■「1週間の教育実習で体動かなくなった」学生への調査から浮かぶ危機
(朝日新聞デジタル - 11月06日 08:22)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7624945
あまりにも遅れているので、教育学部の先生(教授など)の論文は読みません。
私は、大手予備校で浪人生を持っていますが、
異様な解き方をした人がいました。その人は25くらいの女性。教員養成系の有名国立大を出て理科の教員になり、医学部を受けなおしたいとのことでした。
その時のことを、論文に書きました。
(無断転載、ご遠慮ください。転載ご希望の場合などは、ご相談ください。)
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例題4
(河合塾全統マーク模試偏差値45程度のクラス。85名出席。)
高度プロフェッショナル制度には、たとえば、偽装、タダ働き、過労死の危険性などの看過出来ない問題がある。しかし、一般の日本人には夢を見ている。つまり、景気の浮揚にプラスになるということだ。
設問 本文に合致するものにAを、合致しないものにBを付けよ。
1 高度プロフェッショナル制度は景気浮揚にプラスになる夢のある制度である。
A 35% B 45%
正解はBに決まっています。単なる国語力の低下では説明がつかない、異様な誤りですが、なぜ、Aにしたのか。彼らの目には、本文は次のように映っているからです。
高度プロフェッショナル制度には、たとえば、(例だからカット)。しかし、<重要!>【一般の日本人には夢を見ている】つまり、<重要!>【景気の浮揚にプラスになる】ということだ。
背景にあるのは、
「例はカットせよ」
「≺しかし>など、逆接の接続詞の後が重要」
「≺つまり>の後が重要」
「キーワードを含んだものが正解」
などの誤った受験指導です。
非常に気になったので、≺しかし>について、
「≺しかし>について、次の教わり方をした人は、挙手をしてください。」(重複解答可)と聞いてみました。
イ 前の内容を打ち消している(70%)
ロ 前の内容と逆なことを言っている(70%)
ハ ≺しかし>の直後が重要である(80%)
イロは、完全に誤りです。
イについては、「彼は約束の場所に来なかった。しかし、メールで謝ってきた」という例をみれば、前の内容が打ち消されていないことは、明らかです。
ロについても、「早稲田に行きたい。しかし、英語が難しい。」という文章を考えれば、完全な誤りであると、すぐにわかることです。
ハは、確率の問題として「重要である」可能性は多少は高いかもしれませんが、「早稲田に行きたい。しかし、英語が難しい。オレは何が何でも早稲田に行くぞ。」という文章を考えると、「重要である場合が多い」という確率の問題でしかないことは明らかです。
そして、ついにこのような生徒さえ登場しました。
例題5 次の空欄に当てはまる言葉を入れよ。
雨が降っている。( )傘を持っていく。
イ だから ロ つまり ハ しかし
彼女が出した答えは、ハです。( )の直前は「雨に濡れる」という事態を表し。直後は「雨に濡れることを防ぐ」意味となります。意味が逆だからこそハにしたのです。彼女はまじめな人柄の生徒であり、教師の言葉を信じ込んだからこそおぞましい間違いを犯しました。
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…時間がなければ、指導法の研究が出来なくなります。
つまり、日本人の学力は低下します。
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