mixiユーザー(id:12898330)

2023年08月04日04:58

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知らんけど

ヒューマンエラーがもし全く存在しないならば、業務は方程式を解くように数少ないパラメータ「だけ」のインプットで問題解決をスタンドアロンで遂行できるだろう。
しかし現実の業務では、前任者あるいは既存ドキュメント、あるいは上流工程成果物のいずれかに何らかレベルのヒューマンエラーが多かれ少なかれ混入している「と考えて間違いない」。
このような実態が存在している以上、実際の業務では頭で考えてすぐに想定される「理論上の必要にして十分な」引継ぎ事項だけでは多くの問題解決を成しえない。
他者と自分が一切のヒューマンエラーをやらかしてないと仮定すれば、必要にして十分な引数だけのやり取りで個々は業務を成しえるはずだが実際は他者もそして自分も「何かしら」やらかしているので実際の「ほとんどの」業務は「追加の情報」が必要となると考えてよい。

以上を前提に考えると少なくとも下記の二つの結論が導かれる
一つ目は、リモートワークより対面の方が互いの業務効率がよいこと。
そして2つ目はよく理想的な職場で誰かが思い描いているようなスマートな仕事の進め方では業務は遂行されえないということ。この2つ目をさらに掘り下げると、下記が言える。
よく職場内でライバル関係(あるいは派閥関係)があったり、社内いじめの標的にされている人がいる場合、これらの人間同士で互いにあるいは一方から一方に対して「必要不可欠」な追加情報の伝達が遮断されうる。
上述したように実際の業務は方程式やプログラミングソースコードのように「理想上」最小限の引数やパラメータだけでは成立しえない(と考えてほぼ間違いない)。
そして追加情報の展開やリリースが「必ず」必要である。
にもかかわらず、「決まり事」があって、理論上最低限の業務引継ぎだけを形式的に執り行ってそれ以後は互いに対立関係となって互いにあるいは一方方向に対してだけ情報遮断が起こったとしたら、理想的にはどうだかしらないが実際には業務は遂行しえない。
このような実態があるにもかかわらず、我が国の多くの職場内ではライバル同士の揚げ足取りや、不完全な決まり事を敷いて情報遮断が執り行われている「光景」をよく目にする。
さらに、我が国では正規社員が外注で協力業者や協力業者の協力業者に仕事を「丸投げ」かそれに近い状態で委託もしくは指示を出すことがある。
派遣契約なら瑕疵担保責任は派遣先にないので派遣先は不完全な情報伝達を隠れ蓑にして業務の完遂ができなかったことの言い訳の余地がある。
また業務委託契約でも業務範囲の定義のあいまいさを隠れ蓑に瑕疵担保責任の過失割合低減を主張する余地がある。

減点法はある意味白黒の区別「だけ」はできる馬鹿でも簡単に「採用」できる評価法だが、成果の正当な評価は馬鹿ではできない高度な判断力が求められる。
ラグビーではトライされたら5点失い、ペナルティゴールされたら3点失うが、我が国のビジネスシーンでは大企業ですらトライされても「責任を回避すれば」失点は0点でペナルティを犯せばたとえ巧妙に隠匿された他責でも10点くらい減点されているように見える職場がチラホラあるようだ。
このようなからくりから本当の実力があってほぼ独力でトライした社員でも正当な評価ができる上司が居なくて貢献度0点と評価されたり、些細なミスでも「明確にわかる」「ささいな」ミスで-10点と原点評価される場合がある。
こうして「まっとうな」人材は失望しモチベーションを下げ、揚げ足取りや社内政治力に固執したやからが社内で発言力を持ったりするのだと思う。

我が国の業務効率が先進国ワーストワンな理由はよくわからないが、我が国では揚げ足取りや減点法による評価や俯瞰力が低そうな人がホワイトカラーにも多く混在しているように見えるが、揚げ足取りや「公正競争」と「村社会の派閥争い」の区別がつかない「偽エリート」や俯瞰力がないキャリアがなぜか居てチームの士気を下げチームプレーを失敗させてるのではないだろうか。
知らんけど
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