mixiユーザー(id:555665)

2024年01月03日23:37

9 view

我らは一つ

あけましておめでとうございます。
2024年もよろしくお願いいたします。

・翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜

主旨としていらんシーンだけを集めて作ったような映画のシナリオや尺の無駄遣いに文句を言うのも野暮だろう。
極めて豪華キャストが全力でふざけ倒し、程度が高かったり低かったりする全方位ディスりは前作同様に冴え渡る。美術と映像のクオリティの高さも製作陣の手抜きのなさが伝わってきて、貶すポイントはいくらでもあるが貶したら負けな気がするし、くだらなさ極まっていても本気度の高い映画はどうしても嫌いになれない。特に前作にもあった出身地対決は今回も最大の爆笑ポイント。
伊勢谷友介は結局どうなったんだ。

・キングコング(2005)

さすがピーター・ジャクソン、よくもまあこれだけの超大作で、これだけ尖った刺激に満ちた作品に仕上げたものだ。
ドラマとして見ると、抜群に良かったジャック・ブラックとナオミ・ワッツ以外は描写が長めな割にイマイチ描ききれていない印象だし冗長なシーンも無くはなくもう少し短くできたのではという疑問も残る。髑髏島を素足で走り回って傷一つ負わないアンなどツッコミ所もまあまああるのだが、 3時間20分という「クソ長い」と言ってなんの問題もないハードルの高さを、明確な三部構成に区切ることである程度見やすくし、それぞれジャンルをガラリと変えることで飽きさせない。特に、アクション・アドベンチャーにホラー・パニックをぶち込んだ中盤の髑髏島大冒険は、2022年「ゴジラVSコング」と比べても遜色ない精緻なクオリティで作られたキングコングだけでなく独自の発展を遂げた恐竜や、なんといっても苦手な人ならトラウマになりそうな谷底の巨大な虫たちのドキモさがたまらない。
人によっては受け入れられないだろう描写も散見され手放しに人にオススメはできないが、ガッツリ濃厚な満腹映画として個人的には大満足だった。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年01月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

最近の日記

もっと見る