ファッションデザイナーのクリスティーン(エヴァ・グリーン姐さん)は、夫フェリックス(マーク・ストロングさま)や幼い娘ボブス(ビリー・ガズドン御嬢様)と共にダブリン郊外で順風満帆な生活を送っていた。ある日の仕事中、彼女はダニに寄生された犬の幻影に襲われる。8カ月後、クリスティーンは筋肉の痙攣や記憶喪失、幻覚などを引き起こす原因不明の体調不良に悩まされていた。そんなクリスティーンの前に、彼女を助けに来たというフィリピン人の乳母ダイアナ(チャイ・フォナシエル姐さん)が訪ねてくる。雇った覚えのないダイアナを不審に思うクリスティーンだったが、ダイアナは伝統的な民間療法で彼女の不調を取り除き信頼を得るのですが……。
心に問題がある家族を家政婦さまが治すと言うプロットは1987年に公開された隠れた傑作『サンタリア 魔界怨霊』と言う映画がありましたが、『サンタリア 魔界怨霊』では。家政婦カルメンを演じていたのが本当にサンタリア教の信者であった方が演じているだけあって儀式に尋常じゃない雰囲気がありましたが、今回はその上を行く傑作ホラーとなっております。公式HPへのリンクも張りますが、出来れば予告編も何もない状態で観て頂きたいのであります。95分と言う短い尺ながらも伏線回収から震撼せしめる結末まで一気に見せる展開となっており、ダニやノミと言った寄生虫に抵抗が無ければ是非観て頂きたい一本として強く推薦させて頂きます。
https://klockworx-v.com/nocebo/
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