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2024年05月20日20:41

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【映画】『イコライザー』

元CIAエージェントのマッコール(デンゼル・ワシントン御大)は、いまはホームセンターで働く、ごく普通の真面目な人間として生活していた。しかし、ある夜、なじみのカフェで娼婦の少女テリー(クロエ・グレース・モレッツ御嬢様)と出会い、彼女を囲うロシアンマフィアの非情さに、内に眠っていた正義感が目を覚ましていく。かつてのマッコールは、身のまわりにあるあらゆる物を武器に変え、警察では解決できない不正をこの世から瞬時に消してしまう「イコライザー」と呼ばれる男だった。マッコールはテリーとの出会いから、再びイコライザーとしての仕事を遂行していく。


2014年の映画ではありますが、ある方からこのシリーズの根幹、実は人情噺であると伺って早速鑑賞した次第。設定はありきたりですが、演者の皆様が実に良くってロシアン・マフィアの始末屋であるテディ・レンセンを演じたのは、ニュージーランド出身のマートン・ソーカスさまでして、面構えも良いし、この人ならばどんな悪役でも善人でも演じられるだろうなぁと言う底知れなさを感じますし、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』で一挙に大ブレイクしたお気に入りの俳優デビッド・ハーパーさまも清濁併せ呑む悪徳刑事を演じているんですが、この人の口から「昔は悪い警官では無かった」と言われるとそうだよねと頷けてしまう懐の深さを感じます。

主人公の勤め先がホームセンターとなっており、そこでのバトルシーンは、『エルム街の悪夢』のヒロインが夢の中に出てくるフレディを相手に戦ったのような、「使えるものは全部使わせて頂きます」的な爽快感がありますし、ホームセンターの販売員から警備員へと試験を受けて合格したラルフィ(ジョニー・スコアーティスさま)が実に良い味を出していて同業者としては応援せざるを得ない好演でありまして、胸アツな展開にホッコリすること間違い無し。多少はエグイしーんもあるけれども「勧善懲悪」のお手本としてはかなり良く出来た作品だと自分は思いました。

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