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2023年09月28日22:36
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大和十三仏霊場、円成寺、大安寺 ＆ 平城宮跡 R05 (2023) .09.28
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これで大和十三仏霊場は満願であり、御朱印集め自体も、取り敢えずは自分が行きたいと思っていた神社仏閣は全て行ってしまったので、一旦は終了となります。本当は7冊目で綺麗に終わらせたかったのですが、8冊目に突入して現在は以下の状態ですね。
信貴山朝護孫子寺の朱印帳（23頁）
【信貴山朝護孫子寺】【信貴山玉蔵院】
【円成寺】【大安寺】
それにしても朱印帳は8冊目にして最高にお気に入りの剣鎧童子の朱印帳を手に入れて、後は時間を置いてからにはなりますが、これはと思った神社仏閣で埋めて行きたいと思います。さて、何処にしようかな？
と思っていたら…（/≧▽≦＼）ｱﾁｬｰ！
京都十三佛霊場 | 寺社めぐり
https:/
京都十三仏霊場
https:/
第一番 智積院 ［不動明王］ 不動堂本尊
第二番 清凉寺 ［釈迦如来］ 本堂本尊
第三番 戒光寺（泉涌寺塔頭） ［文殊菩薩］ 本堂右側
第四番 大光明寺（相国寺塔頭） ［普賢菩薩］ 本堂本尊
第五番 大善寺 ［地蔵菩薩］ 地蔵堂
第六番 泉涌寺 ［弥勒菩薩］ 仏殿本尊三尊仏右側
第七番 平等寺 ［薬師如来］ 本堂本尊
第八番 大報恩寺 ［観音菩薩］ 霊宝殿
第九番 仁和寺 ［勢至菩薩］ 金堂
第十番 法金剛院 ［阿弥陀如来］ 仏殿
第十一番 隨心院 ［阿閦如来］ 本堂宝塔内
第十二番 教王護国寺 ［大日如来］ 講堂本尊
第十三番 法輪寺 ［虚空蔵菩薩］ 本堂本尊
この中で既に訪れているのは仁和寺と教王護国寺（東寺）だけですが、その時には一般的な御朱印を頂いているので（仁和寺は阿弥陀如来、東寺は弘法大師）、京都十三仏霊場という事ではもう一度行かなければなりませんね。しかしこの中で他に知っているのは泉涌寺くらいだし、妥当性という事ではどうなのであろうか…。やっぱり止めて置こうかな？
［くみこ∞］
円成寺、宇賀神がいてはるんですか？
でもホームページを見ても像はなさげですね。
この夏、喜光寺さんの宇賀神御開帳に行こうかなとか考えてましたが、猛暑のため行く気になれず。
京都十三仏は知らなさすぎて心が動きませんな。
［apricat］
円成寺の小さな宇賀神本殿ですけど、すぐそばに国宝の春日堂と白山堂があるものだから、注目度は低いかもですね。宇賀神は弁財天と習合して頭の上にちょこんと乗っかっているイメージなのですが、宇賀神そのものだとこれは悪い冗談というか、もはやギャグではないかと思ってしまいますよ。
> 京都十三仏は知らなさすぎて心が動きませんな。
もう仰る通りですよ。大和十三仏霊場はなんだかんだ言っても、やっぱり地元民としては思い入れがあるのですが、地元民以外にとっては同じように映っているのでしょうね。知らんし、の一言で済まされてしまいそう。
［apricat］
坂東三十三箇所と秩父三十四箇所も遠いからってだけではなくて、やっぱり関西の人間にとっては馴染みがないし、昭和7年に制定されたという新西国三十三箇所は商業主義に乗せられた感じがしてなんか嫌だし、そう考えると大和十三仏霊場って絶妙なチョイスだなとも思えるのですが、御朱印は普通に本尊のものでええやんとも思えます。まあそうなると十三仏の意味がなくなってしまうのですが。
そう考えると、四国八十八箇所ってやっぱり特別ですよね。大師信仰の根強さって、凄い！
［apricat］
でもね、四国八十八箇所は間違いなくスタンプラリーになっちゃいますよ。一つ一つのお寺を味わい尽くすって感じにはならないと思います。
�茵￣濱�寺の浄土式庭園と楼門
�蕁‖進�塔
�茵］位�
�蕁）榮�
�茵―嫺�堂と白山堂
�蕁￣Р貎惜榲�
ナビに導かれるが儘にバイクを走らせていて目的地に着いて見ると、何だここか！円成寺は間違いなく東海自然歩道を辿っている時に2回訪れていますね。と言っても受付で拝観料を支払った事がないので、浄土式庭園の池の周りを巡って楼門を見上げただけではあったのですが。確かに気になっていた所ではあったので、これは楽しみですよ。
