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2024年01月06日19:45

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2023年のワースト映画

2023年のワースト映画

 表が有れば、裏が有る。
 ベストがあれば、ワーストがある。
 毎年毎年「今年こそはワーストがありませんように」と思うのですが、2023年もワーストがありました…
 2023年は映画館で142作の映画を観たのですが、https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1984062650&owner_id=23096056何作か出てしまいました…
 2023年自体は体調不良と、「再雇用した元上司の無能ぶり」が酷過ぎて映画が観れず、見逃した作品が多かったにも関わらずなのに…
 
 ワーストを上げてる方は何人も居ますが、殆どが「理解出来なかった」と「好み、趣味に合わなかった」で、「作品自体がワースト」な映画は殆どありません。
 健太郎が上げる「ワースト」は、個人の好みに関係なく、「作品自体が間違っている」映画です。

『ピンク・クラウド』
 「コロナ禍のステイホームを先取りした作品」とかって持ち上げられてますが、全くの嘘。
 「致死性の有害な雲が発生したせいで外に出れなくなった世界」の話なのに、「致死性の雲の正体」どころか「どうやって生きるか」は全く描かれない。
 描かれるのは「外に出れなくなったせいで、逆に生きる事自体は保証されると人は何をするのか?」で、何をしたかと云うとSEX。
 只ひたすらにSEX。
 隣の部屋に娘が居るのに、構わず娘の友達とSEX。
 下らないにも程がある。

『グッドバイ、バッドマガジンズ』
 表向きは「東京オリンピック2020の開催で規制が厳しくなったエロ雑誌の編集部の奮闘」となってるけど、全くの嘘。
 いい加減こういう「嘘予告」は止めてもらいたい。本当に配給はろくな仕事しない。
 描かれているのは「SEXとは何ぞや?」で、答えは「嫁には起たないけど、嫁以外なら幾らでも起つ」。
 下らないにも程がある。

『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』
 表向きは「歌舞伎町で探偵を営むマリコの日常」となってるけど、全くの嘘。
 「歌舞伎町を舞台にした短編からなる連作短編集」が実態で、素直に「連作短編集」として出せばいいものを無理くり「一つの長編」としてるものだから、中心人物になってるマリコのエピソードが如何にも「とってつけた」ものになっててしょぼい。
 配給が嘘をつくのはあたりまえだけど、制作が嘘をつくのは止めてもらいたい。
 個々の短編自体も酷いものばかりで、中には吐き気しかしないグロテスクなものがあった。
 マリコ役が伊藤沙莉さんで初長編主演らしいんだけど、作品は択んだ方がいいと思う。
 他にも竹野内豊さんが出てるんだけど、終始静かな演技をしている。
 これって、アホな映画やドラマに出てるベテランさんが「こんな下らない作品やってられるか!」と抗議の意味で振り切った演技をする事が有るけど、それの逆で「収支テンションの低い演技をする事での抗議」にしか感じなかった。
 
『ダッシュカム』
 「ホラー界の新星」とかって持ち上げられてるけど、只単に「口が悪くて、頭も悪くて、態度も悪い、下品な動画配信者」でしかない。
 主人公が「これ絶対死んだよね」な状況に何度も逢うのに死なない。
 普通なら「助かったの? 良かった…」になるんだけど、「はぁ?! 何で死なないの?」にしかならない。

『叢雲ゴースト・エージェンシー』
 著名な格闘家の方々が集まられて映画を撮ったのですが、他になかったんですか?

『なぎさ』
 「妹を亡くした兄が、心霊スポットで妹の幽霊に出会う話」との予告なのですが、本当に「嘘予告」は止めてもらいたい。
 兄に強姦されて妊娠しちゃった妹が、健気に「お兄ちゃんどうしよう」と電話してもお兄ちゃんが東京の彼女とやりまくりで全然電話に出てくれないので、仕方なく夜行バスで東京に向ったらバス事故で死んじゃう話。
 只ひたすらに妹が可哀そうなだけ。
 只ひたすらに兄がクズなだけ。
 兄のバイト先の店長と同僚が只のクズで、この事自体が作品そのものを表している。
 店長と同僚をクズにする必要あります?
 そのくせ「青色回転灯」を出してる。こだわるとこそこですか?

『神回』
 最近は「神対応」だなんだで、軽々しく「神」が使われ過ぎだけど、タイトルに使ってる時点で「お察し」だった…
 タイムリープ、タイムループものなんだけど、こんなにも残酷で惨たらしく、悍ましいものは無い。
 タイムリープ、タイムループ好きとして観たんだけど、こんなにも残忍でグロテスクなものはタイムリープものとは断じて認めない。
 つまらないにも程がある。
 あまりのおぞましさに吐き気しかしなかった。
 よくこんなグロテスクで、吐き気しかしない悍ましいものを「タイムリープ青春映画」などと嘘を云えるものだ。
 嘘の予告はいい加減に止めてもらいたい。

 以上、7作が「2023年のワースト映画」です。
 嘘の予告に騙されました。
 本当に、嘘の予告はいい加減、止めてもらいたい。
 2024年はワースト映画が有りませんように。

 写真は特に酷かったワースト、ワースト・オブ・ワーストです。


2023年の邦画この10作
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2023年のワースト映画
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