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2024年01月06日19:55

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2023年の洋画この10作

2023年の洋画この10作

 2023年は映画館で142作の映画を観ました。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1984062650&owner_id=23096056
 そこから特別上映や企画上映を除いた138作からベストを選びました。
 映画にランクをつけるのはおこがましいので、観た順番で10作を選びました。
 邦画に続いて洋画。。
 
 洋画55作の中から、一次選考で20作選びました。
 キリが良いのと、一作がずば抜けて良過ぎたので、次点10作、ベスト10作で発表します。
 なお、今年は邦画で「良い作品があり過ぎて悩む」、だったので、総合ベストはやりません。
 それと、体調不良と、「再雇用した元上司の無能ぶり」が酷過ぎて映画が観れず見逃した作品が多かったです。
 中でも『逆転のトライアングル』『サタデーフィクション』『私はモーリン・カーリー』は観ていたら確実にベストにかかわっていた筈なので、残念です。

先ずは次点10作。

『モリコーネ映画が恋した音楽家』
 ドキュメンタリー作品。名作に名曲あり。

『バビロン』
 嫌いな監督の下品極まりない作品なんだけど、下品さも含めて派手さ豪快さが良い。

『ベネデッタ』
 流石、ポール・バーホーベン、老いて益々健在。
 実話ベースなせいなのか、「トリックなのか奇跡なのか」を曖昧にしてる演出が良い。

『メグレと若い女の死』
 メグレ警視(警部じゃないよ)の作品が初めてだったので、新鮮でした。

『ノートルダム炎の大聖堂』
 ドキュメンタリー作品かと思ってた。それぐらいリアルだった。

『ホーリー・トレット』
 世間一般的な意味でのB級作品かとおもったら、しっかりしたワンシチュエーションものだったので驚いた。

『M3GAN』
 ホラー界にニューヒロイン?誕生。

『探偵マーロウ』
 リーアム・ニーソン出演100作記念作品。フィリップ・マーロウを演じるには年を取り過ぎてるのでは? だったけど、しっかりマーロウしてた。
 『バビロン』でもそうだったけど、ありし日のハリウッドの光と闇は深い。

『ミッション:インポッシブル/っデッドレコニングpart1』
 ジャッキーやサモハンが若い頃の香港映画スタイルで撮っただけあって、アクションに次ぐアクションで楽しかった。
 魅力的なキャラも居てpart2が楽しみ。

『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』
 怪奇現象なのかトリックなのかギリギリを攻めてるのが良かった。

 以上が次点。

 2023年の洋画この10作。

『母の聖戦』
 母の思いの強さと、メキシコの恐ろしさが凄まじい。

『聖地には蜘蛛が巣を張る』
 云われてるほどイスラム教を感じなかったせいか観やすかった。
 どこの国でも狂信者は恐ろしい。

『TAR』
 事件が沢山起こるんだけど、答えがほぼないので理解が追いつかなかったけど、ケイト・ブランシェットの圧巻の演技で持ってかれた。
 ただ、ゲーム音楽を下に見る訳じゃないけど、ラストはあまりにも惨めだ。

『ザ・フラッシュ』
 主演がお騒がせなのと、「ジャスティスリーグ」が当初の予定通りにいかなかったDC映画のブレぶりから、全く期待しないで観たんだけど、最高に楽しかった。
 この路線でDC映画行けばいいのに。と思ったら、DCUで全部やり直しなのが残念…

『バービー』
 「男社会での女性の生き辛さ」を描いた作品。なんだけど、全然堅苦しくなくてコミカルに楽しめた。
 マイゴット・ロビーはどんな役でも魅力的だし、ライアン・グズリングがアホなのも良かった。

『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』
 タランティーノ監督のドキュメンタリー作品。
 QT好きなら絶対に観るべき作品。

『ジョン・ウィック:コンセクエンス』
 アクション映画を変えた作品の4作目。
 4作目でこんなにも未だアクションが残ってたのかと驚いた。
 去年は新幹線とトーマスの映画で「楽しいトーキョー」が観れたけど、「楽しいオーサカ」が観れた。

『ヒンターラント』
 一次大戦後のオーストリアを舞台にした作品。
 合成で描かれた背景が怪しげな雰囲気を増してた。

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
 ネットフリックス作品が劇場公開されたやつで、マーティン・スコセッシ監督とロバート・デ・ニーロとのタッグは『アイリッシュマン』と同じで、こちらも重厚な作品でした。
 3時間半あるんだけど、時間を感じさせないのも今作も同じ。
 デ・ニーロが黒幕で、甥っ子を演じたレオナルド・ディカプリオが実行犯とのコンタクト役なせいか、殺しまくってる割にはすんなりと観れた。
 実話ベースで、アメリカの暗部、恥部を描いたのは凄い。

『PERFECT DAYS』
 「満ちている」かは周りからも自分からも分るけど、「足りている」かは自分で感じるもの。
 「足るを知る」男を描いた作品。
 役所広司さんの極端まで削られたセリフの少なさが全てを物語っている。
 ドラマが起きそうなエピソードの数々が、何も起きないのが凄い。
 「質素をもって美徳とす」「足るを知る」日本的なものとされるもので出来た作品を、外国人監督が撮ったことに驚き。
 2023年の映画納めに観た作品だけど、良過ぎた…
 「この作品を観る為に2023年の映画があったと」云ったら云い過ぎだけど、云っちゃてもいいかも。

 以上が2023年の洋画この10作です。
 『PERFECT DAYS』が良過ぎて他の洋画が全部霞んじゃいました。
 それぐらい良い作品です。
 決して他が劣っている訳じゃないです。 

 写真は泣く泣く選んだ3作。


2023年の邦画この10作
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1986708963&owner_id=23096056
2023年の洋画この10作
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1986708947&owner_id=23096056
2023年のアジア映画この5作
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1986708937&owner_id=23096056
2023年のアニメ映画この2作
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1986708917&owner_id=23096056
2023年のドキュメンタリー映画この5作
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1986708908&owner_id=23096056
2023年のワースト映画
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映画日記一覧
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