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2024年01月08日12:11

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2024北九州伯林的管弦楽団演奏会

・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 (ハース版)

大河内雅彦指揮、北九州伯林的管弦楽団
2024年1月7日(日)、ウェル戸畑大ホール

毎年ある無料演奏会、今回は大曲でした。生で聴く機会がめったにないブルックナーの8番がタダですよ! 楽章途中に休憩がなく、80分通して演奏されました。

いつもの伯林的なら、定刻のベルの代わりに舞台袖で金管部隊がマイスタージンガー前奏曲のフレーズを吹いたり、団員がバラバラに入場したりという「お約束」があるんですが、今回はなし。ステージ上が満席きつきつ状態だから、バラバラに入ったら席につけない人がでますよねf^^;。

プログラム(この文章がいつも面白い)を読んでいたら、指揮者が拍手もないうちに入場していました。そして、能登半島地震の被災者に捧げるとして演奏されたのがバッハの管弦楽組曲第3番のアリアでした。急に決まった曲目だったはずですが、弦楽がとても美しかった。

ブルックナーも冒頭から集中力があって素晴らしい。テンポはどちらかというと速めだったかな。でも音楽が充実していたからそう感じたのかも。どのパートもがんばっていましたが、とりわけ健闘をたたえたいのが2ndヴァイオリンです。トップの人のトレモロの凄さよ! 目が離せないくらいでした。

友人と二人連れだったのですが、彼はフルートとハープがよかったと言ってました。この曲では清涼剤的役割ですね。第1楽章の再現部でオーボエが第1主題を小さく出しているときに、フルートがひらひら舞ってるところが好きで、ここを聴くと小学校だったかな?国語の授業で習った「てふてふが韃靼海峡を渡って行った」という詩の言葉を思い出すのはみっちだけ? ここがとてもきれいでした。

スケルツォでは、前にティーレマン/シュターツカペレ・ドレスデンでやっていた、ヴァイオリンの持続音をppにいったん落とす技をやるかどうか気にしていたのですが、なし。これはやっぱりキーンと引っ張り続けるのがいいですよね。もしかしたら版で違うのだろうか? 第3楽章はちょっと長過ぎると思うところですが、演奏は引き締まっていました。クライマックスでシンバルが2回あり、1回づつ替えて音色の違いを出していたように見えました。こだわりがv(^^;。

フィナーレは最初から気合が入っていました。ホールがそんなに大きくないので、全合奏で盛り上がるとホールの響きが飽和しやすいのですが、そんなことはお構いなし。ラスト近くの弦合奏がパートでずれた気がしたり、最後ホルンが力尽きてたような気もしましたが、そんなことなかったかもしれない。怒涛の轟音で終了。あっぱれー!! 友人は「浴びたーー」と言っておりました。

いつものアンコール「マイスタージンガー」前奏曲もなし。休憩がなかった分、かえって終わりは早かった。その後、小倉のブーティーズで内輪の新年会。途中、3日に火事のあった鳥町があり、近づくと焦げ臭い匂いが立ち込め、アーケードの途中から通行禁止になっていました。ブーティーズのあるヒカリテラスはバス通りを隔てているため、影響はなかったようです。
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