大阪の安宿に連泊してゆっくり骨休め。5連泊なのに合計8800円という常識はずれの安い宿です。男性のみで、しかも全く万人向きではないと思いますが、全てのものが判で押したかのように値上がり続きのこのご時世、安い宿屋は大変助かります。
夜にザーザー降っていた雨も日中は収まり、新今宮〜日本橋方面を散歩したりCDを買ったりして、いつものようにマイペースに過ごしました。
この日は、神戸の王子公園カタカムナにて投げ銭ライブ。昨年9月と同様、長年にわたるラグタイム・ギター仲間の永田義明さんがセッティングしてくれました。
会場入りの前に、ちょっと早めに水道筋のカフェあんごで一休み。コーヒーも美味しいし、マスターのなかなかツボをついた蔵書(イザベラ・バードの『日本奥地紀行』などもありました)を自由に読める愛すべきお店です。
そして気さくなカタカムナのマスター。ここも居心地がいい。お店でかかっている音楽もなかなかにマニアックで、インドからギリシャから民族音楽から最近のロックまで、座って聞いているだけでワクワクします。
前半の永田さん、前回同様に、トップを張り替えリペアしたマーチンD-18が良い音を出しています。ブルースからクラシック・ラグまで、難易度の高い曲の中に、味わい深いオリジナルのラグやジョプリンのシルバー・スワンも聴けて、大いに楽しませていただきました。前半最後は私も加わって「チリワインの歌」で終了。
後半の私は、やはり新作『春の音楽』からのクラシック・ラグが中心のレパートリー。皆さんが楽しんでくださっているのがわかって、ますます調子に乗って演奏しました。また「クラス会の歌」は、自分で昔を懐かしみながら感慨深く歌いました。
最後は再び二人で、「忘れません」そしてDakota Dave Hullの「Kirby Puckett’s Rag」を二重奏で演奏して終演。アンコールは私だけで「ペーパードライバー」を歌いました。
お集まりいただいた皆さん、永田さん、どうもありがとうございました!
今日は再びザビエルさんとのジョイントライブ。大阪の皆さん、雲州堂でお待ちしてます!
★ 1月21日(日) 開場18:30/開演19:00
ザビエル 大村&浜田 隆史 ラグタイム・ギターの宴 2024
大阪 雲州堂(大阪市北区菅原町7-2)
料金:3,000円(ドリンク別)
お問い合せ:tel :06-6361-3903(お店)
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