ウィキペディアに『影との戦い』を新規投稿しました。え、この記事まだなかったの?とお思いの方、そうなんですよ。アーシュラ・K・ル=グウィンの『ゲド戦記』シリーズは、ウィキペディア日本語版にはシリーズ名の「ゲド戦記」と「ゲド」しか記事がなかったんです。自分もこれに気がついたときは驚きました。すぐにだれかが翻訳するだろうと思っていたのですが、だれもしない……。じゃ、やってみるか(爆)。
記事翻訳の経験は、さかのぼること6年前。「エレウシスの秘儀」で挑戦したことがあります。だけど、訳しているうちに英語版記事への不満が出てきて、結局半分くらいは日本語文献から作り替えたという記憶があります。慣れないことはするもんじゃない、というのが当時の感想。
しかし、先日『キャッチ=22』が良質選考にかかったときに、英語版や英語文献使えばもっと書けるはずという指摘を受け、やっぱり英語の事柄で英語版を参照しないのは無理があるかもねえ、と。今回は日本語の資料だけでは記事として成立しそうになかったし、『影との戦い』の英語版記事は「秀逸」に選ばれているくらいだからできもいいはず、ということでとりかかりました。
結果は、「エレウシスの秘儀」と比べればはるかに忠実ですが、やっぱり日本語資料も使ってちょこちょこいじってしまいました。だって英語わからんし(爆)。ブラウザやDeepLなどでざっくり日本語化したものをベースにまともな文章か単語の意味が合っているか辞書引きながら作るんですが、長い文が多く構文の理解も難しい。直訳調では読みにくいので、さらに日本語の文章としてつながりよくしていきますが、それでどれだけ原語のニュアンスを正しく伝えられているか、全然自信が持てない。そういうとき、日本語文献で代わりになるようなものがあったら、そっち使った方がいいでしょう?
少しずつ進めて、3ヶ月くらいを見込んでいましたが、先の連休で一気にはかどって(お金がなくて外に出なかったf^^;)、きのうアップしました。正味2ヶ月かな。資料集めと読み込みをしない分、多少早く上がる感じ。
みっちはかつて『ゲド戦記』シリーズを「オリジナル三部作」として持っていましたが、それは職場の先輩の小学生だった子にプレゼントしました。その後、続編が書かれて全6冊がそろった段階でセットとして買い直しています。トールキン作品と比べれば、あれこれコレクションするほどの世界の広がりはないですが、こちらも持っておきたい名作です。
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