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2023年09月28日22:51

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人と動物によるトラブル キノコ採取 ニホンザルとツキノワグマ、ヒグマ

 初めに9月28日、東北サファリパークで、悲しい出来事が起こりました。午後3時35分ごろ、ライオンが暮らす檻の中で、53歳の男性飼育員が首から出血した状態で倒れ、緊急搬送されました。動物園によると、被害にあった勤続27年の53歳の男性飼育員と、他もう一人の飼育員が、ライオンに餌をやっていたということです。飼育員でも、慎重を期して、ライオンとは金網越しでやりとりするといいます。この53歳の飼育員が、一人になった時間帯、ライオンに引きずりこまれたとみられているのです。意識を失って倒れている状態で発見されて、1時間後死亡が確認されました。倒れていた現場や傷跡からライオンに襲われたことが原因とみられています。サファリパークや動物園育ちは、比較的ヒトになれているとはいえ、時に野生の本能を発揮します。飼育員は、猛獣と向き合う危険な職業であることに変わりありません。謹んでお悔やみ申し上げます。

■ライオンに襲われ?男性飼育員が意識不明で搬送 東北サファリパーク
(朝日新聞デジタル - 09月28日 18:57)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7578698

 9/28(木)

 季節が夏から秋へ向う中、植物の装いも変化をしている。足元では彼岸花が咲き出し、コスモスも見頃を迎えた。キノコも秋に芽を出す。食欲の秋の言葉に示されるように、我々人は、自生した植物を採取し、時に口にしたくなる。自然の植物は、身を守るため、毒を持つ種がいることを忘れてはいけない。東京都の保険局は、キノコの採取に対して、一般市民に注意を呼びかけた。毎年必ず、都内では毒キノコを食べて、体調を崩す患者が発生しているのである。中には死に繋がる例も確認された。

 9月上旬、埼玉県のとある公園では、東京都の新宿区から訪れた一組の4人家族が、自生したキノコを採取したことにより、健康被害を起こした。キノコを炒め物にして、口にした結果、食後30分程で、腹痛を訴え、吐き気を催し、病院へ緊急搬送されたのである。入院措置が必要だったのは、2人だった。都健康安全研究センターで検査した結果、家族が口の中に入れたのは、広葉樹林帯に発生する毒キノコの一種「テングタケ」と明らかになった。入院生活を送った2人は、命に別状はなく、9月28日現在日常に戻っているという。

 キノコが芽を出すと、続いて柿のシーズンを迎える。高い山の上では、間もなく紅葉が始まろうとしている。コロナ禍からアウトドアブームが続き、初心者の道迷いなども発生しやすい。本格的な登山を経験するには、初めはグループで訪れる方が望ましい。

 長野県松本市の標高1500mから1600mの上高地は、散策路が敷かれている分、登山の初心者も挑戦できる。平地よりも、気温は5度から10度低く、季節の進みも1ヶ月ほど早い。

 山の中の慣れない道を歩くと、おもわぬ危険が待っている。

9月27日に、韓国から1人で訪れた40代の観光客が、ツキノワグマに襲われ、怪我をする事態が起きた。現場は河童(かっぱ)橋から北へ約200メートルの岳沢湿原の遊歩道付近である。幸いにも命に別状はなかったという。

 自然豊かな上高地は、ツキノワグマやニホンジカ、ニホンカモシカを含め、動物達の聖域のような場所である。我々人が、自然の中に散策路を設けて、ハイキング客を呼び込んだことにより、動物達との遭遇する機会が増えたのである。ツキノワグマは、本州の各地域に生息する。夏の暑さにより、果物シーズンが遅れる中、食べ物を求めて人里へ降りてくる可能性も否定できない。今年の秋、冬篭りに備えて、クマも活発に動くことが予想されている。

 写真=ニホンカモシカ 撮影者:私 2023年12月23日(月・平成天皇誕生日)愛知県名古屋市東山動物園にて
 フォト


 続いての舞台は、人口190万を越える北海道の県庁所在地の札幌市である。札幌といえば、大都市と緑豊かな山が隣接している環境である。四方を山に囲まれながら、石狩川の支流のひとつ、豊平川の扇状地を開拓して、都市を建設した結果、住民たちは山を身近に感じるようになった。自然を肌で感じる反面、先住のアイヌ人が山の神と祭った「ヒグマ」の住処との境界線があいまいになり、トラブルが起きている。現地では、人里近くで育ったクマを「アーマン・ベア」という。嗅覚が鋭く、木の実を求めて里へ出没すると、時に身の危険を感じて、人へ襲い掛かってくることがある。市内において、クマの出没情報が入ると、警察が出動し、子供たちの登下校の際、パトロールを強化していた。今改めて札幌市内では、クマ対策が求められている。

 写真=ヒグマ 撮影者:私 2013年12月23日(月・天皇誕生日)愛知県名古屋市東山動物園にて
 フォト


 続いて9月28日、福岡県の住宅街にて、我々ヒトの子供が、ニホンザルに噛まれる被害にあった。幸いにも子供たちに大きな傷はない。野山に生息するニホンザルは、我々ヒトを除く、霊長類で最も北に住む。秋は、柿を求めて、しばし平地でも目撃される。平地を中心に一大都市を築いた我々ヒトの暮らしも、岐路にさしかかっている。

 以下関連日記

 2023年5月31日(水)世界カワウソの日、札幌のヒグマ、コツメカワウソ、サメの一種シロワニ その他コロナとインフルの感染者数 
 https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1985176797&owner_id=32437106

直近の動物関連日記

 2023年9月22日 愛媛県伊予市でシカの飼い主を募集
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1985973427&owner_id=32437106

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