受付を済ませて中に入ると、境内は余り広くはなくて手狭な印象なのですが、やはり互いに向き合って建っている重要文化財の楼門と本堂が一際目を引きます。本堂に上がる時には障子を引いて中に入るのですが、本尊は阿弥陀如来坐像で、「本尊を安置している三方開放高御座型大形厨子や、四本柱に描かれた聖衆来迎二十五菩薩は全国的にも珍しい」とWikipediaにある通り、今でこそ古色蒼然としていますが、極彩色に彩られていた当時はさぞや美しかったのであろうと思わせるものがありました。その様に再現された寺院として、以前に訪れた紫雲山中山寺を思い返していたのですが、あの時の印象が「面白いとは思いながらも、私の趣味ではないかな」ではあったので、この侘び寂びの状態こそが相応しいのかも知れませんけど。
そして事前の知識がないと見過ごされてしまいそうな鎮守社の小さな春日堂と白山堂は、昨年の保存修理工事で鮮やかに塗り直されていたので、逆に直ぐ傍にあって古色蒼然としている宇賀神本殿の方が価値があるのではないかと勘違いされそうになっていましたが、「安貞2年（1228年）に春日大社の本殿を移築したもので、春日造社殿の現存最古の例として国宝に指定されている（Wikipedia）」とある様に貴重なものです。
そして大和十三仏霊場で対象とされている仏像こそは、運慶の現存する最も初期の作品である国宝の大日如来坐像で、これ以上ないという位に理想的な形で相應殿に安置されているので、これだけでも円成寺に訪れる価値は充分にあると思いますよ。
�茵‖膂損�の山門
�蕁“�流孔（みるく）塚
�茵）榮�
�蕁〉歹�
�茵〇抄津�
�蕁‥貪秬廖覆海虜玄蠅砲論湘秬廚癲�
大安寺は一言で言うなれば往時を偲ぶ寺という事になるのだと思います。Wikipediaによると、「平城京に移って大安寺を称した時の伽藍は東大寺、興福寺と並んで壮大であり、東西に2基の七重塔が立ち（七重塔を持つ南都七大寺は他には東大寺のみ）、『南大寺』の別名があった」
「平安時代以後は徐々に衰退し、寛仁元年（1017年）の火災で主要堂塔を焼失して以後は、かつての隆盛を回復することはなかった。現存する大安寺の堂宇はいずれも近世末から近代の再建であり、規模も著しく縮小している。奈良時代にさかのぼる遺品としては、8世紀末頃の制作と思われる木彫仏9体が残るのみである」とあります。
因みに木彫仏9体の内、本堂には本尊の十一面観音立像が、嘶堂には馬頭観音立像が安置されていて、残りの7体は讃仰殿に安置されています。大和十三仏霊場で対象とされている虚空蔵菩薩坐像は本尊の右手の区画にあり、それなりに親しまれている様子は伺えました。
それと気になったのは境内の至る所に置かれた小さなだるまで、どうして勝尾寺のダルマみくじがこんな所にあるのだろうかと思った位に良く似ていて、こちらもみくじだるまとして親しまれている様でした。後発感は否めませんけど。
�茵（疹覽楡廖⊆訖�門
�蕁‖膓北隋並莪貅‖膓謀賊� 南門）
�茵‖莪貅‖膓謀�
�蕁々盡羣�
�茵‖膓謀造�ら若草山・春日山・高円山を望む
�蕁‖膓謀造�ら矢田丘陵と生駒山を望む
�茵‖萋鷦‖膓謀�
�蕁‥豈…躅�
平城宮跡はもちろん子供の頃から何度か立ち寄った事はあるのですが、次々と建てられて行く朱雀門（1998年に復元）や大極殿（2010年に復元）や商業施設に対しては殆ど無関心で、今回訪れて見れば新しく大極門（2022年に復元）が建てられていました。その無関心の理由については、要するに神社仏閣とは違って精神的な拠り所を持たない、良く言えば博物館的な、悪く言えば単なる商業主義的な代物にしか思えなくて、価値ある物とは到底思えなかったからでした。しかし今回改めて平城宮跡を隅々まで散策して見て、このだだっ広い空間を観光資源として有意義に残して行く為には、このプロジェクトに勝るものはないのではないかと思えて来ました。要するに文化財からアミューズメントパークへの転換という訳ですが、この場所が奈良の新たなランドマークとなり、観光資源として大いに活用できる様になれば、それも夢のある話ではあるのかも知れません。そこで大切になって来るのは、どうやって本物感を演出させるのかでしょうが、もしも天皇が正式に御来園されたら、それこそが本物の証になると思います。京都御所の様な存在になり得たら、それは本当に凄い事。
