mixiユーザー(id:555665)

2023年07月25日00:27

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D4

暑さのせいか食欲もあまり出ないし、眠りが浅いのか仕事中に眠くなってしまう。

・岸辺露伴 ルーヴルへ行く

ドラマ全話視聴済み、原作未読。
身近な怪現象だったドラマ版から大きくスケールアップし、美しさの中に不穏さを湛えるパリの曇り空と、それ以上に怪しく美しいルーヴル美術館を観ているだけで眼福なのに、いよいよ本人にしか見えなくなってきた高橋一生演じる岸辺露伴先生と向かうところ敵なしな飯豊まりえa.k.a.泉鏡花、白石加代子や安藤政信、美波らゲスト陣もフランス俳優の方々含め文句なし。青年露伴を演じた長尾謙杜も意外と悪くない。メインキャストから漂うそれぞれテイストの違う色気も堪らない。
なんといっても物語のキーとなる謎の女性を演じる木村文乃が白眉。佇まい、所作全てが美しいその姿はまさにモナ・リザのようで(多分意図的に寄せてるが)、下手したら露伴先生よりも印象に残る。終盤に登場するとある男性キャラも、さすがというべきか素晴らしい表情だった。
この出来事とあのキャラがどうルーブルに繋がるんだ?という疑問が終盤一気に収束するストーリー、どこまで史実かわからない美術館、美術トリビアに煙に巻かれ、「黒い絵」のゾクリとするタッチに「そう来たか!」と思わせる絵の謎、巻き起こる悲劇と常に画面に目を惹きつけて離さない。
ドラマ以上にホラー(というよりは怪奇というべきか)味も強くそこそこショッキングな画があること、とある虫が大量に発生するのでニガテな人にはきついかもしれないこと、ほぼ全ての謎を丁寧に説明してくれるので個人的にはもう少し想像の余地を残して欲しい部分などは気になるが、間違いなく映画館で観る価値のあるオススメ作品。
ドラマ版未視聴でも問題ないのも◎。

・ドラゴン・パール 謎の皇帝のドラゴンボール

当然ながらあのドラゴンボールとは一切関係が無い。
どシンプルなお話に少年少女のわちゃわちゃ、話を信じてくれない大人たちに父親との確執、ここぞという時に活躍する3枚目キャラ、いかにも裏切りそうな奴がやっぱり裏切るなどどこまでもテンプレ通りのまごう事なきキッズムービーだが美術、CG、スケールとも意外と安くはない。中国版グーニーズ &ネバーエンディングストーリー(ただしだいぶ薄味)といったところ。
主人公の父親役で大物サム・ニールが出演しているのだが出番の多さの割に目立った活躍無し、こりゃ息子にも嫌われるわ、な頑迷親父はさすがの存在感だった。
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