30、31の二日しか休みがありませんでした。
そこで、どこかに行くというよりは、昔のアイディアや思いを検証しました。同時に時の移り変わり(時代の変化、自分の加齢)も考えました。
突然ですが、
たとえば、
1979 Tulip - 虹とスニーカーの頃 (youtube.com)
https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?q=%e8%99%b9%e3%81%a8%e3%82%b9%e3%83%8b%e3%83%bc%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%81%ae%e9%a0%83+&mid=47AD4ED6BC629E2A754047AD4ED6BC629E2A7540&FORM=VIRE
という往年のヒットソング。
これを聞いたのは、このグループの全盛期を過ぎたころですが、それこそ、私は若かったですが、何となく男は身勝手だと思いました。
【 ※ わがままは男の罪それを許さないのは 女の罪
若かった 何もかもが
あのスニーカーは もう捨てたかい
白いスニーカー 汚さないように
裸足で雨の中 僕らは歩いた
びしょびしょぬれの トレーナーが
乾くまで抱き合った 夏の昼さがり
(※くりかえし)
白く浮かんだ 水着のあと
指先でなぞれば 雷の音
窓辺から顔つき出して
虹をさがしていた君を 覚えてる
(※くりかえし)
もつれた糸を 引きちぎるように
突然二人は 他人になった
ぼくらには できなかった
大人の恋は どうしても
(※くりかえし) 】
若かったころは、こんな単純な歌詞の歌の感想すら言語化できませんでした。もちろん、学力の問題ではありません。表現と視野の狭いか広いかの問題として。
だが、今、久しぶりにみてみると、
1 主人公はわかっていない。「わがままを許さない罪」はない。二人の性格や関係性の問題でしかない。男であること、女であることの所業ではない。
2「突然二人は他人になった」ここは、あくまでも可能性だが、打算から切られたことも考える必要がある。もしかしたら、貞操観念が薄い人かもしれないと。
3 「大人の恋」この意味をまちがいなく、主人公はわかっていない。今にできる。君が歳を取れば…、そんな偉そうなことも言ってみたくなる。
4 ただ、「大人の恋」の含意はさまざまです。そのうちの一つを実現して、「大人の恋」ができたという気になる。そんなものでしょう。
5 「大人の恋」よりも、普通に所帯を持つ(漢文というより非常に古い白話で「得老婆」といいます。糟糠の妻を得るということを、「ババアを持つ」と表現しています)
この方が幸せ。
6 僕は、この女性は嫌だ。女の人も、こんな助平で未練たらしい男は嫌でしょう。でも、これが「若かった。何もかもが」という時代の「恋」なのでしょうね。だから、うがった見方をすると、この人は成長していないともいえます。
そんなことを考えます。
ただ、同時に、
この歌詞の意図している「青春」も、真実であることは間違いがないでしょう。
ぼくが個人的にびっくりしたのは、二人は同じ部活なのだろうといえこと。あるいは、彼女がテニス。隣で彼が陸上をやっていた…、というような間柄だったことが、はじめて読めました。夏の昼下がりにトレーナーを着て抱き合っているからです。
いいな。。
図像、表象(イメージ)、言葉…の断片だけが真実で、そこから生成される意味と分けなければならない。
だが、生成される意味は、その人の中では真実である。
相変わらず、1990年からのテーマを考えています。
具体的には、稲垣足穂、パヴェーゼ、ロレンス=ダレル、『洩天機』『快庵的傳大中寺禪室内秘書』の『佛界魔界』、敬語、映像によるコミュニケーション…
…今年も、よろしくお願いします。
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