信貴山朝護孫子寺の朱印帳（23頁）
【信貴山朝護孫子寺】【信貴山玉蔵院】
【円成寺】【大安寺】
それにしても朱印帳は8冊目にして最高にお気に入りの剣鎧童子の朱印帳を手に入れて、後は時間を置いてからにはなりますが、これはと思った神社仏閣で埋めて行きたいと思います。さて、何処にしようかな？
と思っていたら…（/≧▽≦＼）ｱﾁｬｰ！
京都十三佛霊場 | 寺社めぐり
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京都十三仏霊場
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第一番 智積院 ［不動明王］ 不動堂本尊
第二番 清凉寺 ［釈迦如来］ 本堂本尊
第三番 戒光寺（泉涌寺塔頭） ［文殊菩薩］ 本堂右側
第四番 大光明寺（相国寺塔頭） ［普賢菩薩］ 本堂本尊
第五番 大善寺 ［地蔵菩薩］ 地蔵堂
第六番 泉涌寺 ［弥勒菩薩］ 仏殿本尊三尊仏右側
第七番 平等寺 ［薬師如来］ 本堂本尊
第八番 大報恩寺 ［観音菩薩］ 霊宝殿
第九番 仁和寺 ［勢至菩薩］ 金堂
第十番 法金剛院 ［阿弥陀如来］ 仏殿
第十一番 隨心院 ［阿閦如来］ 本堂宝塔内
第十二番 教王護国寺 ［大日如来］ 講堂本尊
第十三番 法輪寺 ［虚空蔵菩薩］ 本堂本尊
この中で既に訪れているのは仁和寺と教王護国寺（東寺）だけですが、その時には一般的な御朱印を頂いているので（仁和寺は阿弥陀如来、東寺は弘法大師）、京都十三仏霊場という事ではもう一度行かなければなりませんね。しかしこの中で他に知っているのは泉涌寺くらいだし、妥当性という事ではどうなのであろうか…。やっぱり止めて置こうかな？
［くみこ∞］
円成寺、宇賀神がいてはるんですか？
でもホームページを見ても像はなさげですね。
この夏、喜光寺さんの宇賀神御開帳に行こうかなとか考えてましたが、猛暑のため行く気になれず。
京都十三仏は知らなさすぎて心が動きませんな。
［apricat］
円成寺の小さな宇賀神本殿ですけど、すぐそばに国宝の春日堂と白山堂があるものだから、注目度は低いかもですね。宇賀神は弁財天と習合して頭の上にちょこんと乗っかっているイメージなのですが、宇賀神そのものだとこれは悪い冗談というか、もはやギャグではないかと思ってしまいますよ。
> 京都十三仏は知らなさすぎて心が動きませんな。
もう仰る通りですよ。大和十三仏霊場はなんだかんだ言っても、やっぱり地元民としては思い入れがあるのですが、地元民以外にとっては同じように映っているのでしょうね。知らんし、の一言で済まされてしまいそう。
［apricat］
坂東三十三箇所と秩父三十四箇所も遠いからってだけではなくて、やっぱり関西の人間にとっては馴染みがないし、昭和7年に制定されたという新西国三十三箇所は商業主義に乗せられた感じがしてなんか嫌だし、そう考えると大和十三仏霊場って絶妙なチョイスだなとも思えるのですが、御朱印は普通に本尊のものでええやんとも思えます。まあそうなると十三仏の意味がなくなってしまうのですが。
そう考えると、四国八十八箇所ってやっぱり特別ですよね。大師信仰の根強さって、凄い！
［apricat］
でもね、四国八十八箇所は間違いなくスタンプラリーになっちゃいますよ。一つ一つのお寺を味わい尽くすって感じにはならないと思います。
�茵￣濱�寺の浄土式庭園と楼門
�蕁‖進�塔
�茵］位�
�蕁）榮�
�茵―嫺�堂と白山堂
�蕁￣Р貎惜榲�
ナビに導かれるが儘にバイクを走らせていて目的地に着いて見ると、何だここか！円成寺は間違いなく東海自然歩道を辿っている時に2回訪れていますね。と言っても受付で拝観料を支払った事がないので、浄土式庭園の池の周りを巡って楼門を見上げただけではあったのですが。確かに気になっていた所ではあったので、これは楽しみですよ。
