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2024年01月02日07:16

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小噺0444 猫舌

食べる際、口に入れたモノを温度に敏感な舌先に触れさせてしまう人が猫舌で、舌の中ほどより奥に運ぶことができる人は猫舌ではない、と聞いたことがあります。
この説には賛成できません。というのは、意識して舌先が触れないようにしても(固形物ならまだしも液体はすこぶる難しいです)熱いモノは熱いからです。

それより、熱いスープなどを啜(すす)って食べるうちに徐々に「慣れて」熱いモノが平気になる、という説には賛成できます。
蕎麦やうどん、ラーメンなど汁物を食べる時に啜らない外国人(音をたてて食べるのはマナー違反ですからね)には猫舌の人が多いです。だからコーヒーカップにソーサーを敷くのです(コーヒーや紅茶が熱すぎる際に、ソーサーに注いで飲みます。これ、正式ですけど今では誰もやりませんね。19世紀までは当たり前だったのですけど)。

https://images.app.goo.gl/CXXN3ZXrXD3awudt7

ボクも身をもって体験。くも膜下出血の後遺症で嚥下障害が生じて味噌汁やスープを啜(すす)ることがなくなると、熱いモノが全くダメになりました。
コーヒーや紅茶が顕著です。
前日に作って冷蔵庫で保存しておいたロイヤルミルクティー(本稿0211)やドリップしておいたコーヒー(本稿0352)は、電子レンジで45℃に温めるともう熱い熱い(ウチの電子レンジは温度指定できます)とても飲めません。一般に60℃が飲みごろと言いますけどね。

ところで「猫舌」と言いますけど、なにもネコでなくてもいいんですよ。「犬舌」でも「熊舌」でも「虎舌」でも。動物は熱いモノを食べる機会がありませんからね、全く慣れていないので苦手でしょう。啜らないし(笑)。
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