦うんだなぁと感心しました。映画としては冗長な感じもしましたが。後に妻となる女性との出会いもあります。でも、結果は悲しいことに。このへんも、古代中国ではこういう展開になるのだな、と不思議に思いました。個人的には「あの方は私の父親だから、戦わず他の方法で」と一言相談すれば済んだ話では?と思いましたが。文化的バックグラウンドが違えばこれほど違うものなのか、あるいは時代のせいか。任侠物の定めか。

 しかし、強い兄貴は健在です(当たり前か)。話の価値観は少々古典的ですが、ワイヤーアクションは堪能できます。これは大画面がいいかも。いや、もう終わったか。配信でも、大型テレビで見てください。
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