受付を済ませて中に入ると、境内は余り広くはなくて手狭な印象なのですが、やはり互いに向き合って建っている重要文化財の楼門と本堂が一際目を引きます。本堂に上がる時には障子を引いて中に入るのですが、本尊は阿弥陀如来坐像で、「本尊を安置している三方開放高御座型大形厨子や、四本柱に描かれた聖衆来迎二十五菩薩は全国的にも珍しい」とWikipediaにある通り、今でこそ古色蒼然としていますが、極彩色に彩られていた当時はさぞや美しかったのであろうと思わせるものがありました。その様に再現された寺院として、以前に訪れた紫雲山中山寺を思い返していたのですが、あの時の印象が「面白いとは思いながらも、私の趣味ではないかな」ではあったので、この侘び寂びの状態こそが相応しいのかも知れませんけど。
そして事前の知識がないと見過ごされてしまいそうな鎮守社の小さな春日堂と白山堂は、昨年の保存修理工事で鮮やかに塗り直されていたので、逆に直ぐ傍にあって古色蒼然としている宇賀神本殿の方が価値があるのではないかと勘違いされそうになっていましたが、「安貞2年（1228年）に春日大社の本殿を移築したもので、春日造社殿の現存最古の例として国宝に指定されている（Wikipedia）」とある様に貴重なものです。
そして大和十三仏霊場で対象とされている仏像こそは、運慶の現存する最も初期の作品である国宝の大日如来坐像で、これ以上ないという位に理想的な形で相應殿に安置されているので、これだけでも円成寺に訪れる価値は充分にあると思いますよ。
�茵‖膂損�の山門
�蕁“�流孔（みるく）塚
�茵）榮�
�蕁〉歹�
�茵〇抄津�
�蕁‥貪秬廖覆海虜玄蠅砲論湘秬廚癲�
大安寺は一言で言うなれば往時を偲ぶ寺という事になるのだと思います。Wikipediaによると、「平城京に移って大安寺を称した時の伽藍は東大寺、興福寺と並んで壮大であり、東西に2基の七重塔が立ち（七重塔を持つ南都七大寺は他には東大寺のみ）、『南大寺』の別名があった」
「平安時代以後は徐々に衰退し、寛仁元年（1017年）の火災で主要堂塔を焼失して以後は、かつての隆盛を回復することはなかった。現存する大安寺の堂宇はいずれも近世末から近代の再建であり、規模も著しく縮小している。奈良時代にさかのぼる遺品としては、8世紀末頃の制作と思われる木彫仏9体が残るのみである」とあります。
因みに木彫仏9体の内、本堂には本尊の十一面観音立像が、嘶堂には馬頭観音立像が安置されていて、残りの7体は讃仰殿に安置されています。大和十三仏霊場で対象とされている虚空蔵菩薩坐像は本尊の右手の区画にあり、それなりに親しまれている様子は伺えました。
それと気になったのは境内の至る所に置かれた小さなだるまで、どうして勝尾寺のダルマみくじがこんな所にあるのだろうかと思った位に良く似ていて、こちらもみくじだるまとして親しまれている様でした。後発感は否めませんけど。
�茵（疹覽楡廖⊆訖�門
�蕁‖膓北隋並莪貅‖膓謀賊� 南門）
�茵‖莪貅‖膓謀�
�蕁々盡羣�
�茵‖膓謀造�ら若草山・春日山・高円山を望む
�蕁‖膓謀造�ら矢田丘陵と生駒山を望む
�茵‖萋鷦‖膓謀�
�蕁‥豈…躅�
平城宮跡はもちろん子供の頃から何度か立ち寄った事はあるのですが、次々と建てられて行く朱雀門（1998年に復元）や大極殿（2010年に復元）や商業施設に対しては殆ど無関心で、今回訪れて見れば新しく大極門（2022年に復元）が建てられていました。その無関心の理由については、要するに神社仏閣とは違って精神的な拠り所を持たない、良く言えば博物館的な、悪く言えば単なる商業主義的な代物にしか思えなくて、価値ある物とは到底思えなかったからでした。しかし今回改めて平城宮跡を隅々まで散策して見て、このだだっ広い空間を観光資源として有意義に残して行く為には、このプロジェクトに勝るものはないのではないかと思えて来ました。要するに文化財からアミューズメントパークへの転換という訳ですが、この場所が奈良の新たなランドマークとなり、観光資源として大いに活用できる様になれば、それも夢のある話ではあるのかも知れません。そこで大切になって来るのは、どうやって本物感を演出させるのかでしょうが、もしも天皇が正式に御来園されたら、それこそが本物の証になると思います。京都御所の様な存在になり得たら、それは本当に凄い事。
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